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なりわい  作者: とら
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VS M店 捜索(中)


当時北地区で、私達はすでに有名でした。



なぜなら、古豪達ともやり合いましたが、その他にもI店(32~34話)での攻防や、いいホールがあればその都度北地区へ参戦していた経緯がありました。



つまり、その都度参戦していたホールでの勝利が私達を有名にしていたのでした。


正直、どのホールでもガッチリ勝ってきたので私達の顔を皆が覚えたのでしょう。



そのため、北地区の誰がどのホールを根城にしているか、ある程度把握出来ていたのです。



それと、H・I店の攻防で共闘した仲間が北地区へと1人残って戦っていたため、情報は私達にも入ってきました。



わざわざ知り合いのいるホールで取り合うのは私達からすれば、あまり得策ではないでしょう。



私達は目先の勝利(かね)はいらなかったので、この時期に他のグループとやり合うのは得策ではないとの判断。




イベント亡きこの時期では、今までの曜日・日にちにあったであろう店頭告知なしのイベント頼みです。



何とも頼りない限り…




そんな中で私達は、北地区では一番の大型グループ店へと照準を定めたのでした。



このホールMは、知り合いなしの好条件。



換金率は5.6枚とイマイチでしたが、ライバルらしいライバルはいなかったため、とりあえずM店を根城にすることにしてみました。



このM店の既存のイベントは、日付で決まっています。


もちろん、暗黙の了解の中ですが…



私達は、換金率も低目なので、当時ペイアウトの高い緑ドンから攻めていきました。



この暗黙の了解であるイベントは月に6回程あり、さらに新装の新台は比較的当たっていたので、積極的に狙っていきました。



すると、緑ドン30台のボックスに2台~4台程の設定5.6を発見することができました。



設定告知はありませんが、確定演出が発生したため、設定5.6を使っていることが判明したのです。



しかも、分かりやすい所に使ってくれていました。



《これはイケる!》



そう思わせる瞬間でした。



陸の見事なデータ管理でM店を攻略したのです。




しかし、二月(ふたつき)が経つ頃、私達が結構な確率で掴み始めるとホール側は、徐々に緑ドンを使わなくなっていきました。



緑ドンがホールデビューして約半年が過ぎようとしていたので、これは仕方のないことでしょう。






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