雫
しとしとと降る
ぽたぽたと降る
幾筋もぼろぼろと降る
一粒だけぽろりと降る
どれだけの雫が降っただろう
どれだけの雫を浴びただろう
冷たいそれを
温かいそれを
触れる度に心に痛みが走る
掬う度に心に優しさが溢れる
そのどれもこれもを自分のものにしたならば
君を知ることが出来るのだろうか
これから始まるは、この詩から生まれた物語。
さながら水たまりに映る世界。
万華鏡の如く二つと無い瞬きの世界。
織り成す雫は何色を映すのか。
紐解く雫は何を透かすのか。
さぁ、覗いてみませ?
訳:昔作ったこの詩を読み返したら、あれよあれよとイメージが浮かんだので、今後書きたいと思います。あくまでイメージされただけであり、詩に忠実な訳ではありません。ふんわり似てる気がしなくなくもないかもしれない位のお心でお読み下さい。
また、それら同士は全く関係は無いですが、同じ詩からイメージしたという事で、シリーズとしてくくる予定です。