表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
目先の欲にかられて、スーパーハードで転生した。後悔は(ちょっとしか)してない。  作者: 山親爺大将


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

8/91

ジジイの魔法講座(ただし人間用とは言ってない)

マイペースに更新しましす

自分で強化した薬草で治す事を強要されたあと、野外で正座というほぼ拷問状態でジジイのありがたいお話を聞く事になった。

「良いか?相手の力量も分からずに戦いを仕掛けるのは、とびっきりのバカがする事じゃ」

「はい、すいませんでした」

「今回は許すが、何度もするようならおぬしにはこの森の養分になってもらうからな」

「はい、すいませんでした」

「おぬしは魔法の事も全然分かって無いようじゃし、まずはそれを教えてやる」

「はい、すいませんでした」

「…あしたも晴れるかのう」

「はい、すいませんd…いったぁぁ!」

くっそ、また殴られた!

「ちゃんと話を聞かんか!」

「こんな所で正座させられて、痛いわ痺れるわで話なんか聞いてられるか!」

「我儘な小僧じゃ、仕方がない好きな体制で…」

あぶね!また叩かれそうになった!

必死で避けたけど、乱暴すぎるだろ!

「誰が寝っ転がれと言った!」

「好きな体制でって言ったじゃんか!」

「ものには限度があるだろうが!」

仕方がなくジジイの前で胡座をかいて座る。

「とにかく、まずは魔法の基本的な事を教えるぞ」

「はーい、わっかりましたぁー」

「…」

ジジイがいきなり胸の紋章を殴りつける。

「ぐわぁっぁっぁっぁ」

脳みそが焼けついたような強烈な痛みが頭を襲う。

余りの痛みに過呼吸のような状態になるほどだ。

「なんかイラッとしたから手っ取り早い方にしてみたぞい、これで一気に覚えただろう。頭の中で復唱してみい」

くっそークソジジイ、ずっとさっきから楽しそうにしてやがって!

完全に面白がってるだろう!腹立つ!

だが、魔法の知識は一気に入ってきた。

魔法は基本属性として地水火風の4大属性と光闇の明暗属性があり、この6つを合わせて礎属性と呼ぶ。

これとは別に複合属性が有るが、難易度は高い。

基本的に礎属性はそれ単体の能力があればそのまま反映されるが、複合属性は低い方に引っ張られる。

具体的には火が100の能力ならば、火魔法は100の威力が出る、だが火と風の複合属性である炎属性は火100、風100ならば200の威力になるが、火100、風40だと火も40に引っ張られて80しか威力が出ない。

そして、40辺りから能力を上げるの難易度が一気に上がる。

属性は使用者との相性もあるので、明確に得手不得手が出てしまう。

その為、複数の属性を満遍なく上げる必要がある複合属性は威力の最大値は高いが現実的に使う人は少ない。

複数の属性の相性が良いという事は稀だからである。

そして、木属性は複合属性でもさらに面倒な水、地、風の3連複合属性である。

ハズレ感が半端ない。

「所でこの知識の中に樹木魔法の事入ってないんだけど?」

「上位魔法は禁忌だからの、一般的にはない事になっておる」

「なんで?」

「極めればとんでもない魔法が使えるからのぅ、人間でも使える奴はいるが自分から秘匿するか国に確保されて黙らされるか、まぁどちらかじゃな」

「え!そんなの俺が覚えちゃって大丈夫なの?」

「仕方がなかろう、わしは下位の魔法なんぞ使えんし、覚える気もないしのう」

「どういう事?普通は簡単な方覚えて徐々に上を覚えるものじゃないの」

「元々、魔法とは魔物の扱うものが根源じゃ、上位魔法ありきでそれを人間が使いやすいした劣化品が今の人間どもが使う魔法じゃ、順番が逆なわけじゃな」

「なるほどねぇ…ってそんなの俺が扱えるの?」

「精進せい」

「どうやって精進するのさ?」

「ひたすら使え」

「使えば3属性の能力が上がるって事?」

「そうじゃ、勿論成長は単体の時の3分の1じゃがな、そこは量でまかなえば良かろう」

「ところで魔法ってスキルじゃないの?」

「本質的には同じじゃ、そうじゃのスキルはジョブ専用の魔法、魔法は誰でも覚えられる汎用の魔法って考えておけば良かろう」

「そもそもジョブって何?」

「ダンジョンから生まれたモンスターには稀にじゃが特殊個体が含まれる事がある、ゴブリンリーダーとかコボルトキングとかじゃな」

「そんな奴いるの!やっば知らなかった」

「…まぁよいか、そいつらはダンジョンにあるダンジョンコアって奴が関係しておるのじゃが、これを人間用に改良した奴がおる」

「だれ?」

「知らん、というか興味ないから調べておらん」

「俺もそんなに興味ないな」

「じゃあいちいち聞くなたわけ!とにかくそれがジョブじゃ」

「あった方が良さそうだね!ここ抜けたらジョブの確保を次の目標にしよう!」

「目先の事すら解決してないのに気が早い奴じゃの」

そうだった、まずはコボルトの集落をなんとかしないとならない。

「そういえば、ゴブリンとコボルトの争いはどうなったか分かる?」

「何も変わっておらんぞ、おぬしも気づいておるじゃろうがあの谷間の向こう側がコボルトの本当の集落じゃ、こちら側は向こうに居場所の無くなった弱い個体しかおらん、それが死んだ所で大した影響もないし、ゴブリンどもも向こう側に攻め入る事もないしのう」

「まじかぁ、しっかし、向こう側には何体くらいコボルトいるんだろ?」

「200体くらいじゃな、子供などの戦わない奴も含めれば300くらいか」

「えぇ!めちゃくちゃいるじゃん!てかなんで分かるの?」

「植物のある所ならばわしはどこでも見聞き出来るからの」

「あぁ、樹木魔法の偵察って言ってたやつか」

「そうじゃ、伊達に森の賢者と言われとるわけじゃないぞい」

オッケーガジュマル、とか言ったら何でも教えてくれそう。

良い検索エンジン見つかった気分。

「なんだろうな、おぬしから物凄く不遜な感情が流れてくるんじゃが」

「まぁまぁまぁ、とにかくなんとか向こうに行きたいから、相談に乗って」

「まぁ良いがの」

さて、そろそろ本気で向こうに行く方法考えますか

特になし

ただし〇〇は昔はやったフレーズ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ