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目先の欲にかられて、スーパーハードで転生した。後悔は(ちょっとしか)してない。  作者: 山親爺大将


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53/91

やるなら今しかねぇ

星5評価ありがとうございます。

やる気が出てきます。

違った。星4評価だった。

高評価ありがとうございます

「やるなら今しかないじゃろ」

60過ぎたオヤジの口癖見たいな事言われた。


それは置いといて、わからない単語がいっぱい出てきた。

これを一つづつ解決していこう。


「覚醒ってなに?」


「にゃ!獣人は一定の条件を揃えるとより強い個体に覚醒するにゃ!その力は通常の5倍とも10倍ともいわれてるにゃ!」


「最大の問題は覚醒の条件が不明ってとこなんだよな」

「最後に覚醒したのが、神魔大戦当時って言われてるし、本人も覚醒の条件は分かってなかったと言われている」

「獣人族にとって覚醒と英雄は同じ意味だと思って良いよ」

三元豚が珍しく饒舌だ。


「なるほどねぇ、ところでエレオラはヒヒイロカネに随分反応してたけどなんで?」


「ヒヒイロカネは希少金属の1つで、とても重くて硬い金属よ。

通常の武器にする事は出来ないけど魔物の落とした武器、いわゆる魔剣には反応するの。

だから、魔剣とヒヒイロカネを混ぜることで非常に重くて硬い武器が作れるわ」


「にゃ、それだけじゃないにゃ。

ヒヒイロカネはなぜか巨人族の魔力に強力に反応するにゃ。

魔力が少なく、魔力の制御も苦手な巨人族が唯一魔力強化出来る武器になるにゃ」


「私はヒヒイロカネが手に入るなら、魂を売り渡せる自信があるわ」

やべー、エレオラの目がマジだって言ってる。


「ハーフでも反応するの?」


「ハーフだからこそよ、純粋な巨人族と違って人間の血が入ってるせいで体格は巨人族に劣るし、人間族のように魔力を上手く操れない。

私がさらに強くなるためには、いつか必ず確保しなければならない金属なの!」

痛い痛い痛い!エレオラさん肩掴まないでぇ!取れる!このままだったら肩とれる!


「えーっと、アリシア…アメ…」


「アメジストウルフはね、クリスタルウルフの亜種なの!

その特徴は紫色をしているんだけど、この色が個体によって様々で赤に近くなるほど火に、青に近くなるほど水に親和性が高いって言われているの!

それでね、クリスタルウルフは光の反射で白く見えるんだけど毛が透明で、この系統はウルフなのに珍しく魔法を使ってくるの!

上位進化すると様々な宝石の名前がついたものになるの!

あと、あと、ウルフ全般に言えるけど、眷属召喚で自分より下位の種族を呼ぶ特性と連携で数が増えるほど強くなる特性があるの!」


「珍しい?」

アリシアがコクコクと頷きながら、アイテムボックスから本を取り出す。

もしかしてアリシアのアイテムボックスって本しか入ってない?


「これ見て!これ見て!珍しいだけじゃ無くてすっごく綺麗なの!」

なんか、変なスイッチ入ったな


「そ…そうか…ソリャアツカマエテテイムシナイトナァ」

なんかイントネーションおかしくなった。


まぁ、でも、アリシアの笑顔見れたからいっかぁ。


俺は近くをパタパタ飛んでたティーをむんずと捕まえる。

「おいジジイ!聞こえてるんだろう?このダンジョンのこと洗いざらいしゃべりやがれ!」


「お前、また捕まえてシバクぞ」


「お爺様、洗いざらいしゃべりやがりくださいませ!」


「なんちゅー言葉遣いじゃ…

まぁ、良いわこのダンジョンは全部で3階層しかないのじゃ、しかも下に降りるごとに狭くなる珍しい構造じゃ。

2層は1層の3分の1、3層は2層の3分の1しか無い。

出来たばかりのダンジョンじゃから、アメジストウルフも若い。

ぶっちゃけ1層が1番難易度が高いという、おかしなダンジョンじゃな」


「普通は下に行くにつれ、広くなって、魔物も厄介になるのに逆なのね」


「ここのダンジョンマスターは若いがなかなかの策士よのう。

出来立てで、少ないリソースの大半を1層に使う事で、ここは厄介で広いダンジョンと誤解させ、撤退を誘発させる。

出来立てのダンジョンを守ると考えたら、面白い発想じゃ」


「何も考えないで強行されると脆そうだけど、確かに私たちも撤退するつもりだったし悪く無いギミックね」

エレオラもうんうんと頷いてる。


「それを全部暴露してしまうチートジジイが居なければだけどな」


「生意気な事はわしの力を借りんでもダンジョン攻略できてから言え」

くっ!言い返せねぇ

歌詞

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