VS ミリオンゴット デビュー後④
since2002~
AT機旋風の中でも凄まじくギャンブル性が高い機種がホールデビュー。
初代ミリオンゴットです。
もうAT機の高い機械割は当たり前になっていたこの時期にさらに激しい機種の登場。
私は千円で19回程度しか回らないこの機種を本気で打つことはないのでは…
と思っていました。
しかし、新装二日目に気付いてしまった…
天国モードの挙動を。
半信半疑でこの日より、天国モード奪取作戦を立てることに。
この時期、お盆の連休に入っている人もいたため、日中は客が満員状態。
《どうしたら?》
と考えました。
…答えは明白。
《宵越しの天国モードを奪取しよう!》
これより、閉店間際の天国モード確認作業と朝一の台を確保するという単純作業で勝負することに。
すると、連休に入る時期も重なってほぼ据え置き。
もちろん、天国モードも残っていました。
この日より、毎朝ミリオンゴットの天国モード狙いを敢行していきます。
天国モードが落下でヤメ。
毎日これを繰り返し、気がつくと1ヶ月あまりが経つのでした。
私の当初の予定は、お盆の連休中限定の作戦だったのですが(大型連休中は低設定の据え置き濃厚でした)その後も出来たので、結局約2ヶ月ぐらい続けることができました。
天国モードの判断も簡単で投資もかからず、非常に効率のいい作戦でした。
短い時間で高い収入を得ることに成功です。
天国モード終了後は、他機種で勝負できれば打ちました。
ミリオンゴットの天国モード と世の中で騒ぎ立てるのはホールデビュー後、1ヶ月過ぎたぐらいだったと思います。
その間、ライバル無く毎日楽に勝負することができました。
まだ、宵越しがメジャーではなかったため、約2ヶ月間天国モードを打ち続けた結果は…
1日で最高獲得メダル枚数は
約5万枚!
約2カ月間の結果は
約4本!
文句のつけようがありません。
この年は、毎月1本の大台越えをし、結果を出した年でもありました。
一方、天国モードの詳細が世の中に出てくると‘それ’狙いの人々で徐々にホールはごった返していきました。
ホールも大きなイベントでは、ワザと天国モードスタート(モードはホール側で操作自在)にしてマックス8万枚近くのメダルが出てくるようなことがありました。
世は灼熱のAT機時代。
このミリオンゴットの私達グループの評価は
《スロットではない》
このような悲しい評価になっていました。
そもそも私達はホールがあって成り立つ生業。
スロットにもパチンコにもそれぞれルールがあり、嫌でも守るしかないのか常。
ホールに導入されてくる機種を評価することは出来るが、仕事に好き嫌いなどは関係がないだろう。
【勝負になるかならないか?】
この判断をするのがプロの仕事の一つと言える。
そんな浅はかな考えが通じる世界ではない。
我々は
《法と法の隙間に存在するのだから》
勝負する機種を選べるほど偉くはないのだ!
今ある現行の機種で結果を残し、自分の存在価値を証明していくしかないのだろう。
ミリオンゴットが私最大の効率と利率の両方を兼ね備えた台でした。
打つ時間も短く、良いところだけを奪取。
こんなに楽に稼げる台は他にありません。
反省点があるとすれば、1日ホールに立ってハイエナしなかったことぐらい…
しかし、このハイエナ行為は演出を見逃せないため、目立つこと間違いなし。
天国モード奪取作戦の期間を縮めていただろうと思います。
なるべく目立たず、やる方を選択したのでした。
打つ時間よりも下調べによる攻略要素の高いこの台は、きっと私向きだったに違いありません。
ミリオンゴットを否定した輩は今現在、誰一人として生き残ってはいない。
柔軟な思考には間違いも沢山あります。
《恥ずかしい》
そんなことを思う余裕など私にはなかった。
百のアイデアの内、1つでも使えるのがあれば…
そんな気持ちでした。
発想に柔軟性を持たせ、間違っていれば、後に正せばいいのです。
見当違いな発言も‘恥ずかしい’などと思ったことは1度もない。
奇想天外な発想こそ機種攻略に繋がるのだから。
私のような‘くず’が世の中に戻れば、どのような扱いを受けるのかは明白だったから。
一方、AT機を全面否定していた弟はAT機が台頭してきた頃から
《これからはパチンコの時代だ!》
と言い始めていました。
元々、パチンコで勝ち方を見出していたので
《スロットの時代は終わった!》
とでも、スロプロ連中に言いたかったのだろう。
彼は全面否定していたAT機を当たり前のようにガンガン打っているのに。
パチンコで止め打ちして、出入り禁止になるような時代がくるのに…
私はこの頃、日頃のトレーニングが実を結び、夢にまで見た‘直視’を手に入れました。
世は技術介入機時代が終わりを告げた頃…




