英語学習について①
少し前に小学校高学年の子供に英語を始めたいママに、
私がまとめた英語学習の簡単な手引きをお渡ししました。
内容をご紹介していきます①
(編集中。なかなか読みやすくできない><)
スマホは横にして頂くと、少しは読みやすいです。
内容は小学高学年の親向けです。
◆英語教育を取り巻く現況を知ろう
・小学校英語必修化→小学校と中学入学時のギャップが酷く、中学生の英語嫌い苦手を大量生産中。
小学校:英語に親しむ楽しむ、聞く話す重視。読み書き不足。
中学校:小学校で触れた650語程は既に理解&書ける前提で始まる。読み書き重視。
→→何も知らずに何も準備せずに中学スタートすると、
いきなり英語難しい!できない!になってしまうリスク大
・中学英語、高校英語の難化
単語数:中学1200語→2000語、高校1800語→2500語
(教科書によって幅があります)
仮定法、現在完了進行形、原型不定詞などが高校から中学内容に。
・高校受験、大学受験における英語の重要度増。
英検取得などで入試や共テの点数保障や換算、出願要件などがある。
→先に英検を取得しておくと受験期が英語以外に労力時間をまわせる☆
・中学入試でも英語導入校増加中も、学校によって中受での英語への考えは様々
・家庭における英語教育への意識の差、開始時期の早期化
小学生で英検2級はめずらしくない →→二極化
・ただし、幼少期からの早期英語教育が単純に良いかどうかは不明。
→良い!!という報告も多いが、様々に研究があり、一概に言えないと思う。
中学校3年間の英語の学校成績の調査:小学生以下で英語経験あり、なし、の比較で3年間の成績に差はなく、学校以外で自ら学習をしたかどうか、によって優位にその差が出る。
→「英語が好き」「自ら学ぶ」気持ちを育むことが一番大事。 (英語に限らず、生涯向上心を持って自ら学ぶのマインドを育てたいよね)
・これだけ難しい学校英語、受験のための英語をやっても、
結局、仕事で生活で使える英語が身につかない現実をどう考えるか。
本当の英語力ってなんだろう。
◆英語は必要なのか
・使用人口最大の言語であり、AIなど技術的進歩はあるものの、世界共通語として、論文などは英語。どの分野も最新の情報は英語が必須。大学や企業は英語の論文を読み書きできる人材が欲しい。英語に限らず外国語ができる方が高収入
・日本語しか使用できないリスク。日本の人口減、情報の偏り。
・どう生きるとしても少なくとも英語ができて損はない。
・現代は英語ができる=収入増or職の選択増。
→将来的には、英語はできて当然・・・という職業が増えるかも?
(英語以外の言語も身につけたいくらいです…)
・個人的には英語できないことはリスク。他の言語もできるのが理想とは思う
◆大前提として
母語である日本語が土台。
第二言語も思考は母語の上に乗るので
国語力を上げることが英語他すべての伸びにつながる。
国語と論理的思考の能力を高めることを基本に置く。
日本語で多読! 本を読もう!!
読んできた活字の総量=その人の知性です
日本語も外国語も読書がその人の知性の糧となる。
◆何事も戦略とバランス、心身の安定(親子共に)が一番大事。
◆今時点での親の中の目標、目的を明確にする(子どもに言わなくてもいい)
中学受験?高校受験?大学受験?就職?のため
英検〇級に合格 →いつ頃に何級?←重要:これによってアプローチ違うよ。
情報を幅広く得るため?映画を字幕なしで楽しめるように?
旅行などで困らないくらい?英語で仕事できるように?
留学したい?グローバル時代を生き抜くため?
→→→目標実現するための戦略を立てる。
◆基本として考えの中に持っておきたいこと
・英語楽しい!好き!を育みたい
・英語習得は学習というよりも筋トレです
・9割インプット!!(動画視聴、読む、聞く、音読)
アウトプットは1割(書く、話す:自動的に言葉が出るようになるが理想のゴール)
・高学年から始める場合は本人への動機付けも意識して
(英語できたらカッコイイ、その方がお金持ちになれそう・・)
受験、英検、のための英語、英語=勉強という始め方は避けたい
楽しい気持ち、ワクワクできるモチベーション、夢を持たせられるとよい
・目的&目標と、子どもの年齢や能力によって始め方、学習手法は異なる。
・子どもの興味や好みに合わせたものを選ぶ
・文法は問わない。自身がしてきた英語の勉強法は忘れる。
・他の子と比較しない
・焦らない。すぐに結果を求めない。
・できるだけ毎日できるだけ多く英語に触れる。
・英語動画視聴やアプリがご褒美感覚にできたら最高
・短時間でもいい。休んだり忘れることあってもいい。
・細く長く続ける。
・多・読・多・聴・音読が高い英語力(日本語力も)をつくる
・英語嫌い、勉強嫌いにさせない!