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目先の欲にかられて、スーパーハードで転生した。後悔は(ちょっとしか)してない。  作者: 山親爺大将


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領主が叫んだ、仲間があらわれる。しかし仲間かどうか分からなかった。

ダンジョンに着いた。

「うわぁ、これに落ちるのかぁ」


「しょうがないでしょ、これしか方法がないんだから」


このダンジョンには転移陣が無いタイプのダンジョンらしい。


階層が深くて攻略されていないダンジョンはだいたい転移陣が無いそうだ。


最下層に行くこと自体が困難なために、攻略されづらいという事らしい。


納得だよね。


考えてみれば、転移陣あるなら脱出に1ヶ月もかからないよな。


こういう下層に落ちるタイプの落とし穴を利用して行きのショートカットは可能だけど、帰りが大変だから余程の実力者じゃない限りは落とし穴でのショートカットは使わないらしい。


「しかし、いきなり25階かぁ、なかなか覚悟がいるな」

ガヴェインのおっさんもちょっと顔が引き攣ってる。


あ、いや、引き攣ってる顔が普通のなのかな?


どっちだっけ?


まぁ、いいや、覚悟を決めて落ちなきゃいけないのは間違いないし。


ふぅ、ワンツーバンジー!


俺は落とし穴に飛び込んだ


「わぁぁぁぁ!うがぁぁぁ!」

そういえば俺って前世でもジェットコースターとか苦手だったぁ!


「ふぎゃぁぁ」

落とし穴の出口は滑り台や、プールとかにあるシューターの様な感じになっていた。


変な声が出しながら、勢いが止まらず、転がる。


なんとか体を捻って、受け身の様な動きをしながら立ち上がりながら、勢いを逃す。


ふう、なんとかなった。


「きゃぁぁぁぁぁ」

アリシアがスカートを押さえながら落とし穴から飛び出てきた。


「あぶね!」

流石にこれは避けたらアリシアが怪我するかもしれない!


俺が肉壁になるしかな…

「ぐはぁぁぁ」


ちょうどお腹にアリシアの足が突き刺さった。


「ダメーーーーこっち見ないでーーーー」

なるほど、これがあられも無い姿ってやつか。


「うわぁぁぁ」

やばい!エレオラの声だ!


あの質量に耐えるのは絶対無理だ!


「アリシア!全力で避けろぉ!」

そう叫びながら俺も横っ飛びで回避する。


「ゴビャ!」

なんか変な声聞こえた。


「みゃーーーーー」

ん?メイシアだけど、みゃは余裕なのか?判断が難しい。


ま、自分でなんとかするか、放置放置。


思った通り受け身も上手にして綺麗に立ち上がった。


「うぉぉぉ」

ん、おっさんは無視で。


「で、どうするんだっけ?」


「おそらくだけど、安全地帯があるからそこで救助が来るまで避難してるはずよ」

エレオラがそう言いながら指を指す。


何やらでっかい墓標の様な、石碑の様な、そんな感じのものがその先にはあった。


「じゃあ、そこに向かおうか」


ここは各フロアに1箇所か2箇所安全地帯があるそうだ。


そこまで行くとボロボロな塊が2つ転がってる。


「死んでる!」

俺は思わず叫んでしまった。


「にゃ、ダンジョンで死んだら全部吸収されるから、まだ残ってるなら死んで無いはずにゃ」


「あ、そうなんだ」


「お館様!ご無事ですか!」

ガヴェインが真っ先に飛び出した。


そういえば近衛騎士だから、忠誠心とか多めな人だった。


あの顔で。


「おー!賊が襲ってきたかと思ったらお前かぁ」

笑いながら領主?らしき人が手をあげる。


割と元気だな。


「体感的に思っていたより早かったですね」

ヴィンスっぽい何かが喋った。


「ガヴェイン、そこの2人汚すぎてなんだか分からないけど、本物?ちゃんと人間?魔物は化けてるとか、誰かが変装してるとか無い?」

ヴィンスはまだしも、領主に至っては数えるほどしか会ってないから、ちゃんと本物か分からない。


「おい!お前何失礼な事言ってるんだ!」

怒るとガヴェインはいつも以上に恐い顔になるな。


「いやいや、彼の考えは正しい、何があるか分からないからね」

領主、話がわかるな!


そんな話をしていたら、落とし穴の方からドスンと鈍い音がした。


「おーユルゲンも迎えにきてくれたようだ!ユルゲン!ここだ!」

疾風隊の隊長の人だ。


よくここが、分かったねあの人。


ん?


ユルゲンがゆっくりとこっちに近づいてくる。

その後ろから次々と冒険者らしき人が次々と出てくる。


「様子がおかしいにゃ」

俺はメイシアの言葉にゆっくりと頷く

RPGゲームの行動風

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