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目先の欲にかられて、スーパーハードで転生した。後悔は(ちょっとしか)してない。  作者: 山親爺大将


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コノウラミハラサズオクベキカ

マイペースに投稿していきます

「騙しておらんぞ、わしは痛くないなどと言った覚えないからの」

「覚えてろよ…」

「おぬし勘違いしておらんか?痛いのは短期間で魔法使えるようにするため無理矢理おぬしに“名もなき魔力の輪”を作っておるためじゃぞ」

はい、勘違いしてました。

よく分からないけど罠に嵌められたと思った。

「それなら最初から言ってくれれば良いじゃん!」

「それではつまらなかろう」

くっそー楽しそうに笑いやがって。

ぜってーこの仕打ち忘れないからな!

いつかギッタギタのボッコボコのケチョンケチョンにしてやる!

「おぬし感情がダダ漏れとるぞ」

え、あ、ごめんなさい嘘です。

感謝してます。

魔法使えるようにして下さい。

「本当におぬしは面白いのう」

ふぉっふぉっふぉじゃねぇよ、ふぉっふぉっふぉじゃ。

落ち着け俺!今は魔法覚えてこの森抜ける事だけ考えよう。

「おぬしの左胸をみてみぃ」

ん?

「うお!なんだこりゃ!」

左胸に葉っぱのようなアザが出来ていた。

いや、アザって言うかタトゥー?なんか焼印入れたみたいなマーク?

「それがわしとおぬしを繋げる眷属の紋章じゃ」

「なんか実感無いなぁ」

「まぁ、そんなもんじゃ、ちなみにその葉は世界樹の葉を模しておる」

「爺さんって世界樹の関係者かなにかなのか?」

「世界樹は最も古く、最も大きな植物の魔物じゃ、そうじゃのおぬしらの神みたいなもんじゃな」

「んー崇拝とか畏敬とかの対象って事?」

「そう言う事じゃな」

「じゃあこの形なのは、世界樹マジリスペクトって感じ?」

「何やら軽薄な感じに聞こえるが間違ってはおらぬな」

「とりあえず世界樹はいいとして、これから俺は何すれば魔法伝授してもらえるの?」

「ふむ、ちょっとこっち来い」

言われるままにジジイに近づいた。

「おりゃぁ!」

「ぐわぁぁぁぁぁっ!」

いきなりジジイが眷属に紋章を殴りつける。

その途端身体中に先程と同レベルの激痛が走った。

「ア…ガッ…」

声にならない呻きが俺の口から漏れる。

「おやぁ?間違えたかのぉ?」

「ジジイ!お前の血は何色だ!」

「わしに血なんぞ流れて無いわい」

だからふぉっふぉっふぉやめろ!ふぉっふぉっふぉ!

「ちいとばかし魔法の伝授の量が多すぎておぬしの身体が耐えられなかっただけじゃ、大袈裟じゃのう」

「だから、それならそう先に言えよ!」

「それじゃあ面白くないと言うとろうが」

俺…この森抜けたら…精霊を抹殺する方法探すんだ…

「あ、言うの忘れてたおったが、眷属の紋章で繋がっておるから、おぬしの考えてる事ある程度わかるからの」

くっそーやっぱり騙さたんじゃないか俺?

気持ち切り替えていこう!利用できるものは利用してこの森を抜ける!その後のことは抜けてから考えよう。

「とりあえず、足の怪我はどうにかしたいんだけど、どうやって魔法使ったらいいんだ?」

「念じろ」

「分からんわ!呪文とかないのか?」

「呪文というものはな、人間が誰が使っても同じような現象が起きるようにする為に作った設計図みたいなものでな、今のおぬしには合わん」

「じゃあどうするのさ?」

「想像しろ、そして創造しろ、おぬしは怪我を治すなら何が欲しい?」

「回復魔法かな」

「アホか!別属性魔法がそんな簡単に使えるか!おぬしはわしの話なんも聞いとらんな!わしはなんて言った?」

「あぁ、薬草か」

「そうじゃ、元々あるものの効果を高める方が無から作り出すより魔力は使わんから、やってみい」

「薬草持ってないけど?」

「探せぇぇい」

探すって言ってもなぁ。

どうする?

んー、あ!探査とか出来ないかな植物探査。

不思議なもんでなんとなく魔法の使い方分かるわ。

名も無き魔力の輪を身体の中で作り出す。

そこに思ってる効果を思い浮かべながら魔法に名を与える。

「植物探査 対象薬草」

魔法を発動すると、俺の身体から何か調査用の波みたいのが出た感覚があった。

水面に石投げた時に出来る輪のような物?そんな感じだ。

「お!めちゃくちゃ薬効低いけど一応これ薬草だ」

見た感じ雑草オブ雑草、草といえばコレって感じの言われなければ絶対雑草としか思わない草を手に取る。

よく見ればそこらじゅうに生えているなコレ。

やっぱり雑草じゃね?大丈夫かな?

「薬効を上げるなら地面に生えたままの方が効果は高いし魔力も少なくて済むぞ」

「なるほど」

俺はとりあえず、1番近くにあった雑草数本に効能強化の魔法をかける。

何回か重ねがけした雑草を摘み取り、手で丸めて痛めた患部に貼ってみた。

イメージ的には湿布のかわりって感じだ。

「お!思ったより効果あるなこれ」

「なに!そんなに効果が出ておるのか?」

「え!なんかまずい?」

「いやまずくは無いが、まったくの初心者じゃったおぬしがそに程度の魔力量で出る効果にしては高すぎるのじゃが…おぬしは魔法の事は何も知らないのじゃよな?」

「うん」

「うーむ…」

何やらジジイが考え込むような仕草をする。

「あぁでも俺天賦の才あるから」

「どういう事じゃ?」

「あぁ、それなんだけどt#@¥%^_^^_^--「@。、::;/…〜%」

「何を言ってるかさっぱりわからないぞ」

まじか!転生の事を話そうとすると、何やらおかしなストッパーみたいな効果が出るのか!

「説明しようとすると、上手く喋れなくなるらしい…」

「ほほう、そんな事が起こるのじゃな、この世の中にまだわしの知らぬ事があるとは!これは愉快!やはりおぬしは面白い!」

面白がられてるならまぁ良いか。

前向きに捉えよう、この事実を今知ったのはデカい。

「俺、前世の記憶あるんだよね」

えぇぇぇ!これは言えるの!

「ほほう、また面白い事を言い出したな」

「うーん、前世の記憶あるという事実は言えるけど、なぜ有るのかという過程は言えないって感じだな」

「その前世の記憶とやらは、どの程度役に立っておるのじゃ?」

「異世界の記憶持ってる。お!これも言えるのか!」

「異世界とはなんじゃ?こことは違う世界の記憶があるのか?」

「なるほど、アレのシステムは口外出来ないようにプロテクトされ…いったぁぁ!」

いきなりジジイが殴ってきた。

「何すんだ!クソジジイ!」

「おぬしがわしの話なんも聞いておらんからじゃろが!」

「それはすまんかった!でも反省してない!」

「反省してないとかいちいち言わんで良いわ!」

また殴ってきた。

なんだ、やるのか?

よろしいならば戦争だ!

「勝てるとでも思ってたのか?」

「ズビバゼンデジダ」

ボッコボコに殴られた上に木の上から逆さ吊りにされた状態で必死に謝った。

いつかこのジジイギャフンと言わせてやる。


とあるメジャー漫画家のマイナー漫画の主人公の決めゼリフ

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