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目先の欲にかられて、スーパーハードで転生した。後悔は(ちょっとしか)してない。  作者: 山親爺大将


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足りぬ、足りぬぞぉ

マイペース投稿してます

なんやかやで奴隷生活が始まったんだけど、思ってたよりぬるい。


午前中はアリシアとお勉強&魔法のレッスン、午後はメイシア、エレオラ達と接近戦の訓練、余った時間で属性付与


午後の訓練終了後、アリシアと合流して護衛してるんだけど、その間は大体属性付与して習熟度上げてるんだけど

「…うーん」


「どうしたの?」

魔物図鑑を読んでるアリシアがコテンと首を曲げながら聞いてくる。


優秀なアリシアはすぐにアイテムポーチを習得して、さらにアイテムボックスまで習得を終えてる。

サイズは相当大きいらしく、適正があったようなので、今はテイム魔法を習得中だ。


そして、アイテムボックスの中には実家から送ってもらったという、魔物図鑑がギッシリと入ってるらしい。


「MPが足りない」

言われた通り、礎2種類のだけだけど複合魔法の属性付与全部覚えて、礎6種と複合14種をできるだけ早く切り替えて付与するって練習してたら、あっという間にMPが減っていく。


MPの多さには自信あったんだけどなぁ。


流石に1000回付与とかは無茶らしい。


1000回どころか、20種100回もしないうちにMP枯渇してきた。


「うーん…あ!」

アリシアが小首を傾げて、顎に指あてながら考えていたら名案が浮かんだらしい。


「ついてきて」

あらほらさっさー


一緒について行った先はポーションの工房だった。


「おじさん忙しいところごめんなさい。

マナポーションの廃棄品ってどこに置いてあるの?」


「あぁ、あっちだよ」


「勝手に飲んでいい?」


「廃棄品だからな、飲んでも誰も文句言わないけど、腹壊しても知らんからな」


「うん大丈夫、ありがとう」

ニッコリと可愛い笑顔でお礼をすると俺を引き連れて廃棄所までやってきた。


美人って得だね。

笑顔で周りに挨拶しながら来たけど、この子人質だし、この場所戦略的備品の製造場所だからな。


なんとなく許されてるけど、大丈夫なの?


「このマナポーション飲んで良いって言ってたから、ここで練習すればMP回復し放題だよ!」


説明プリーズ。


特に解説なしで連れて来られたから、説明してもらったんだけど。

なんでも、MP回復するポーションがあるらしい。

っていうか、目の前のマナポーションがそれなんだけど。


んで、ポーションには品質保持期限があって、それを過ぎると劣化が始まって効果が落ちるんだって。

そうなるまで使わないで保存してたものは定期的に廃棄するらしいんだけど、それが結構な量になるらしい。


そりゃそうか、有事の時用の備蓄なんだから、何もなければ使わないで終わるよね。


ようは地震とかの災害用に置いてあった乾パンの賞味期限切れたら交換するのと一緒だね。


「しかし、よくこんな事知ってたね」


「うちの実家でも、よく交換してたから」

あ、そうか、この子隣の領主の娘だったわ。


こうして、腹がパンパンになるまで魔法の練習ができる用になったおかげで、色々こっそり試せた。

うーん、どっかでお披露目したいけど、基本相手を倒す目的で練習してるしなぁ。

そんな機会はあるんだろうか?


あった。


2週間くらい経ったある日、疾風隊のメンバーはユルゲンに呼ばれた。


俺とメイシア、エレオラと残りの獣人3人の6名全員だ。


ちなみに、獣人3人は兄弟だそうで、上からファイファー、フィドラー、プラティカルって名前らしい。


猪人族らしいんだけど…見た目は…豚だね。


オークより人間に近いけど、ブタっぽい人に豚の耳と豚の尻尾つけたら、もうそれは豚だよねって感じ


端的に言うと、実写版猪八戒、タダシイケメンではない。

って感じ。

浅黒い肌の色もあって、俺の中では黒い三元豚という呼び名が心の中で決まった。


「お前達に任務が与えられた。

第二近衛騎士隊と連携して、廃村の調査及び、そこにいる魔物の殲滅を行うように」


「そういうのって、冒険者の仕事じゃないの?」


「冒険者は金にならない仕事はしない」

ユルゲンさんが重々しい感じでそう答えた。


説明を聞くと、廃村だから依頼主が居ないらしい。


周辺の村からはモンスターの発見情報と、怖いからなんとかしてほしいっていう陳情は一応来てるんだけど、かなり林の奥で他の村からも離れているから緊急性も低いから放置されている案件らしい。


それを第二近衛騎士隊が自分たちの実績稼ぎように利用しようとしてるらしいんだけど、村の状況が全くわからないので、念のため俺たちも行くらしい。


第二近衛騎士隊からは俺たちはくれぐれも手を出さない用にと通達がされているて事だけど…。


フラグにしか聞こえないよなぁ。

漫画のセリフ

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