表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
目先の欲にかられて、スーパーハードで転生した。後悔は(ちょっとしか)してない。  作者: 山親爺大将


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/91

長い階段を抜けると、そこは南国だった。

星5評価ありがとうございます。

最近評価平均下がってて、凹んでました。

元気出ました。

目が覚めると、涙でぐしょぐしょなアリシアが居た。

「ごべんなざいぃ」

え?え?え?

いやいやいや。

俺が謝らなきゃいけない場面なのに、いきなり謝らられて混乱してる。


「待って、待って、俺が皆んなに謝らなきゃいけない場面だから!

皆んな、余計な事してごめん!」


「違うのぉ、私がもっと早く伝えていれば良かったのぉ…それに転んでみんなに迷惑かけてぇ」

やばい、全然泣きやまない。

どうしよう…俺って前世はこう言う時どうしてたんだ?

………そんなの分かってたら死ぬまで独身でいなかったぁ!


なんか心に違うダメージまでくらってしまって、助けを求める為にメイシアを見る。

「斥候は私なのに、魔物を見間違えるなんて…全部私が悪かったの…」

うわ!いつもの『にゃ』が無い!


どうしよう、助けてエレオラ!

「私も気づいてなかった…攻撃を踏み止まれたのは運が良かっただけ…」

えっ!こっちもガチ落ち込みモードなの?


ああ、もう!


「待った!今回は皆んな悪かった!今は生き残れたことを喜ぼう!なっ!なっ!」

三元豚方面から俺たちは悪くないよなとか言うセリフが聞こえた気がするけど、聞こえなかったことにする!


「はい!いったん仕切り直して、あのデスファントムってなんなの?あと、カオスホッパーの事とか教えて!なっ!」


「…うん、デスファントムは厳密に言えば魔物ではないの」

なんとか泣き止んでくれたアリシアがアイテムボックスから一際豪華な装丁の本を出してきた。

アリシアのアイテムボックスって何冊くらい本入ってるんだろう?


「デスファントムはカオスホッパーのスキルで呼ばれる、特大のHPを持っていて、物理攻撃無効と雷耐性大とそれ以外の属性の耐性極大を持っている魔素で作られたゴーレムに近い存在なの」


「なにその無敵キャラ…どうやって倒すの?」


「倒された記録はなくて、一定時間経ってスキルの効果が切れていなくなるまで、逃げ続ける方法しか今の所対策はないの」


「スキル効果なんだあれって」


「うん、カオスホッパーってコールホッパーから変異した亜種や希少種が更に変異した二重変異って個体なんだけど、亜種からでも希少種からでも同じスキルを持つんだけど、それがデスクライってスキルなの」


「それが発動するとアレが出てくるの?」


「うん、発動条件は自分が殺された時、自分を殺した者とその周辺の者を皆殺しにするか、時間が経ってスキルの効果がなくなるまでデスファントムを召喚するスキル」


「はた迷惑なスキルだなぁ」


「条件が特殊だから滅多に現れないんだけどね」


「ここから出るの苦労しそうだなぁ」


「あ、それは大丈夫にゃ、階層を移動すれば入り口までの転移陣が発生するはずにゃ」

お!『にゃ』が戻ってきた!良かったぁ。


「オッケー!じゃあ早速そこの階段降りて次行ってみよう!」


気持ちを切り替える意味も込めて、いつもより明るめに言ってみた。



「なんじゃこりゃぁ!」


ダンジョンの地下二階はジュラシック的なパークっぽいジャングルだった。


ヤシの実がなってそうな木とか、バナナがなりそうな木とか、あとシダ植物?的な奴とか。


熱帯&古代って雰囲気な場所。


これ、どう考えてもナントカザウルスとか、ナンチャラトプスとか、そういうの出てくるだろう。


「まずは転移陣さがすわよ」

エレオラはそういうと、すぐに周辺を探り出した。


「あーあったにゃー、こっちにゃ」

メイシアが3mほど離れた所にある窪みを指さしていた。


「あーじゃあ帰ろっかぁ」

エレオラのこの言葉とほぼ同時にティーがポンッて感じで現れた。

「おおう!ビックリしたぁ!」


そりゃなんぼエレオラでも驚くよね。

いきなり目の前に現れたらね。


「待って、ガジュマルからお願いあるって!」


「…よし!聞かなかったことにしよう!」


「ダメに決まっておるじゃろうが!」

くそ、逃げきれなかったか。

ティーがいきなりジジイの声で喋り出した。


「だって、爺さんのお願いってろくなもんじゃないだろ?」


「そんなことないぞ、ちょっと下まで行ってダンジョンマスターをワシに代わって貰うように言ってくるだけじゃ」


「言えば交代してくれるもん?」


「そこはお前さんの交渉力次第じゃの」


「それで上手くいかなかったら?」


「おぬしには拳と魔法という素晴らしい交渉力があるではないか」


「クソジジィ…」


「もちろん対価も払うぞ、そこの獣人たち覚醒の仕方知りたくないか?」


「にゃ!知ってるのかにゃ!」


「もちろんじゃ」

あ、メイシアと三元豚の目の色が変わった。


「そこの半巨人よ、ここの三層にはヒヒイロカネの鉱脈があるぞ、ワシがダンジョンマスターになったら取り出せるぞ」


「それが手に入っても、肝心の魔剣を持ってないわよ」


「こやつがゴブリンキング倒した時に1本くすねておったぞ」


「言いかた!くすねたんじゃないから!確保したの報告するの忘れてただから!」


「その魔剣私にちょうだい!」

エレオラさん…目が血走ってるよ…。


「分かったから!分かったから!あげるから肩から手を離して!砕ける!砕ける!」


「ふむ、お願いは聞いてもらえそうじゃの」


「おっと待った、俺への報酬は?」


「ポカして他の奴らを窮地に追いやったバカの尻拭いをワシがしてやってるわけじゃが…」


「クッ!反論できねぇ」


「これだけの報酬があるなら、ここに来たかいもありじゃろう」


「いや!まだだ!アリシアへの報酬がねぇ!」


「ここのダンジョンマスターはアメジストウルフじゃ、テイムすれば良かろう」


あ、アリシアの目も変わった…。


「今から行けって言わんよね?」

有名小説のやつ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ