最初からクライマックスだぜ!
書きたい話を思いついてしまいました。
4本ほどあるんですが、全部書いたら確実にオーバーフローするので、何か1つだけ増やすことにします。
転移で移動した先にはギルドマスターがいた。
「ギルドマスターって暇なの?」
「んな訳あるかぁ!」
「忙しいから、またね!」
「あ、おい!色々と話すことあるから、連れ出したらそのままここに戻って来い!分かったな!」
とりあえず、振り向かないで手だけ振っておいた。
朝から色々あったせいですっかり暗くなってしまった。
考えてみれば潜入するならこっちの方がいいかな。
今、いる所は居館の東側、北と南にある出入り口のどちらからも遠い位置になる場所だ。
この建物は城っていうより、居館って感じで攻めたられた時の守りは弱い。
とは言え壁も高いし、そんな簡単に侵入出来る様には出来ていない。
特にこの東側は高い壁が外側に少し反る様になってて、4方で1番侵入が難しくなっている。
侵入が難しい分、特に戦時でも無い時期にここを見張る兵士はいない。
まぁ、こんな手使うやつ居ると思わないもんなぁ。
アイテムボックスに残していた豆を地面に置く。
樹木魔法で、品種改良した豆だ。
これに魔力を込めて植物育成で一気に成長させる。
イメージはジャックと豆の木の木だけど、あんなに太いと目立つので細いけど弾力があって丈夫って感じで改良してある。
先は壁の上にある忍び返しに巻き付く様にしてある。
充分に育ったところで、スルスルと登っていき、壁の上にまで登った。
「………」
どうやって降りよう?
しまったぁ!
降りる方まで考えてなかったぁ!
植物使うにも、手から離れると上手くコントロールできなかったり、成長が中途半端だったりするしなぁ。
上から成長させるにしても、土から養分なしでこの高さまで豆を成長させるにはMP足りないと思うんだよなぁ。
飛び降りれ無いこともないけど、この高さからだと、音すごいだろうし…バレるよなぁ。
うーーーーん、良い方法が思いつかない。
しょうがない、豆を出来るだけ下に伸ばして残りは飛び降りよう。
…壁の高さの3分の1程度か。
この後の事考えたら、MPは温存したいし無いよりはマシか。
うーーん、植物つたって降りてはみたものの、ここから飛び降りてもやっぱり音たつよなぁ。
…あ。
『エアーボード』
これを連続で出してこれを足がかりに飛び降りていった。
最初からこうすれば良かったぁぁぁぁ!
気を取り直して、アリシアの部屋まで行こう…と思ったけど、今のうちにMPポーション確保しておくか。
どうせ廃棄所には誰も来ないだろうし。
散々通い詰めた場所だ、どこをどうやって行けば人目につきづらいかまで分かる。
薬品臭い部屋に、大量にデカいビア樽見たいのが乱立してる。
その中で最近廃棄したばかりのやつを、デカい樽ままアイテムボックスに詰め込む。
1樽で100人分以上あるのを20樽も持っていけば充分だろう。
しかし、俺のアイテムボックスの容量ってでかいよな、まだまだ余裕あるよ。
ポーションは確保出来たのでアリシアの部屋に向かう。
廊下の角を曲がったところで、兵士とバッタリと会ってしまった。
凶悪な顔をした兵士、俺は迷わず棍で攻撃した。
「ガヴェイン久しぶり!」
「テメェ、気づいた上で攻撃して来やがったろ」
俺の攻撃を難なく受け止めながら、ニヤリと笑った。
「…そんな事より、領主助けに行かなくて良いの?」
「そんな話で誤魔化されねぇぞ!うちの領主は今視察に行ってるよ!」
「あれ?近くの迷宮の25階ってみんな知ってるわけじゃないのか」
「え!お、おい、ちょっと待てどういう意味だ?」
ガヴェインにジジイから聞いたことを説明した。
「だから、俺は奴隷の身分無理矢理解放して、アリシア助けに来たんだよ」
「…何も連絡来てねぇぞ…冒険者ギルドに行ったら詳しいこと分かるか?」
「今、あそこはジジイとズブズブだからね、多分救出用の部隊も今頃編成してるんじゃない?」
「俺だけじゃ話が進まなそうだな…お前について行ったらなんとか出来るか?」
「約束は出来ないけど、ガヴェイン1人で行くより可能性は高いね」
「そうか、分かった、アリシアの誘拐手伝うわ、その代わり冒険者ギルドに俺も連れて行け」
「誘拐って、人聞き悪いなぁ!」
「対外的には誘拐で間違ってないだろ?」
「いや、まぁ、そうなんだけど」
「よし、そうと決まればさっさと行くぞ!」
「ガヴェインが誘拐とか、もう、まんまだな」
「なんか言ったか?」
「いや!アリシア早く助けなきゃって言っただけ!」
待ってろアリシア!余計な奴増えたけど、今から助けにいくから!
個人的には特撮ヒーローが出自ですが、これに関しては起源は別って説もあります。




