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7 宿屋とお風呂

「あ、あれ」


【ライティング】

通ってきた棒の上にあった光よりも明るめの玉が辺りを照らし出し、吊り下げられた看板がよく見える。


「ここだと思います宿屋」

「お、それっぽいな」


紹介された看板のマークっぽいのがあり入る。


「プアーノ宿屋へようこそおいでくださいました」


丁寧にお辞儀する店の人。


「1泊頼みたい。えーと同じ部屋で」


≪え、あ、いいですけど変なことしないでくださいよ≫


ミミエルからのテレパシーだがなかなか棘がある感じだ。後ろからの鋭めの視線を店員がちらっと見たのだろうが優しげに


「……ダブルとツインはいかがなさいますか?」


についてはミミエルが即刻


「ツインのベッド分かれてるやつで!」


と決まった。まぁ悲しいが普通だが。

8銀貨4銅貨になりますといわれたので金貨1枚渡して1枚銀貨6枚銅貨をもらう。鍵をもらい2階へと行き部屋に入る。


≪金貨の10分の1が銀貨1枚みたいだ。銅貨はその下の10分の1って感じだな。まだ細かくなるかもだが。あと2人でお金を分けて持っておこう。そっちはアイテムボックスに入れることもできるしな≫


ポケットに分けていれた銀貨と金貨を取り出して渡す。


「いいんですか?」


豪は木で出来たイスにゆっくり座る。


「都合がいい時もありそうだし。ミミちゃんも買いたい物できるだろ。お金が増えてきたら持ってもらいたいが預けるところとかもないか気になるな。明日からまた稼げば大丈夫だろう。これから6日間は街にいることになるから稼いでから色々見物やら買い物しないか?」


ミミエルは浅くベッドに腰掛ける。


「いいですね~楽しみです」


豪は胸元にあるギルドでもらったペンダントを取り出し指から魔力を込める。目の前に一枚の自分のギルドカードが相手に見せるように映し出される。他の人がやろうとしてもできないみたいだがギルドでは誰かは確認できるみたいだ。カードには名前とランク、識別番号があり、指名依頼とかあればこちらを使われるとか聞いた。俺はまだ読めないが。


「ふむ、風呂はあるみたいだな先ミミちゃん入る? 俺も入ったら飯にでもしようか」

「ありがとう豪さん。お言葉に甘えてお先に。早めにでますのでー」

「ゆっくりでいいよ」


ミミエルがうきうきに風呂場に入っていくのを目で追いながら。今日を振り返る。





≪お~い、ミミエルやい。調子はどうじゃ? って風呂中かすまん≫

≪シーヤハマヨ様! お気になさらず≫

この名前は豪にとってはとなりのじいさんの名前だ。ミミエルはその場に頭を垂れ跪く。テレパシーモードとは全く違う回線を使う感じなので間違えることもない。ミミエルからは見えないがシーヤハマヨからは見えるようだ。

≪両名、今のところ無事に過ごしております。今回も同じ目的……なのでしょうか?≫

≪そうじゃな。あの者、豪君にも才能があるからのぉ≫

≪……楽しみですね≫

≪それとなんか変わったもんを見つけたら連絡して欲しいのじゃ≫

≪変わった物……ですか? おみやげでしょうか?≫


シーヤハマヨ神は珍品物好きでたくさんのコレクションがある。


≪それも欲しいのぉ。お主が気になったものを色々伝えてくれればOKじゃ。まぁまたちょこちょこ連絡するぞい≫

≪了解しました。こちらからも何かあれば連絡致します≫

≪うむ。ではなミミエル≫


通信が切れる。

お湯の魔石に魔力を送りシャワーをたっぷり浴びる。石鹸が1個ありそれを手でどんな感じかこすってみてから、虚空から体洗えるタオル等を出して朗らかな気分で髪と体を洗っていく。もう1人の育ての親みたいな存在からの交流が増えて嬉しいミミエル。

「明日はどんな日になるかな~」




誤字・脱字・文字の意味が違うなどあるかもしれません。

感想やレビューなど来るか分かりませんが楽しみにしています。基本返信はしなそうです。

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