表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不思議な場所  作者: 菜畑
3/6

夕食

「この空間には生きた猫は相応しくなかったと」

「そのようだ。」

「だからってウサギのぬいぐるみにならなくったって」

「この空間が決めたことだ 。それより周りを見てみろ」

振り返るとガヤガヤと人で溢れていた。ドリンクを注文する人。ピザを食べるカップル。その他大勢の人々。

「 いつのまに……」

「ここの外を見てみろ」

閑散とした雰囲気だった。家が2件ほどしか見えず空と砂が空間の大半を占めていた。

「何もないな」

「さっきの人間達はこの反対方向へと向かっていったようだ」

「何故わかるんだ?」

「以前と景色が変わっていない」

「景色も込みで変わるものなのか」

「そりゃそうだ」

「これからどうする?」

ウサギが聞いてきた。

「とりあえず外に出てみようと思う。あ、でもここで夕食を食べてからにするかな」

カウンターの列に並んでピザを注文した。

2人がけの椅子に座りテーブルを挟んでウサギを前にしてピザを食べた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ