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セリアンスロピィ・ファンタジー  作者: 癒雨助
新世界征服戦争編〜1章〜開戦の激闘
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70話 戦争作戦会議

クロコダイルブリッジの戦いから数日が経ち

ハルジオン王国の王城では、会議が開かれていた。




「獣人族は攻めず、守りを固めるなら

ラフレシア川に架かる全ての橋を壊しましょう!」

ハルが喋っていた。


マーズが声を上げた。

「ハル国王橋を壊しても意味ない。

エルフ族は空を飛んでくるぞ!」


「あっ、そうだった…。」


マーズが時計を見てから、声を上げた。

「ジュピテール!そろそろ時間だ。」


ジュピテールは時間を確認して、話し出した。

「最後に確認を、まず各国先ほど決めたポイントで

ラフレシア川の見張りをする。

エルフ族、魔族が現れた場合、すぐに信号弾を撃ち

援軍が来るまで引きつけて、倒す!


あと各国偵察隊や、伝令隊を出し情報交換を

出来るようにしておいてくれ。」


「分かりました!」


「わかった。だがなぜ攻めない?

守ってばかりか?」

マーズが尋ねた。


「敵がエルフ族と魔族だ、迂闊に攻められない。

エルフ族は太古の戦争の裏切りがあり、それからの

戦力なども全く情報がない。

魔族も、上級魔族達が動き出した。

この前の合同任務で、かなりの強さとわかったが

数など色々未知数だからな。」


「様子を見ながら守り、攻めて来た所を殺るか…。

おもしろい。」







それと同じ時、ガーベラ王国の王城でも、

会議が開かれていた。



ゼースが話していた。

「ジュピテール王とある程度話し合って来た。

獣人族はエルフ族との境界線である、

ラフレシア川と、ガーベラ山脈に見張りを置き

エルフ族が来ればそこに戦力を集める!

獣人族の領土に攻められない様にするとな。」


「だが魔族は、どこからでも来るからなー。

裏を取られる事もあるだろうなー。」

オンクルが呟いた。


ゼースが声を上げた。

「そうだ、問題は魔族なんだ。

各国で見張りを置けべ、ある程度は対処出来るが

潜り込まれて情報を取られる可能性がある!


この戦争は3種族の戦争だ!

エルフ族と魔族も殺り合うだろう。

その時の情報がわかれば有利になる!

頼めるか?ブリズクイーン女王!」


ブリズクイーンが話し出した。

「分かりました。偵察隊を多めに作ります。

ジュピテール殿から頼まれている、伝令隊の

パイプ役もあるので、見張りの戦力を少し減らしても

大丈夫ですか?」


「あぁ、問題ない。こちらが多めに出す!

少し早いが、会議を終わるか。」


「そうですね。オンクル殿紅茶ご馳走様でした。」









コスモス王国、第3部隊隊舎では

アレイユが1人広場で横になっていた。


そこにアルスが、忙しそうに速足で歩いてきた。

「あーれ?アレイユまだ隊舎に居たのか?」


「あっアルス隊長!お疲れ様ー!」

気づいたアレイユは、空元気に挨拶をした。


アルスはアレイユの横の、地べたに座った。

「家に戻ってないのか?

バラン君と確か妹ちゃんもいたなー。

バラン君は忙しいし、妹ちゃん心配してるよー?」


「キャンディスがヴィエルに会いに行って

来れてるから、大丈夫だよ!それに……。」

アレイユは、話の途中で下を向いた。


アルスは笑顔で、喋り出した。

「まっ!リュンヌは強いから大丈夫だよ!

魔族倒しているんじゃないかなー?

俺が副騎士団長なってたら、リュンヌを第3部隊

隊長にしようと、思ってたし!」


「なっ!リュンヌが隊長なら、

俺は副騎士団長だな!」


「いや、それが俺になってたらって話でしょ!」




アルスとアレイユは、楽しそうに話していた。




「さて、そろそろフォリスの緊急治療を

見に行ってくるから、アレイユは待ってて来れ。」


「お、おう!」


アルスは第3部隊隊舎を後にした。

最後まで読んで頂きありがとうございます!


次回もよろしくお願いします!

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