こーち、けっこんしてよ ~麗華の場合
女の子が少年サッカーなんて珍しい。
そう言われていたのは一昔前のことだ。
女子サッカーがワールドカップで優勝した翌年以降、一チームに一人か二人女の子が混じっているのが珍しくなくなった。そして、小学校五、六年生といえば、成長期の始まった女子は一気に身長体重が増える時期で、大抵の男の子よりもガタイが良いし、ボール捌きも丁寧だから、成長期の始まっていない男の子よりよほど活躍できてしまったりする。
私もその例に洩れず、六年生の前半ぐらいまでは体格とテクニックで圧倒することで少年団の中でぶいぶい言わせてたのよ。
そのせいで、周囲……主に少年団の野郎どもから女扱いされていないことに気づいたのは、中学に入る前だった。更には本当の意味で自分が女子であることに気づいたのは中学に入って部活動を選択する時だったのだ。
女子サッカー部なんてないから、男子サッカー部に入るしかない。でも、男子サッカー部は今まで女子のプレーヤーがいなかったし、公立中学というのに部員百人を超える県下でも強豪校に上げられる学校だから女子一人ではいろいろと問題があった。
「お前、暇人か」
卒団した私が毎週土日に少年団の練習に顔を出していたら、若くて可愛いママさんに入れてもらったアイスコーヒーを美味しそうに飲んでいたぶちコーチが呆れたように言った。
ぶちコーチは永淵博之といい、私の代の担当コーチだった人だ。若手筆頭のコーチで、この少年団のOBだ。ぶちコーチがレギュラーだった代はとても強くて、全国目指せるぐらいだったって聞く。監督がよく「栄光の~団だったんだけどなあ」と嘆いているので、本当に強かったんだろう。過去の記録を見ると、軒並み優勝の文字が並んでたりするし、実はその代にはJリーガーになった人もいるぐらいだ。
今は地区の中堅といったところで、年々弱くなっているらしい。ごめんね、監督。
私が小学三年生で少年団に入団した時、ぶちコーチは二十四歳で市役所に勤める地方公務員だった。土日が自由になるのでコーチにならないかと誘われたらしい。
「そう。暇なんだもん。敦也も治也もここだし」
結局男子サッカー部に入るのを断念した私は、弟の二人を眺めながら不貞腐れた顔で答えた。
小学三年生から六年生までサッカー漬けだった私には、土日に遊べる友達がいない。友人たちはみんな中学でサッカー部に所属しているので、土日祝は練習なのだ。女の子の友達はいろいろ面倒なので作る気にもならない。色恋沙汰に巻き込まれて敵視されるのは小学生の間だけで十分だ。大体、あんなサッカー馬鹿どものどこがカッコイイかわからない私を敵視したって意味ないのに。だって、同じ土俵にすら上がってないんだもの。
「しょうがないよ。ここの中学、女子はサッカー部に入ってもマネージャー扱いだもんな。サッカーできないんじゃ、クラブに入っても意味ないしなあ」
ぶちコーチの同期である、かのちゃんコーチが私の頭をガシガシと撫でた。かのちゃんコーチは一年前に結婚したばかりの新婚さんだ。土曜の朝からグラウンドに来ていて奥さん怒らないのだろうか。
「女子クラブチームは行かないのか?」
「遠くて一人でグラウンド行けないし、お母さんが私に付きっ切りになっちゃうんだよね。敦也たちがいるし、無理かなあ」
それに、忙しくなって、ここに来れなくなってしまう。ちらりとぶちコーチを一瞥して、ばれない様にそっと息を吐いた。
コーチ!終わりました!と元気な声がグラウンドの中央から聞こえた。
二人は中身を飲み干して、グラウンド当番の保護者にお礼とともに空のコップを渡すと、子ども達の元へ向かう。身長180cm以上のかのちゃんと公称170cmのぶちさんが並んでる姿はでこぼこコンビだ。ぶちさん、本当に小さいなあ。あれでも昔は大きく見えたんだけどな。
アップが終わったところだから、次は基本練習だし、どうしようかなあと視線を彷徨わせていると、六年生の集団の方から可愛らしい声が上がった。私を呼ぶ声を見やると、二人ペアを作ってパス練習が始まってるが、一人あぶれてしまっているのがわかった。
しかたないとばかりに、私は呼ばれた方へ走った。まあ、そのために顔を出しているんだしね。
私には平日の女子サッカースクールだけじゃ物足りない。基本練習でもミニゲームでも何でも良い。六年生の相手をしながら、つくづく思い知る。私はやっぱりサッカーボールを蹴ってる時間が好きなのだ。
そんな風に、古巣に戻ってサッカーをするという週末を何度も繰り返し、合宿にまでついて行ったりして……母が弟の当番で行くからさ、一緒に行ってあげたのよ。卒団してからも、少年団漬けの私に転機が訪れたのは中学二年生の時。そろそろ秋も深まる十月の事だった。
「あれ? ぶちさん今日も休み?」
練習中のグラウンドに目的の顔がない。四回連続だった。こんなに顔を合わせないのは少年団に入って以降初めてかもしれない。
思わず出てしまった呟きに、当番のお母さんが答えてくれた。
「デートかな。試合は来るけど、練習は最近休み多いよ」
聞き捨てならないことを言われた。
「ぶちさん……彼女できたの?」
「週末は半同棲状態だってかのちゃんが言ってたから間違いないと思うよ。みんなで心配してたけど、良かったよねえ。結婚も秒読みかな」
は、半同棲? 結婚? それって……。
嬉しそうに教えてくれる母達の声が遠くに聞こえる。目の前が真っ暗になった気がした。
ぶちさんに彼女ができるなんてないと思ってた。いいえ、考えたこともなかった。ぶちさんはぶちさんで、私のコーチで、ずっとこのままだと思ってた。変わることなんて頭の片隅にもなかったのだ。
でもね、私はちゃんと知っていたんだ。
かのちゃんコーチが結婚して半年ぐらい練習に顔を出さなかった時に。私が卒団して新しい制服を着て中学へ足を踏み入れた時に。ぶちさんの担当学年が新しい五年生になった時に。私の少年のような体が丸みを帯び、大人の女に変わっていくように、変わらないものはないんだってこと。もうとっくに知っていたのに、変わりたくなくて、変らないものを求めて、毎週のように少年団へ顔を出していた。
あまりの衝撃に動けなくなっていた私の耳に賑やかな声が聞こえてきた。声変わり前の澄んだものから、風邪をひいてるのかと思うほど掠れてる声まで様々だ。
「こんちはー。ぶちコーチは?」
「永淵コーチは休みだよ。蹴人、あんた喉がらがらだね」
「あーみんなから言われる」
「だろうね。何? あんたたち部活休み?」
当番の母達が三月まで団のレギュラーだった四人に呆れ顔だ。
そりゃそうだ。この時期に部活が休みなのは二学期の中間考査があるからであり、遊び歩くためではないのだ。
「なんだ。かわいい彼女できたって言うから、ぶちコーチからかいに来たのに」
がらがら声で呟くのは蹴人だ。一つ下ながら、私の代のエースストライカーだった。トップ下のポジションが多かった私は奴とはかなり親しい。もう一人五年ながらレギュラーだったのが朝陽で、守りの要である頼りになるセンターバックだ。あとの二人はあまり接点がなかったので、親しくはない。ああ、だけど樹は最近金曜の夜練で良く会うかな。あまり話したことないけど。
「なんで、あんたたちがぶちさんの彼女知ってんの?」
思わず声を上げると、四人目の子が、私の名を口にして頭を下げた。色白でぽっちゃっとしてる優しそうな子だ。えっと、誰だっけ?
私の疑問など知らないから、その子はそのまま続ける。
「叔母さんの友達なんだ。ぶちコーチがうちの叔父さんといる時に偶然会って、フォールインラブ。二十三歳の超美人でさ。三十歳のおっさんの彼女になるような人じゃないんだよ」
お前の叔父さんが元凶か!
それで思い出した。この子はぶちさんとかのちゃんの同期を叔父さんに持つ少年団一家の子だ。……名前忘れたけど。
「でも、ほら、ぶちコーチ自分があれのくせに、面食いだよな。最近太ったのは幸せ太りかな。前会った時、結構やばくなかった?」
朝陽がそれに被せてくるの、無性に腹が立った。
確かにちょっと太ったし、お腹も出てきたかなあなんて思ったけども。そういや、出会った時よりもおでこが広くなってるんだよね。いや、そこは問題じゃない。問題なのは、このままいくと私は毎回誰かしらにぶちさんと彼女の話を聞かされる羽目に陥るんじゃないだろうか。
結婚報告なんてあった日には泣くに泣けないじゃないか。
私は次の週から土日に少年団のグラウンドへ顔を出すのをやめた。代わりに母にお願いして、中学生メインの女子サッカーのクラブチームに入ることを許してもらった。やっとやりたいと正直に言ったわねと、母から激励を受けた。私がそう選択するのを、母が一番待っていたようだった。
そして、私はおじさんに不毛な恋をするのはやめようと決心した。
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「麗華先輩はメンタル強いですよね」
後輩がしみじみと口にしたのは、私が失恋して一年を過ぎた頃だ。
体育館横の段差に座って、子供達が片付けるのを待っていた時だった。秋になって、風が冷たい。でも、夜練を終えた体には気持ち良かった。
ほとんど話したことがなかった後輩の樹が、どこをどう間違ったのか、気がつくと一年間で親しい後輩になっていた。毎週金曜日の夜練で会うからだけど。
「突然何よ」
「いや、俺は無理だなあと。失恋した相手に会うために毎週通うなんて」
後輩の言葉を理解して、私は真っ赤になった。
何で知ってる!?
そうなのだ。恋心は封印と思ったものの一週間に一度でもぶちさんに会わないと、いてもたってもいられなくて禁断症状が出てしまうことに、私は一ヶ月で悟った。
気づいてしまっては仕方がない。私は金曜日だけ顔を出すのを再開したのだ。
「あんたこそ、サッカー好きじゃないくせに、毎週来てるじゃんか」
悔しくて、前々から考えていたことを指摘すると、奴は戸惑ったように首をかしげた。
「そう見えます?」
ああ、見えるよ。ここに顔を出すの、指導以外の目的があるように思っていた。それとも、私に下心があるからこの子も同じだと感じるのかしら。
「蹴人や朝陽はあんたみたいに毎週入り浸ってないもの。あいつらは自分がサッカーする時間が大切だからね」
「麗華先輩、それきついですよ。あいつらはレギュラーじゃん。俺がA落ちしてることへの皮肉ですか?」
ちっとも堪えていない口調で奴が反論して来た。そこに悔しさや、二年生ながらレギュラー入りしている二人への羨望や妬みは全く見えない。
私なんか、元チームメイトの涼太が二年でレギュラー入りしてるのを聞いたときは腸煮えくり返るほど嫉妬したけど。だって、あいつ私より下手だったし。フィジカルを考えなければ、今だって絶対に私の方が上手い。あいつ、まだ私を一対一で抜けないんだよ。なのに、三年になってキャプテンやって、男の子だから簡単に居場所を作れてしまう。
こいつだってそうだ。サッカーが好きじゃないのに、男の子だからって中学の部活でサッカーすることに障害がない。男の子だから。試合で勝ってはぶちさんに褒められる。ずるい。
喚きながら奴を睨んでいると、参ったなって様子で彼は肩を竦めた。
「麗華先輩は本当に好きなんですね。サッカーとぶちコーチ」
何でそうなる? 私そんな事言った?
慌てて目を白黒させると、奴は私を笑った。
「中学でサッカーするだけでぶちさんに褒められる癖にって、さっき、言いましたよね」
うわ、口に出てたか。
「ねえ、ぶちコーチ、彼女と別れたって知ってました?」
唐突に爆弾発言を落とす意図もわからないままに、あれよあれよという間に、人差し指で顎を持ち上げられた。その視線は正面の私を見ていない。背後に何かあるのだろうか。
奴が、唇の端を持ち上げて僅かに笑ったように思えた。その顔に腹黒さが見える。もしかしなくても、こいつ、いい性格してんじゃない?
「試してみましょうか」
そういうと、奴は私のあごに人差し指を当て、顔を上げさせた。瞼を閉じた顔がアップになる。
突然の事でびっくりして動けなくて、ついまじまじと奴の顔を凝視してしまった。
栗色のくっせ毛が柔らかそうだなとか、眉毛も茶色なんだとか、頬に落ちる睫毛が影ができるほど長いんだとか、肌がきめ細かくて滑らかそうだとか。ぷにぷにで可愛かった頬が、いつからかしゅっとして、男らしさを匂わせ始めているところとか、適度に厚さのある血色のいい唇が色っぽいとか、他のサッカーバカ達と違って、こいつがモテる理由がわかる気がするなとか。どうでもよいことを色々考えてしまった。
近づいた唇は紙一重で触れる事はない。
口から漏れる吐息が唇に触れて、何だかどきどきする。
「麗華さんはさ、おっぱい魔人じゃない俺でも興味持っちゃうぐらいには、自分がエロい体してるの、自覚した方が良いよ。白いシャツ一枚でさ、襲ってくれって言ってるようなものだよ」
至近距離で囁かれて、私は羞恥心で耳まで赤くなった。何てこと言うんだ、こいつは。
「あ、ちなみに、ぶちさんはおっぱい魔人だから。麗華さんの体で迫れば簡単に落ちると思う。……ほら、釣れたみたい」
不意に顔を離して奴が私の背後を見上げたので、何事だろうと振り返る。と、ぶちさんが怖い顔で仁王立ちしていた。
「もう練習終わってみんな帰ったぞ。不順異性交流するために来てるならもう来るな!」
私、何もしてないのに、ぶちさんに誤解されたじゃないか!
樹の馬鹿やろう! やっぱりあんたは嫌いだ。
心の罵倒から十分。みんなが引き上げてガランとした体育館で怒られるようなことをした覚えがないのに正座で説教を聞いていた。
「ぶちさん、もういい? 俺、約束があるんだ。じゃ、後よろしく、麗華先輩!」
元コーチの説教もなんのその、殊更可愛らしく告げて荷物をまとめる樹に、ぶちさんがぶち切れてるが、気にする様子もなく、奴は体育館を後にする。ムカつくほどに、ああいう笑顔が似合う奴だよ。
薄々気づいてはいたが……やっぱり、性格悪かったんだね。
「ねえ、子ども達も帰ったしさあ、戸締りして帰ろう?」
こうしてても仕方がないので帰宅を促してみた。夜練終了後に保護者が戸締りして帰るのだが、今日の当番の母が来られなかったので私が鍵を預かっているのだ。だから、みんなが帰った後にこんな風にゆっくりしていられるともいう。
ぶちさんはじっと私を見つめてから、それはそれは盛大な溜息を吐いた。
「麗華……」
なにやら真剣な声音だったので、荷物を片付ける手を止めてぶちさんと向き合った。
「お前、一応女の子なんだから。樹はあれでも曲がり間違えても男なんだぞ。何かあったらどうするんだ」
日本語がおかしい。一応なんてつけなくても私は女だし、間違えなくても樹は男だ。でも天地が引っくり返っても何かあることだけは絶対ない。
それ以前に、そこは私のプライベートな部分であって、親でも彼氏でもないぶちさんに言われる筋合いなんかないはずだ。私のことをなんとも思っていないのに、大事にする振りだけするのはずるい。そのことに一番怒りを感じた。
「自分は女とよろしくやってるくせに、親でも恋人でもないぶちさんが私や樹にそんなこと言うのおかしくないですか。ぶちさん、もう私たちのコーチじゃないんですよ」
わざと突き放すよう言い放った。
これで兄貴代わりだとかでも返されたら、確実にプッツン切れると思うわ。そう考えたそばからぶちさんが禁句を口にする。
「ほら、俺は兄みたいなもんだろ。お前はまだ子供だし、可愛い麗華になんかあったらって心配しちゃだめなのか?」
下手に出ている声音で、さも当然だという表情が気に食わなかった。どこかでぶちっと切れる音がした気がする。それが頭の中なのか、心のどこかだったのかなんてわからないし、知らない。
私はぶちさんを力任せに押し倒した。
仰向けに倒されたぶちさんは、突然のことに唖然となっている。そんなことお構いなしで、彼の上に乗りあがって腰に跨ると、私はおもむろにスポーツブラごと白いシャツを脱ぎ捨てた。
「子供じゃない」
ぶちさんの男性にしては大きくないゴツゴツした手を取り、私の柔らかい胸に押し付けた。Eカップの胸は彼の手に収まりきらない。
「私を見てよ。おっぱいだってこんな大きくなったし、子供だって産める。八ヵ月後には結婚だってできるんだから。もう子供じゃないでしょ。ねえ、どうして子供に見えるの!?」
腹が立って、悲しくて、どうしようもなく苦しくて。
彼が生まれてから十六年も後に生まれたのは私の責任じゃない。出会った時に私が小学生だったのは仕方ないじゃない。今すぐ結婚できないのは日本の法律のせいで私にはどうしようもない。
好きなんだもん。好きで好きでどうすればいいかわからない。
サッカーが好きだから、ぶちコーチに褒められるのが嬉しかった。ぶちコーチに褒められたいからサッカーを上手くなりたかった。サッカーが好きだからコーチのぶちさんを好きになったのか、ぶちさんが好きだったからサッカーを好きになったのか。小学三年生の時の自分の気持ちなんて、もうわからない。
私にとってサッカーはぶちさんと同義語だったことだけが確かなことだった。
何が言いたくて、何を伝えたいのか、もう自分でも理解できない。
ぶちさんは泣きじゃくる私を上に乗せたまま、殊更大きく息を吐いた。まるで、自身を落ち着かせようとしているようだった。
「お前ね。俺を何だと思ってやがる」
呆れたような口調だったけれど、声はいつものように優しかった。
「ぶちさんでしょ?」
嗚咽交じりに答える私の背をゆっくり撫で下ろして、やっぱり呆れたままの口調が言葉を続ける。
「俺はあと二年、治也のコーチだ」
「そりゃそうでしょうよ。あの子四年だもん」
彼の胸に伏せたまま、顔は上げられなかったけれど、穏やかに紡がれる声に落ち着いてきた私が当然のように返した。
「お前の母ちゃん、ちょーこえーんだぞ」
「知ってる」
ぶちさんは考えるように口を閉じ、私の頬を両手で包んで顔を上げさせる。
視界に入った彼の耳がほんのり赤くて、意外だと思いながら視線を合わせると、大きくて暖かい手が頭へと移動した。
「お前が高校卒業して、サッカーと俺以外に好きなものがやっぱり見つからなければ貰ってやるから」
私の頭をくしゃくしゃと撫でながら、ぶちさんは真っ赤な顔でそう言った。
背が低くて、髪が後退しかかっていて、ちょっとお腹が出てきてて、おっぱい魔人のエロオヤジで、ちっとも格好良くないけど。
それでもやっぱり私はぶちさんが大好きだ。
二話で終わらせるつもりが、短編集みたいな感じなってしまいました。
これもそれも、評価なんていただいて舞い上がってしまったからです。
これ以降の構想は、実は三階からも見えていた系の話しか思いつかないので、三話で打ち止めかな。
何か思いついたらまた上げてるかもしれません。
読んでくださって、ありがとうございました。