読書と読み聞かせの話。人の知性=読んできた活字の総量だと私は思う。英語はインプット9割。
ほんの少しだけ英語の話。と、その前提の中に日本語の読書の話です。
少し前と1/4ほどは内容同じです
英語以外の言語も音だけでも乳児期~耳に入れておきたいのは理想ですが、
できることが大きなメリットになる、むしろできないと不利になる英語。
英語なにか子どもにやらせたいな~やりたいな~と思ってる方、やってる方にお伝えしたいこと。
◆大前提として
母語である日本語が土台。
第二言語も思考は母語の上に乗るので
国語力を上げることが英語他すべての伸びにつながる。
国語と論理的思考の能力を高めることを基本に置く。
まず英語より何よりも日本語で多読!
何歳まででも、子供に嫌がられないならいつまででも寝る前読み聞かせは吉です☆
たくさんたくさん読み聞かせをしてもらった子は、本が読書が大好きになりますよ。
就学前に自然に読めるようになる場合もよくありますが、あえて文字を教えたり練習したりと就学前に無理して文字や本を読ませなくても、小学生になって月日が経つうちに文字も本もどんどん読めるようになります。
本って読書って楽しいな、と思う子に育てる。これが大事。
学ぶことをしんどいな、いやだな、やりたくないな、などと思わせないも大事。
本は図書館で借ります。
一緒に図書館に行くこともありますが、勝手に私が子どもに読んだらいいかなと思う本を適当に大量に借りてきます。
いろんな作者のいろんな作品。
シリーズ物を1,2冊借りて子供が気に入るのがあるとその後当分同じシリーズを借り続けられるので、よし!っと嬉しくなります。
お話以外もたくさん借ります。科学や歴史、地理、お料理や工作の本などは必ず借ります。
漫画形式になっている本も多く、子どもも喜んで読むので良く借ります。
写真や漫画、イラストが多い本は、元々は子供が興味がない分野や題名でも、うっかり読んでることがよくあります(にやり)
借りてきても結局ほとんど読まない本があるのも全然よいのです。
本との相性というものがあるので、どうしても手が出ない本とか、読み進まない本ってあります。
少し読んで、進まない本はそれで本を閉じておしまい。読みたい本を読みます。
本は読みかけで並行して読みたいなっと思う本を気の向くまま開きます。
本人が読めなくても、意味がわからないであろう難しめの本もどんどん読み聞かせたらよいです。
本人が手を付けていない借りてきた本を、最初の数ページなどだけ、読み聞かせ聞かせると、続きが気になってその後自分で読み進めることがよくあります。
本を置く場所や置き方も少し工夫します。
図書館で親が色々な本を借りてきても子どもは全く興味を示さず広げないことは多々ありますが、それは当然のことで、そんな本でも、親が子供がいる前で楽しそうに読んだり、わざと興味を引きそうなページをダイニングテーブルの上やソファに広げて置いておいたりします。
うっかり手に取ってしまう場所に、表紙が見える置き方をするのも一つ。
写真やイラストが多いページや表紙は食いつきやすいです笑
決して本を読みなさい!とは言いません。
本人が読みたいから読む。を作ります。
本を読むのは良いことだよ、賢くなるよ、という価値観をもたせられるような声掛けは時々します。
勉強やスポーツのトレーニングのようなことも、ゲームや動画もですが、
「やりなさい」と言われるとやりたくなくなって、
「やりすぎ、もうやめなさい」と言われると、もっとやりたくなる。
ものですので、
本読みすぎじゃない?もうやめなー。えっもうそんなに読んだの!?また図書館行かなきゃじゃん~など言うと、むしろよろこんで読むようになったりします。
学習も「やりなさい」は出来るだけ言わずに、「え⁉早い!もうそんなにやっちゃったの!?」「もうおしまい!やりすぎ!」「もう次の買わないといけないの!?」とか、言えたらいいと思うけど、これは少し難しいですが今も意識してます。
末子には学習面では少し甘やかしすぎた反省もありますが、家庭学習は6歳ごろから始めたのですが「少しいやがっても最低限の家庭学習をやらせる」ということを小4頃まではほぼやってません。(家庭学習に学校の宿題は含みません。学校の宿題は自己責任としており、必ずやる!というものとはしてません。漢字やローマ字なぞりを書いたりなど手伝ったりはしてます←これぞ甘やかし笑)
10才になった日からやっと「嫌でも面倒でもこれだけはやろうね」というのを始め、ようやく週の半分以上の日は家庭学習できるようになりました笑。ちなみに本当に「英語の勉強」はほぼせずですが、今の所英検準2級1次まで合格してます(2次は未受験)。理社は学校の授業は知ってることだらけでつまんない、とのことで、まあそれが良いかどうかは置いといて、勉強せずとも身についている教養はあるようです。算数も学校の内容がギリギリやっとなこともありますが、数学年先でやるようなこともそれなりにちゃんとできたりしてます。日々の家庭学習は0分~30分程度。10才以降平均しても15分/日ないんじゃなかな。・・もう少しやってもいいとは思うのですが、長男が低学年期はかなりしっかりやりすぎまして、その反省があったこともあり、末子のため甘やかしすぎています。それはそれで反省中なのですが・・・・次男は発達特性があったのでそのフォロー優先とその後末子の出産があり、家庭学習量は末子と同じ程度かそれ以下かもしれないです。長男低学年期にやりすぎたのは一長一短(二短以上?)あったと総括しています。その反動もあってか長男は中高時代は全然勉強してません。高2終わりからはめちゃんこ勉強してます。大学ではものすごく、おそらく日本の大学生のトップレベルの勉強量してます。学習量やその強い方は、その子その子の子ども一人一人のもつ気質や特性にもよるし、親自身の状況にもすごく左右されることなので、一概に学習沢山した方がいい、しない方がいい、無理やりでもさせたほうがいい、無理やりは良くない、というのはどうとも言えず、難しいです。
長男次男も中学生くらいまでは理社は学校で習うことは知ってることばかり、また国語は高校時NO勉で模試偏差値65は普通でした。理由として思いつくのは乳幼児期~小学生の読書と外遊びや運動量がずば抜けてたことだけです。読書と外遊びってすごいですよほんと。外遊びのメリットが挙げきれないの話は膨大すぎるのでまた改めて。
さて読み聞かせの話に戻ります。
何歳でも読み聞かせにはメリットしかないのでは。
我が家では、小学校高学年の頃で私が意識しての読み聞かせを辞めましたが、子ども本人高校生になってからが、試験前に世界史の教科書や問題集を寝る前記憶のために読み聞かせして、と言ってきて、度々やってました。
寝る前の高校生の息子の部屋に入り、薄暗い穏やかな空気を一緒に過ごすってなかなか貴重で幸せな時間でした。
小学生以下の子にも、寝る前読み聞かせに中学高校の教科書などもおすすめしたいです。特に理科社会。
教科書でなくとも、理科社会などの暗記系の本をぜひ寝る前に読み聞かせてください。
読んでる大人にもよい教養になるし、子供には無意識の記憶に刷り込むのです。
親が読みたい本、大人向けの本もありと思う。
私は最近は寝る前読み聞かせの音源をYouTubeの音源に頼ることも多々あります。
YouTubeの音源の場合は、寝る前にふさわしい音や声の質と、言葉遣いができるだけ正しく美しいもの、文語に近いものを選びます。
とにかく本を読もう!
人の知性=読んできた活字の総量だと私は思う。
日本語も外国語も読書がその人の知性の糧となります。
◆バランスが大事
そして、何事も戦略とバランス、心身の安定(親子共に)が一番大事。
◆中学生以下の英語(言語)学習の基本として考えの中に持っておきたいこと
・英語楽しい!好き!を育みたい
・英語習得は学習というよりも筋トレです
・9割インプット!!(動画視聴、読む、聞く、音読)
アウトプットは1割(書く、話す:自動的に言葉が出るようになるが理想のゴール)
・乳幼児期は10割インプットでいいと個人的には思う。
・小学生高学年以降に始めるなら、ポジティブなモチベーションを持たせてスタートしたい
(英語できたらカッコイイ、その方がお金持ちになれそう・・)
受験、英検、のための英語、英語=勉強という始め方という始め方は避けたい
楽しい気持ち、ワクワクできるモチベーション、夢を持たせられるとよい
・目的&目標と、子どもの年齢や能力によって始め方、学習手法は異なる。
・子どもの興味や好みに合わせたものを選ぶ
・文法は問わない。自身がしてきた英語の勉強法は忘れる。
・他の子と比較しない
・焦らない。すぐに結果を求めない。
・できるだけ毎日できるだけ多く英語に触れる。
・英語の動画視聴やアプリがご褒美感覚にできたら最高
・短時間でもいい。休んだり忘れることあってもいい。
・細く長く続ける。
・多読多聴音読が高い英語力(日本語力も)をつくる
・英語嫌い、勉強嫌いにさせない!!!「やらせる」は×。嫌がってることはやらない、無理強いしない