2/11

PROLOGUE i: あっけなく

今日の改訂には少しでけ段落の書式編集してみた。

どうかな？読みやすくなった。

ダーが二つのモンが大好きだった；冒険と物語や。夕食が終わると、暖炉のそばに姉と俺を膝の上に座らせ、怪物を退治した話や冒険をした話で怖がらせたり、ワクワクさせたり。

まるで本から読んだみたいに。

これがダーの最初の冒険だ。

～ i ～　あっけなく　～ i ～

ブランテニルとトレルアが廃村に立っていた。

「病気のふりをすると思ったぜ」

「臆病者じゃないよ、トレル。金色スライム・・・？なぜ俺らに見せるんだ？」

ブランテニルは帽子をいじりながら言った。

「青、緑、赤は見た事があるんだ。金色も存在できねぇか？いいから、ブラン。もう少しだ」

神話の怪物は子供の遊びのもんではない。人が金色スライムを捕まえるチャンスを求めて殺し合ったのだ。

それなのに・・・ハルジャルの若者数名が二人の少年は見るために連れてきたのだ。

「他の長耳とは違うぜ。こいつらはクールだ」

六人の年上の若者らはブランテニルにとって威圧的に見えた。

紹介した時、トコーの少年が彼らの名前のうち三つしか聞き取れなかった；ネム、ルク、イオットだ。

イオットは彼を最も怖がらせた。その青年は巨大だった！

帽子を耳までに引っ張って伸ばした。

焼け落ちた村の向こうに森が威圧的にそびえ立っている。

後ろをちらっと見ると、ハルジャルが槍で訓練試合をしていた。

村まで歩いていた間、ブランテニルは儀仗兵を従えた王子だと思っていた。

でも、今は囚人だと感じる。

ネムは木々の間を指差した。

「あそこの空き地で見たんだ。見逃すわけがない」

「見るのか、見ないのか？」

「怖ければ、家に帰ればいいんだ。赤ん坊には向かない物もあるから」とルクが言った。

「そうだ、そうだ！まだ幼いならイオットの妹に乳を飲ませればいいよ！」

ひょろ長い長耳が言うと、ハルジャル若者らは笑った。

お前、しくじってるよ、と表現がトレルアの顔に浮かべている。森へと行進した。

「来ないのか？」

ブランテニルの声が軋んだ。

「おい、小僧。お前は老婆になっちゃうぞ」

「スライムを見てぇだろ？みんなで森に踏み鳴らせばスライムは逃げるだろう？でもなぁ・・・どうしてもと言ったら、手を握ってあげるよ」

ルクはニヤリと笑っている。

「待って！」　

ブランテニルはそう言って森の中へ走っていった。

　　　‐⁂‐

「嫌な予感がするよ、トレル」

「リリの頼みから！」

下草の中で何かがざわめいた。トレルは声を落とした。

「何度目か？全ての長耳が我らを搾取しようとしているわけじゃない。匹敵であるべきだと考える奴もいる。気を楽にしろよ、なぁ？」

ブランテニルは辺りを見回し、呼吸を乱した。

友人を見えない！

「トレル？トレル？」

彼の足に何かがぶつかっり、叫んだ。

間に合わせの剣になった、木から折れた枝を持っていたトレルアは腹を押さえて笑らう。

一つの枝をブランテニルに投げた。

「スライムが本当に現れた場合のためにな。スライムを捕まえるとはね、一生に問題なくなんでもできるんじゃねぇか！」

トレルアは鍛造された剣のように枝を振り回した。

「もし捕まえたら、ルクは俺らを逃がすつもりなのか？」

「言っただろう、ブラン。あいつはいいんだ。な、取引をした。さあ、スライムはあっちに居るはずだ！」

ブランテニルは枝を握りしめ、トレルアの後を追った。

15歳の友人は一年上のだ。ブランテニルよりタフな少年で、トレルアは何も動じない。

自分が半分でも勇敢になればーー

木を伐採してできた隙間に、転覆した奴隷商人の檻が横たわる。空に向いている鉄格子はありえなく曲がっていた。

檻の下や周りには噛れた体の一部が散乱した。

ここで数人が死んでいた。何人かの体はブランテニルと同じ年齢と思える小さかった。

「ブラン・・・逃げろ！」

トレルアが顔面蒼白させた。声が少年の見た目通り弱々する。

「そう思わなよ」

ルクは武器をトコーの少年らに指した。

ハルジャル青年が彼らの逃走を阻むために動き、少年たちを檻の外に追い詰めた。彼らの槍は鋭く見える。

「俺らがまさかにお前と友達になりたいと思ってるんかい」

ネムは槍を振り回した。

「俺の愚かないとこが食われたとしても何も変わらん。ここに居る金色スライムは迷惑なガキだけだ。さ、賢明な事をやれ。腕を出せ」

ルクはイオットにうなずく。

「お前の出番だ」

永遠のしかめっ面がイオットの顔を台無しのだ。

片手にはロープ、もう片方の手には狩猟用ナイフを無造作に握って、小柄な少年らにドスンドスンと向かって突進した。

トレルアは絶対に縛られないんだ！

「この野郎！」

足を大股に低い姿勢になり、枝を手前に・・・

ブランテニルが驚くほどに、枝は揺れない。

でも、ブランテニルが不器用に自分の枝を地面に落とした。

イオットはほとんど彼らに迫って来た！

ブランテニルが漏らすとハルジャルの若者らは笑った。

「ケルの足や！売る前にあいつを川に浸せなけれや」と最も背の低い長耳が言った。

トレルアは叫び、イオットに駆け寄った。

枯葉の上を滑りながら膝をつき、枝を頭の横に引き寄せ、素早く振りかぶり。

イオットの膝を当たる。

イオットはロープを投げたが外れた。ナイフの刃が背後を向くまでひねくり回せ、そして飛びかかった！

長耳青年がブランテニルを突き、トレルアに向かって叫ぶ。

「おい！諦めめろ、さもなくばこの小便袋は死ぬぞ」

トレルアはちゅうちょしまった。

その瞬間にイオットが短剣の柄で頭を殴る。

「いいねっーー」

樽が山を転がり落ちるみたいに、大きな何かがルックにぶつかった。

長耳若者は土の上に飛び、槍を失っていた。

こっちに白い斬撃が、あっちに一筋の深紅。怪物は木々の間でぼやけとして見えてくる。

ビーストの赤い目は飢えで輝いていた。

「ハレンビーストだ！」　

イオットは恐慌的に言う。

すぐに、ハルジャルはトレラーとブランテニルの事を忘れていた。

「隊列を組め！」とルクが前に息が切れたために引き絞る声で言った。

素早く反応する若者らは防御態勢に入った。

人とは違い、ハレンビーストは誰であろうと気にしない。長耳か、丸耳か、両方の味を好のだ。

ブランテニルは友人の元へ這って向かっていた。もし、檻に戻れたら・・・

ビーストはルクに襲いかかった。一瞬、若者はふらつき、槍を見つけようと必死になった。

次の瞬間、ひっくり返った。腹に穴が。

ルクはあっけなく死んだ。

遠吠えが森中に響き渡った。

「ケルの怒り！群れだ！」

二匹目の大きなビーストがもう一つの長耳仲間を切断するとハルジャルは冷静さと制御のかけらも失い、散り散りになった。

自らを槍で串刺しにするまでイオットが一匹の怪物を怒らせた。

トレラーとブランテニルが木の切り株に身を寄せているのを見ると、何も言わずにナイフを投げた。

ぼんやりした眼でトレルアは何も見ていなかったから、ブランテニルは枯れ葉の間にナイフが落ちている所にさっと駆け歩て来た。

「ここに来るんじゃなかった」と言った。だが友人は聞いていないようだった。

ブランテニルは手が痛くなるまで滑らかな柄を握っている。頭上の木々の間から陽光が差し込み、刃に沿って輝いた。

バンっとビーストが檻にぶつかり、トレルアは茫然自失の状態から抜け出した。少年らは逃げ惑うと。

下草をよろめきながらワラビが脚をかきむしる。

唸り声と叫び声が周囲に響き渡った。血の臭いが一呼吸を汚した。

ルクに近づくと、ブランテニルは死体にジーと見ないようにとした。

「助けてくれ！助けて！」

ひょろ長い長耳青年が叫んだ。

イオットの妹に乳を飲ませる必要があるとすれば、それはあいつだろう。

突進してくるハレンビーストから後ずさりしながら、ルクの体の上に倒れ転ぶ。

裂けた目から血が漏れ、新たな獲物を見つけると、怪物は牙を剥き出しにして咆哮した。

「ブラン・・・！」

ぎりぎりにブランテニルは回転し、恐ろしい獣が唯一の友人を殺すのを観えてしまう。