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なりわい  作者: とら
33/61

VS I店(中) 群雄割拠


私は再び激戦区に戻り、この時期イケイケの営業形態をとっていた、I店で各プロチームと‘しのぎを削る’ことにしました。


元々、ライバルになるチームもたくさんあったのですが、この3~4年で自然淘汰され、選りすぐりのチームが生き残っています。



もちろん、島娘編の古豪チームもこのI店にきていました。




私達の世界に進出するのは簡単です。


しかし、長い期間‘勝ち続ける’のは至難の業。



《生まれては自然淘汰され、また新たに生まれる…》



私達の世界はそんなモノ。






このI店は私の住んでいる所と古豪チームを始めとする、チーム軍団のテリトリー地区の中間ぐらいの場所にありました。



要するに、何にも無い片田舎のホールで、元々は誰もプロがいなかったホールなのです。


しかし、私は南国育ち(4号機)の時に2カ月ほどお世話になり、それ以降ライバルのいないこのI店を虎視眈々と狙っていました。


しかし、新しく来た店長が物凄く‘やらかす’ため、近隣のプロ連中が噂を聞きつけ集まってきたのです。



イベントを打つと抽選人数は軽く200人を超え、片田舎のI店では今までに考えられないぐらいの集客。



イベント内容も過激で、オール6機種などが2~3機種以上あり、各機種6投入などは当たり前にありました。



ホールの機種構成もペイが119%あった初代バイオハザードを始め、キン肉マン、南国育ち、エヴァンゲリオンなどなど、当時設定看破の容易な機種が豊富にあり、またそういった機種を何度もオール6にしたりしていました。



そして、なんといってもパチンコ(3.5)が凄かったと思います。





なんと!


閉店時の確率変動を次の日そのままにしたのです。



当時、MAXタイプでは初代牙狼・花の慶二を筆頭にかなり豊富、またミドルスペックも豊富にあり、朝一の入場抽選は‘在りし日の鉄火場’状態でした。



また、イベントを打てば釘も見たことないぐらい開けていました。




これを見た古豪チームのパチプロが


《これはすごいよ!》


彼のような猛者をもうならせるのでした。




彼は


《完璧だ!》


と言っていたのを記憶しています。



《通常の回転率》


《右打ちの止め打ち効果(確率変動中)》


《大当たりの出玉》


三拍子揃っていたことを‘完璧’と表現していました。



私が打ってもそう体感しています。




これだけ開いていれば、パチンコは誰にでもわかるでしょう。


簡単な止め打ちで効果抜群です。

*当時参照



私は改めて思いました。


《パチンコはちょっと理解すれば誰でもできる》



パチプロで


《あの人はすごい!》


などという話をよく耳にしていましたが、そう言っている輩の気が知れません。


また、それで自惚れていた輩の気はもっとわからない…



要するに私が思っていた通り、しっかりと勉強し、キチンと理解を深めれば簡単だということ。


それに比べてスロットは見た目では分からないため、設定看破は容易ではないでしょう。


元々パチプロとは、最近主流ではない一般台の類を打ちこなす人達だったのだろう。

*今亡き、一発台なども



時代の流れにより、パチンコも進化を遂げ今の形態へと変わっているのでしょう。



これを踏まえて私は


《スロットをキチンと理解することができるなら、パチンコは簡単な部類!》


この理論に確信を持ちました。


やはり、思っていたとうりの結果。


私は慢心することなく、このI店を攻めます。





ここでは皆が大きく戦果が上がりました。


それは私達だけではなく、各チーム全体が


《勝ちまくり》


でした。



抽選入場だったため考えるのは


《今日のオール機種》


《各機種の狙い台》


《パチンコの宵越し確変》


《開いているパチンコ》


主にこれぐらいです。




それも抽選してから


《どーするか?》


なので打つ手はその入場番号次第。



このI店に通うこと約半年、一月(ひとつき)約70~100ぐらいの収益になりました。


これは私だけではなく、他のチームもそれぞれ利益を上げたと思います。


結局の所、どのチームに勝つというよりは激戦ではありますが、皆潤ったという様相。




私はこのI店で今に繋がる人海戦術を勉強しました。



そして


このI店でまたもチームを結成したのです。


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