78話 オレオルフェアリー
〜前回からの登場人物〜
コード・ウルフード 24歳の男性 身長174㎝
獣人族 コスモス騎士団 第1部隊隊長
特徴
・アッシュグレーの短髪
・戦闘服に灰色のフードスタイル
・イケメンだが表情が常に真顔
・鋭い目つき
・無感情な声
戦闘スタイル 雷系魔法
半獣化 オオカミ
ヌー・ヌー 17歳の青年 身長173㎝
獣人族 コスモス騎士団 第2部隊副隊長
特徴
・黒髪ロングのオールバック
・耳にピアスを付けている
・戦闘服を改造している
・低い強面な声
・喧嘩っ早い性格
・たまに変な漢字で語る
戦闘スタイル 格闘家と質量変化魔法
半獣化 ヌー
オート・リュッシュ 15歳の少年 160㎝
獣人族 コスモス騎士団 第2部隊隊員
特徴
・ピンク色の短髪イケメン
・第2部隊副隊長代理的な立場
・煽るのが好き
・面白い事が好き
・早口で明るく高い声
・たまに変な喋り方をする
戦闘スタイル 回復系魔法
半獣化 ???
H・デスカルト ?歳の老年 身長196㎝
エルフ族 サウス帝 H部隊隊長
特徴
・腰まで届く灰色髪
・痩せた身体
・低い声
・黒い布を身に纏っている
・背丈ほどの棒に、二本の鎌が付いたような武器
戦闘スタイル 鎌型武器を扱う
L・ルミエル ?歳の青年 身長177㎝
エルフ族 サウス帝 L部隊隊長
特徴
・クリーム色の短髪
・イケメン
・争いが嫌い
戦闘スタイル 光系魔法
ヌーの目の前の光景は、自分の膝で泣き崩れている、
リュッシュのお腹には、鎌が刺さって貫いていた。
「アンフェアリーめ……。」
左胸が拳サイズの穴で貫通している、デスカルトは
勢い良く鎌を抜き取った。
「ぐわぁあーーーーぁああ!!」
大量に血が飛び散り、リュッシュは喘ぎ叫んだ。
ヌーが涙を流しながら、叫んだ。
「てめぇぇえ!!なんでぇ死んでぇねぇ!!」
「ほっほっほー、それはこっちの台詞だな…。
まぁ、アンフェアリーが…逃げたんだがな…。」
ヌーがデスカルトの姿を確認すると、翼が無く
妖精回帰する前の姿に戻っていた。
「デスカルト、お前はサウス帝には不要だ…。」
デスカルトとリュッシュの間に、突然ルミエルが
現れて、デスカルトに光を浴びせた。
「妖精回帰…オレオルフェアリー・ルミエル。」
透明な黄色い蝶の様な羽が、ルミエルの背中から
生えて、10mほど上昇し全身を包み込んだ。
羽にヒビが入り砕けちると、黄色く二枚の翼が生えて
頭上と両手足には、金色に輝くギザギザした、光の輪
が浮いていた。
「なぜだ!これだけの戦果を挙げたと言うのに!」
デスカルトは必死に声を上げた。
ルミエルは両手の光の輪を、取ると投げつけた。
光の輪は、綺麗なカーブを描きデスカルトの
両足に刺さった。
『ルミエルめ……。』
「オレオルフェアリーの元に集いし、天に使える
六人の妖精を刃と変え、裁きを与える…。」
ルミエルの背後に、6個の黄色く光り輝く小さな玉が
現れ、槍の様に伸びた。
「シェルジュージエ。」
ルミエルがデスカルトに指を指すと、6本の槍が
動き出し、デスカルトの身体を貫通した。
デスカルトの身体は、ヌーによって空けられた
左胸の穴以外、穴は空いてなかった。
顔も身体も干からびており、塵となって舞散った。
それと同時にルミエルの身体から、1つの小さな
赤く光る玉が出てきて、6本の槍は光る玉へと変わり
赤く光る玉に群がり、夕日へ消えていった。
『争いは、嫌いだ……。』
「なん…なんなんだエルフ族は!!!
リュッシュを返しやがれ!!!」
同時刻、ガーベラ王国領土岩石地帯にて…
「援軍はまだかー!!?」
「魔族め、許さん!」
「このままだと、全滅だぁーー!!」
「たった数人で…。」
「どっちもバケモノだぁーー!」
岩石地帯には、百人以上の獣人族が倒れていた。
生き残った獣人族達が、エルフ族の強力な1人の少年
と突然現れた2人の魔族に、逃げ惑っていた。
「よくも仲間をやりやがぁっ!」
「僕の新しい力の為の、生け贄を殺しやがって。
獣人族も魔族も、僕が全員殺してあげる。」
夕日で、獣人族に剣を突き刺す、小さなエルフ族の
少年の影が浮かび上がった。
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