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招集と任務内容

一本の電話から始まったこの特殊任務しかしこれから彼らを待つものがどれほどのものかをまだ知る由もない。

二条家

「ハイ、ハイ明日分かりました。」

電話をの受話器を置くと

「優樹、赤い方の電話が鳴ってたけど招集?」

妻の梨奈が言ってくる。まぁ、同じ国防軍で働いているので大体察してくれるのがありがたい。

「私も情報部で働いてるから大体の作戦内容もわかるけど無理はしないでね」

梨奈は俺をまっすぐに見て言う。

俺と彼女の付き合いは中学時代から高校、大学(防衛大学)と続き任官と直後に結婚し今に至る。現在は俺が三等海佐、彼女は一等海尉とそれぞれ別の部署で働いてる。・・・・・・・・・・・

「梨奈、今日はもう寝よう」

彼女と二人寝室に向かうのだった。



次の日、俺は木村哲郎一等海佐のオフィスにいた

「二条、この作戦はNSCや国防海軍情報部と連携しておこなうターゲットはボルジア共和国の領土アイザス島で軍事関係の研究員それも主任として働いている。こいつの身柄を現地で拘束、奪還だ。武器の使用に関してもこれといって制限はない。好きなようにやって良い。」

木村一佐は言い一つのファイルを渡す。ファイルには

「斎藤賢一日本国エネルギー工学の権威、しかし2年前の事故で死亡」

と記されており顔写真も確認できた。

「二年前に・・・死亡?!・・じゃぁ・・この死は・・」

「察しがいいな三佐その通り偽装だ奴がボルジアに渡るための」

木村一佐は言い

「いいか、なんとしてもこいつをふん縛ってでも連れ帰れ」

「了解しました」

俺は木村一佐に言い敬礼する。

「ここから友人として言うが気お付けていけよボルジアは最近はきな臭い兵器の開発なども行っていると言うからな」

木村一佐は俺の肩を叩きそういった。

木村のオフィスを出てブリーフィングルームに集まっている。部下たちのとこへ行く

「敬礼、」

副官の高橋紀之一等海尉が号令をかけ

「皆、楽にしろ」

俺が言い皆が席に着き

「今回の任務内容は奪還作戦だ以下のファイルに皆目を通しておけ」

皆がファイルに目を通していると

「三佐、質問よろしいでしょうか?」

手が上がり

「伊藤海曹長」

俺が指すと

「ハイ、三佐このターゲットについては現地で探し見つけ次第拘束とありますが敵勢力、ボルジア軍と万が一の事があった場合は」

海曹長からの質問に

「万が一の場合の武器の使用は事前に許可が下りてる。木村一佐も好きにやっていいと仰っている。だが極力そうはならないように現地で潜入している工作員のちからも借りてターゲットを拘束、奪還する。他に質問は?」

周りを見渡すと

「ハイ、」

手が上がり

「井上二等海曹」

指名すると

「ハイ、ターゲットを確保後はどうやって帰還するので?」

と質問が上がり

「回収後はこの施設にあるヘリポートにNSCがヘリをよこすことになってる。」

と説明すると

「分かりました。」

と返事が帰ってきて

「他に」

と聞くも何もなく

「装備をまとめ滑走路へ集合。」

皆ブリーフィングルームから出ていき出動の準備に入るのだった。

今回はチームが招集されるまでと任務内容を知らされるまでを書きました。

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