無理ね、残念だけど
短いですが、キリがいいのでアップします。
続きも出来るだけ早く描きます
ブックマークありがとうございます
さあ、ボス攻略だ。
出来れば穏便に済ませたいなぁ。
頭良さそうだし、話し合いで解決できないかなぁ。
「リンカも言葉通じたし、ここのダンジョンボスも頭良さそうだし、話せないかな?」
アリシアにそう尋ねてみた。
「リンカちゃんはあー見えて、長い年月生まれ変わりを繰り返してる魔物だから話せただけで、普通は人の言葉は話せないものよ」
「ジジイも話せたけど」
「もう、ガジュマル様が普通の魔物のわけないじゃない!
地域によっては神格化されてる所もあるくらいなのよ」
意外とすごいジジイだったんだな。
「うーん、アリシアなんか魔物と会話できる魔法とかない?」
「そんな便利な魔法はありません!
あったら世の中のテイマーはもっと楽できます!」
そっかぁ残念。
ん?待てよ?
「ティー!ジジイ呼べる?」
「呼べるよ!」
「ちょっと呼んでくれない?」
「おぬし、気軽に呼びすぎじゃないか?」
「まぁまぁまぁまぁ、それより、爺さんウルフと交渉とか出来ない?」
「出来んこともないな」
「あ、じゃあ、ちょっとウルフに仲間になってくれるよう言ってくれない?」
「成功するか分からんが、それぐらいなら良いぞ」
「おーさすが爺さん、略してサスジイ」
「なんじゃそりゃ?
だが期待はするなよ、魔物は弱肉強食の世界じゃ」
「オッケーオッケー、爺さん頑張って!」
こりゃ楽勝じゃね?
3階のボスフロアは岩がゴツゴツした荒野と岩山という感じだった。
荒野を進み岩山の麓まで行くと、そいつが見えた。
ちょうど中腹あたりに鎮座して眠っているようだ。
「…!あれ、ローズクォーツ種です!」
「アメジストウルフと違うの?」
「発見された個体数が少なくてはっきりしてないのですが、クリスタルウルフの希少種の一種か、アメジストウルフが特殊進化した上位種の一種と言われています」
「へぇ、じゃあめっちゃレアなんじゃない?」
「はい!」
これは爺さんに頑張ってもらわないと!
「じゃあ、爺さんよろしく!」
「よし、いくぞい!」
「おう!」
爺さんが大きな雄叫びをしたかと思うと、何やら犬っぽい唸り声を発した。
なんか威嚇してる時に良く聴くような鳴き声に聞こえるけど、こういうものなのかな?
あれ?向こうのボスの毛逆立ってない?
ん?遠吠えしたぞ?
え!なんか黒っぽいものが集まったら白いウルフ出てきたんだけど…。
「爺さん?あいつとちゃんと交渉した?」
「ああ、もちろんじゃ!
そこのかよわいヒヨッコよ、どうせ戦うだけ無駄なんだからさっさと降伏して這いつくばって腹見せろって言っておいたぞ」
「はぁぁぁぁ!?
ケンカ売ってるじゃねぇか!」
「お前こそ何を言っておる。
魔物の世界は弱肉強食じゃと言ったじゃろ、強さが全てじゃ。
交渉と恫喝は同じ意味じゃろうが」
「ぜんっぜん違うから!」
「魔物の世界では同じじゃ」
「このクソジジイ!」
「それは略したらなんて言うんじゃ?」
ニヤニヤしながら、こんな質問してきた。
こんのジジイ!全部わかってやってやがるな!
「うるせぇ!クソジジイはクソジジイだ!
みんな戦闘体制とってくれ、俺はアメジストウルフに行く!」
「にゃ、とっくに準備完了にゃ!」
「ローズクォーツ種です!」
え!今重要なのそこ?
「ほれ、頑張って力を見せてみい」
ジジイいつか絶対泣かしてやる!
このセリフ覚えてるんだけど、何故かなんの台詞だったのか思い出せない
ググっても出てこない、知ってる人居たら教えて下さい。




