自覚しろ、今この瞬間状況は変わったんだ
あまり清々しくない朝を迎えた。
周りがうーうーうるさくて熟睡出来なかった。
全員動けなくなるまでボコボコにしたから痛かったんだろうけど、この人数相手にするなら手っ取り早く折るしかないじゃん。
そして、早速魔物相手に闘技場での戦闘が始まった。
相手はゴブリン20匹。
質より量って事なんだろうけど、今更20匹程度のゴブリンなら素手で充分だな。
早くランキング戦やって上に行きたいな。
この日から、朝飯、乱闘、指名戦、昼飯、乱闘、指名戦、夜飯、乱闘、乱闘、就寝、ってのがルーチンになった。
3日に1度で良いって話はどこにいった?
どうも疲労させようって目的らしいんだけど、ここには中庭みたいな場所が1箇所ある。
そこで樹木魔法で滋養強壮な薬草作って、疲労回復バッチリしてるんで、全然元気!
乱闘も当番せいみたいで、食堂では決まったグループが持ち回りで、就寝部屋は毎日場所が変わってそこの同室がって感じなんだけど、最近向こうも辟易してるっぽい。
まぁ、毎回来た奴らの腕か足は折るからね。
その度に回復魔法かけてもらってるけど、人数多すぎて随分待たされてるみたいだから、その間はずっと痛い。
飯の時間の時は相手の食い物とかぶち撒けるから、食べれなかった人も居るらしいし。
それでも命令で嫌々でもやるしかない。
なんか可哀想だな。
容赦なく折るけどな!
ようやく、1ヶ月経ってランキング戦だ。
人数が多いので下位はバトルロイヤル方式だ。
50人くらいを一気に闘技場に入れて、10人になるまで戦闘。
10人になったら、また50人入れてバトルロイヤル。
これで10人になったら、負けた奴らは400位以下になって今までの戦績で順位をつけられる。
これを100位以下まで繰り返す。
もちろん、全員俺狙いで攻撃してくる。
結果俺が40人をぶちのめせば試合終了。
これの繰り返し、さすがに俺もこれは武器も付与も使うよ。
そして上位100人にまで来た。
ここからは10人入れて2人残し、これを5回繰り返す。
下位陣はここまでだ。
いきなり上位陣と対戦は出来ないらしい。
上位50名の最下位に残った2人は編入させる。
そして上位50名の下位2名との入れ替え戦を行い
生き残った2名が上位陣として残れる。
ここでも俺を潰すつもりで3対Ⅰになりそうだったので俺が仕掛けた。
「言っておくが、最初に攻撃してきた奴は相打ちになっても倒すぞ、他の2人の為に捨て石になれるか?」
案の定相手の動きが止まった。
「しかもここで下位になった2人は同部屋らしいじゃねぇか、最近お前らが俺の事なんて言ってるか忘れてないよな!」
なんか、俺は『ボンクラ』と呼ばれているらしい、骨ばっかり折ってたらボーンクラッシャーを略して出来るだけバカに出来るようにこんな言い方になったらしい。
骨折るのはしょうがない。
何しても怯まない魔物と違って、骨折れば戦意が無くなる人間相手だと骨折るのが1番手っ取り早いなだよなぁ。
「そもそも、お前ら3人で俺に勝てるのか?
俺に骨折られた後、残り1人はどうやって決めるつもりだ?」
ハッタリである。
正直、もうMPもあまり残っていない。
ここまで、どいつもこいつも俺ばっかり狙いやがって。
正直限界です!
「お、俺はお前側につくぞ!」
「あ!お前汚いぞ!それなら俺がつく!」
「えぇ!俺だけとか無理だし!なら俺が味方だ!」
お、これはいけるんじゃない?
「おいおい、味方は1人しかいらないんだぜ、そっちで誰かに決めてくれよ」
「お、おう、任せておけ、他の奴らぶちのめせば良いだけの話だ!」
「な、なんだとう!やれるもんならやってみろ!」
「あ、えっと、どうしよう?」
3人で争い始めた。
今のうちに休憩、休憩。
結果、2人が盛大に争いあい、優柔不断であまり参戦してなかった男が結果勝った。
なんか何もしないけど、ランキング戦終了しちゃった。
上位50人に入ったので、個室をもらえる。
これで寝るのに(物理的に)骨を折らずにすみそうだ。
実写映画になった漫画の名ゼリフ




