59話 緊急報告
〜各国の国王〜
コスモス王国の国王
レオ・ジュピテール 45歳 182㎝
アジサイ王国の国王
レオ・マーズ 48歳 179㎝
ハルジオン王国の国王
ピーネス・ハル 33歳 175㎝
グロリオーサ王国の国王
オーポスト・ゼース 39歳 194㎝
ダリア王国の国王
ダリア・ブリズクイーン 27歳 166㎝
ガーベラ王国の国王
ウル・オンクル 100歳以上 144㎝
「だからあれほど言っているだろ!?
魔界に助けに行くのは、不可能だと!」
ゼースが大きな声で、喋っていた。
マーズが、喧嘩口調で喋った。
「不可能と決めつけるのは、早すぎないか?
試した事があるのか?」
その時、会議室のドアが開きコスモス王国の
1人の伝令員が入って来た。
「国王殿、入院中のアレイユ様が行方不明との事で
王国内を騎士団達で捜索中です!」
「アレイユが!?」
ジュピテールは、不安気な表情で悩んでいると
もう1人の伝令員が勢い良く入って来た。
伝令員が慌てながら喋った。
「こ、こ、こっ、くおうさま!!
コスモス王国き、北のじょ、上空に、
空を飛ぶ10名ほどの、エ、エルフ族が!!!」
ジュピテールは下を向いて、目を瞑り口を閉ざした。
すると、ゼースが声を上げた。
「ジュピテール王どうするのだ!?」
少し悩んだあと、目を開き伝令員に指示を出した。
「バランと第1部隊を向かわせてくれ!」
伝令員二人は、急いで会議室を出た。
バラン副騎士団長を先頭に、ウルフード隊長の
第1部隊が、コスモス王国北の領土に
走って移動していた。
するとその先から、エルフ族が各々色んな色の
魔法の羽のようなものを、羽ばたかせて飛んで来た。
バランはすぐに声を上げた。
「エルフ族、何の用件ですか?
降りてきて下さい!」
しかし、エルフ族はとんがった耳を傾けず
そのまま通りすぎようとして加速した。
『上空50メートルくらいか?ギリギリ届く!
タンペラトュール・ドミナシオン!凍剣・十剣!』
バランは凍りの10本の剣を作り出すと、
10人のエルフそれぞれに剣を飛ばした。
10人のエルフは、少しの動きでそれぞれ避けて
さらに加速して飛んで行った。
「しまった!……ウルフード、急いで戻るよ!」
バランはすぐに地面を、薄い凍りにして
滑るようにエルフ族と同じぐらいのスピードで
コスモス王国に向かった。
ウルフードも薄い凍りに乗りバランより少し
遅いスピードで移動した。
第1部隊達は普通に走る人達と、
凍りに乗り、転ける人達がいた。
『エルフ族、速すぎる…。
王国内に入られてしまう…。』
エルフ族がコスモス王国の北門に
たどり着こうとしており、バランはその後を
氷で滑りながら追っていた。
『もう間に合いそうにないな…。
この後、どう動くのが適切か…。』
バランは悩みながら、少しスピードを落として
後を追っていた。
「こっちから攻撃しないなんて言ってないでぇ?」
バランの背後に、エルフ族の1人が移動していた。
「なっ!?」
バランは後ろを向きながら、体勢を崩して
転がりこけた。
「殺意だけでそんなに、驚かんといてぇや?
弱く見えてしまうやん。」
バランが顔を上げると、左目が髪に隠れた
少し長めの真っ白な髪に真っ白な肌。
それと対照的に、漆黒の右目のエルフ族の青年が
刃が曲がっていて、刃に穴が空いている
変わったナイフを持って、立っていた。
「あんた副隊長だったりせぇへん?」
バランは立ち上がってから、喋りだした。
「俺はコスモス騎士団副騎士団長レオ・バランだ!」
エルフ族の青年は、髪をかきながら
ナイフをバランの方に向けた。
「自己紹介しろなんて、言うてへんでぇ?」
青年はナイフの穴に指を入れて、クルクル回しながら
喋り続けた。
「副騎士団長ってことは、この国のトップ2やろぉ?
俺の国には、あんたより強いやつが12人おる。
そしてその上に10倍以上の強さの化け物が12や人!」
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