スピンオフ 島娘編(中) VS H店
H店の問題
①常連の客層が悪すぎる
私が高校生の頃は、ホール内に見るからにワルそうな客層がたくさんいたことは日常茶飯事でしたが、2004年頃にこのレベルはナカナカいません。
近隣のワルそうな連中がH店に集まっていました。
彼達の狙い機種は
《裏ハイビ30》
近隣ホールにたくさんあった裏モノも少なくなり、彼達はこのH店に集結したのです。
このH店の当時の機種ラインナップで私達が狙っていたメイン機種は
島娘30・花火・ニューパルサー。
H店の常連と同機種を狙うのは避けていました。
しかし、私達チームが他機種で設定6を掴み、出ている姿が目立ち始めると常連連中は面白くない顔を仕始めます。
このホールは私達の街から車で約1時間チョイかかり、地元連中からすれば私達は完全に‘ヨソ者’。
結果を出せば出すほど、嫌がらせをされたりもしました。
また、ホールが高設定(5・6)を大量に投入していた為、近隣ホールにいたプロ連中もH店に集まるようになり、大混戦の模様。
私達は嫌がらせを我慢しつつ、抜群に結果を出していきました。
私はホントの所は‘裏ハイビ’を打ちたかったのですが、常連とこれ以上関係性を悪くするのは得策ではなかった為、断念せざるをえません。
ただの‘不良’の集まりならどうにかなったのでしょうが、中には‘その道’の人もいたので‘さわらぬ神に祟りなし’を貫きました。
それなりに常連とも上手くやっていた頃、もう一つの問題ができました。
問題②
古豪プロチームの参戦
それは、この街の古豪プロ集団がH店に本格参戦してきたのです。
彼達は私と同じくらいの年齢ですが、1度も仕事をしたことはありません。
言わば、生粋のパチプロでした。
しかし、昨今のパチンコでは稼ぎが少ないため、クランキーコンドル辺りから徐々にスロットを中心にこの街に君臨。
彼達の1番の武器は
《情報》
でした。
そもそも、私達は普通に打って高設定(5・6)を看破し、1日打ち期待値を取っているのに対して、彼達の情報網は群を抜いています。
当時はまだアナログ社会だったので今のように情報もそれほど錯綜していません。
そんな中で彼達は優れた情報網を生かして、長い間この生業を成立させていました。
問題②は必然的だったこの古豪プロ集団との対決です。
やっとH店に入り込むことができ、狙い台なども絞り込んで打てるようになった矢先、今度は古豪達との対決模様。
彼達とはホントにやりづらかったのを記憶しています。
彼達は最初は2~3人ぐらいできていたのですが、私達チームに台を取られてしまうため、7~8人のチームになって現れたのです。
彼達は伊達に長い間この生業に携わっていません。
私達と狙う機種なども大概同じで、狙い台もカブッてきます。
向こうの軍師も私達と似たような考えなのでしょう。
しかも、ホールにいるワルそうな常連達とも知り合いでH店にも馴染みの様子。
しかし、私達7人もここで引き下がるつもりはありませんでした。




