ほろ酔いワイン
イタリアンレストランの楽しい時間
『このお店素敵ですね』
「でしょ。気に入ってるの。お料理もお酒も美味しいのよ」
『楽しみです』
「何食べる?アラカルトとコースどっちがいい?」
『ん~時間も遅いのでアラカルトのほうがいいかなぁ』
「なに?気にしてるんだ?そういうの」
『もちろんですよ!これ以上太ったら困りますから』
「そうなんだ。ハハハ。全然太ってないのに」
『いえ、最近だめです。』
「そうなんだ。じゃアラカルトね。適当に頼んじゃうよ」
『はい。お任せします』
南はお気に入りのワインとアラカルトを3品頼んだ
「はい。じゃ~今日はお疲れ様でした」
『お疲れ様でした。ありがとうございました。』
二人は同時にワインを口に含んだ
『美味しいです、このワイン』
「よかった。」
二人の会話は思っていた以上に盛り上がりワインを一本空けてしまった
『なんかすごく飲んじゃいました。チョット気持ちがいいですアハ』
紗江は少し酔っている
「紗江ちゃん大丈夫?もしかしてお酒弱かった?」
『いいえ、弱くないですよ』
「あ・・・そう?」
南は紗江が妹のように可愛いと思った。
『南さん、もう少し飲みましょうよ。』
紗江がニコニコして言う
「まだ飲むの?」
『はい!南さんと飲みたいんです』
「あ、そう。。。じゃウチ行こう」
南は紗江を帰すのが不安だったので泊めるつもりでそう言った。
『南さんの家ですか?わーいうれしいですぅ』
二人はイタリアンレストランを出てタクシーに乗った
車中紗江は上機嫌で仕事を楽しいと思っていることや
最近興味のあるファッションのことなどを話していた
20分ほどで南のマンションに着いた
「着いたよぉ。」
『はーい。』
二人はタクシーを降りて南の部屋に行った