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目先の欲にかられて、スーパーハードで転生した。後悔は(ちょっとしか)してない。  作者: 山親爺大将


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はい、はい、スーパーハード、スーパーハード

ここまでが出会い編です。

次から奴隷編になります。


間に何か別の話を挟もうかと思ってます。

ブックマークありがとうございます。

嬉しいです。

俺が完全に落ち込んでいるうちに、ここからの移動の話し合いがついたらしい。


馬車の馬はもちろんもうお亡くなりになってる。


馬の代わりに引く気にもならない。


結局、必要最低限のものを持って徒歩で移動って事になった。


徒歩でも3日あればなんとか辿り着けるらしい。


食い物は現地調達しかないけど、メイシアがっていうか獣人全般がこう言った時の食料調達にかなり優秀らしいので何も心配してない。


そもそも、ここ最近ずっと野宿みたいなもんだったしね。


意外だったのはアリシアが全然元気なんだよね。


なんでも、冒険者になりたかったらしい。


逞しいねぇ。


「ねぇ、なんか魔法覚えたいんだけど、なんか出来ないの?」

せっかくの俺の天賦の才、なんとかして活用したい。


「生活魔法で良ければいくつかは、できますよ」

アリシアが分からない単語を言い出した。


「生活…魔法?」


「魔法って言っても派手な攻撃魔法ばかりじゃない、地味であんまり役に立たない各属性のレベル1未満の魔法も結構あるのさ、簡単だから相性もほとんど関係なく覚えられるし、消費魔力も少ない、ただ使える場面が限定なのとなんぼ使っても習熟度があんまり上がらないのが欠点だね」

おねーさん、解説ありがとう。


覚えないよりはマシだし、おそらく樹木魔法使いまくって上がってるだろう、水、土、風の習熟度を誤魔化す為にも覚えておきたい。


誤魔化せるかどうか若干不安だけど。


「それで良いから教えて!」


やっぱり天賦の才のおかげだろうか、周りがびっくりしている。


「名もなき魔力の輪をこんなに早く覚える人初めて見た!」

ごめんアリシア、諸所の事情で既に覚えていたんだ。


言えないけどね。


「私が使えるのは、エアーチェンジ、エアーボード、エアースピーカー、ウォータードロップ、ですね」


解説プリーズ。

「エアーチェンジは空気を変える魔法です。

ちょっと息苦しいなって時に新鮮な空気にできたりします」

ん?新鮮な空気?


「エアーボードは空気の板を空中に出します。

でも、ちょっと力入れるとすぐ壊れちゃいます」

どのくらい耐えれるか次第で使えるんじゃない?


「エアースピーカーは声を大きくできます」

あ、はい。


「ウォータードロップは水滴を数粒出せます」

水滴かぁ、ちょっと思いついたのあるけど、出来るかなぁ?


「にゃ!私はクリエイトマッドパイにゃ!

泥団子を作れるにゃ!」


「何故そんな魔法を覚えたの?」


「ゴーレム作成に必要な必須魔法にゃ!」


「ゴーレム作れるの?」


「これ以外の必須魔法1個も覚えられなかったにゃぁ」


「ダメじゃん!」


「私はティンダーだね。

火を付けれる魔法だよ」


「おお!シンプルに便利!」

妖魔の森にいる時に欲しかったやつ。


「俺はクリーナーだ!

なんと世にも珍しい4属性複合魔法なんだぞ!」


「4属性がデメリットにしか感じられねぇ!」


なんにせよ、教わった魔法は全部修得した。


だいたい1回か2回で使えるようになったから、所要時間30分くらいかな?


「はえーよ、異常だぞ?普通新しい呪文は1日かけて1つ覚えるものなんだぞ?」


「俺、天賦の才あるから!」

みんな、まさか本当に天賦の才ってのが存在して、実際持ってるって思わないだろうなぁ。


ここから、街まではずっと魔法の練習をしたり、取り止めのない話をしながら移動した。


エレオラとメイシアの事も色々分かった。


2人はデデュア出身の傭兵兼冒険者だった。


なんでも亜人連合っていうけど、そんほとんどは獣人族で占めており、他の亜人はジャイアント族、コロポックル族が少数ずついるだけらしい。


そしてテデュアの主な産業が傭兵と冒険者の輩出なんだそうだ。


土地も痩せていて、基本脳筋な獣人族は好んでそういった職業に就く為、成り行き的に傭兵の国みたくなっているらしい。


そしてほぼ全員、傭兵と冒険者を兼業しているそうだ。


「にゃ!傭兵だけで食べていけるほど甘くないにゃ!l」


「今は曲がりなりにも同盟組んでいるからね、東じゃそんなに傭兵を必要としないんだよね、西は亜人差別が酷すぎて行きたいと思えないし」

との事。


そんなこんなで目的の街、ナルニマートの首都アルテアに着いた。


ここで、冒険者登録して、ジョブ貰って、新たな生活を始めるようにしよう。


妖魔の森で鍛えられたし、そうそう失敗することもないだろう。


「名前は?」


「リュース」


「…出身地は?」


「カダイの村だけど」


「あー、お前は棄民届けが、北の辺境伯から出されている」


「棄民届け?」


「そうだ、この国の民として必要ないから廃棄したって届けだな、死ぬか奴隷になるか好きな方を選べるぞ」


「え?他に選択肢ないの?」


「本来は奴隷になるはずだった人間がその前に逃げた時に使う届けだからな、奴隷が嫌なら死ぬしかない」


「え?俺って奴隷になる予定だったの」


「あ、いや、まぁ、それに関しては我々も噂程度には事情は聞き及んでいるのだが…上からの指示を変えることもできんしな」

なんか、思いっきり気まずそうだ。


「すまん、恩人がこんな事になるとは思ってなかった。

俺も出来るだけなんとかなるように頑張ってみるから、早まった選択だけはしないでくれ」

おっさん、顔は怖いけど良いやつだよね。


これもそういう事なんだろうな。

はぁ…スーパーハードなんか選ばなきゃ良かったよ。



特になし

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