VS I店(中) 群雄割拠
私は再び激戦区に戻り、この時期イケイケの営業形態をとっていた、I店で各プロチームと‘しのぎを削る’ことにしました。
元々、ライバルになるチームもたくさんあったのですが、この3~4年で自然淘汰され、選りすぐりのチームが生き残っています。
もちろん、島娘編の古豪チームもこのI店にきていました。
私達の世界に進出するのは簡単です。
しかし、長い期間‘勝ち続ける’のは至難の業。
《生まれては自然淘汰され、また新たに生まれる…》
私達の世界はそんなモノ。
このI店は私の住んでいる所と古豪チームを始めとする、チーム軍団のテリトリー地区の中間ぐらいの場所にありました。
要するに、何にも無い片田舎のホールで、元々は誰もプロがいなかったホールなのです。
しかし、私は南国育ち(4号機)の時に2カ月ほどお世話になり、それ以降ライバルのいないこのI店を虎視眈々と狙っていました。
しかし、新しく来た店長が物凄く‘やらかす’ため、近隣のプロ連中が噂を聞きつけ集まってきたのです。
イベントを打つと抽選人数は軽く200人を超え、片田舎のI店では今までに考えられないぐらいの集客。
イベント内容も過激で、オール6機種などが2~3機種以上あり、各機種6投入などは当たり前にありました。
ホールの機種構成もペイが119%あった初代バイオハザードを始め、キン肉マン、南国育ち、エヴァンゲリオンなどなど、当時設定看破の容易な機種が豊富にあり、またそういった機種を何度もオール6にしたりしていました。
そして、なんといってもパチンコ(3.5)が凄かったと思います。
なんと!
閉店時の確率変動を次の日そのままにしたのです。
当時、MAXタイプでは初代牙狼・花の慶二を筆頭にかなり豊富、またミドルスペックも豊富にあり、朝一の入場抽選は‘在りし日の鉄火場’状態でした。
また、イベントを打てば釘も見たことないぐらい開けていました。
これを見た古豪チームのパチプロが
《これはすごいよ!》
彼のような猛者をもうならせるのでした。
彼は
《完璧だ!》
と言っていたのを記憶しています。
《通常の回転率》
《右打ちの止め打ち効果(確率変動中)》
《大当たりの出玉》
三拍子揃っていたことを‘完璧’と表現していました。
私が打ってもそう体感しています。
これだけ開いていれば、パチンコは誰にでもわかるでしょう。
簡単な止め打ちで効果抜群です。
*当時参照
私は改めて思いました。
《パチンコはちょっと理解すれば誰でもできる》
パチプロで
《あの人はすごい!》
などという話をよく耳にしていましたが、そう言っている輩の気が知れません。
また、それで自惚れていた輩の気はもっとわからない…
要するに私が思っていた通り、しっかりと勉強し、キチンと理解を深めれば簡単だということ。
それに比べてスロットは見た目では分からないため、設定看破は容易ではないでしょう。
元々パチプロとは、最近主流ではない一般台の類を打ちこなす人達だったのだろう。
*今亡き、一発台なども
時代の流れにより、パチンコも進化を遂げ今の形態へと変わっているのでしょう。
これを踏まえて私は
《スロットをキチンと理解することができるなら、パチンコは簡単な部類!》
この理論に確信を持ちました。
やはり、思っていたとうりの結果。
私は慢心することなく、このI店を攻めます。
ここでは皆が大きく戦果が上がりました。
それは私達だけではなく、各チーム全体が
《勝ちまくり》
でした。
抽選入場だったため考えるのは
《今日のオール機種》
《各機種の狙い台》
《パチンコの宵越し確変》
《開いているパチンコ》
主にこれぐらいです。
それも抽選してから
《どーするか?》
なので打つ手はその入場番号次第。
このI店に通うこと約半年、一月約70~100ぐらいの収益になりました。
これは私だけではなく、他のチームもそれぞれ利益を上げたと思います。
結局の所、どのチームに勝つというよりは激戦ではありますが、皆潤ったという様相。
私はこのI店で今に繋がる人海戦術を勉強しました。
そして
このI店でまたもチームを結成したのです。




