表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セリアンスロピィ・ファンタジー  作者: 癒雨助
魔界異変編
46/131

43話 失われた世界へ散歩

 アレイユ達も自己紹介をし終えた。

 そして奥にいたハルジオン騎士団達が前に出てきた。



「僕達はハルジオン王国騎士団隊員で、僕は第2部隊隊長をしているドジラフィーです。」


 声は普通の高さで、茶髪のパッツンの少年が歩いてきて、派手にコケた。


「アハハ、ごめんなさいよく転ぶんです…アハハ。」

 立ち上がりながらコケて、また立ち上がった。



『流石平和国家の隊長……。』

 コスモス王国の騎士団達は全員そう思った。



「あとこの人達は、僕の部下です。」

 ドジラフィーの後ろには、4人の優しそうな笑顔をした人達がいた。



「そろそろ移動する。」

 ウルフードを先頭に、全員目撃地点へ走って向かって行った。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「ルキさまぁ〜どこ行くんですかぁ〜?」

 黒色のビキニの様な格好をした、黒髪ツインテールの美少女、小悪魔のリリアが囁いた。



「少し散歩だ!失われた世界でな!」

 黒い4枚の翼を生やした、黒髪でショートヘアーより少し長めの、髪の長さのルキフェルが言った。



「ルキさまぁ〜勝手に行かれてわぁ〜困りますよ〜。」

 わリリアがルキフェルの前に立ち塞がった。



「どけぇー!リリア!」

 ルキフェルがきつく声を上げた。



「んん〜…それならでぇ〜とって事で、ルキさまぁのお供しても良いですかぁ〜?」

 リリアはルキフェルにもたれ掛かった。



「勝手にしろ。」

 ルキフェルは黒い剣を抜き空中に向けて、魔界の門を開いた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 アレイユ達は森を抜けて草原を走っていた。



「皆、止まれ。」

 ウルフードが立ち止まった。


 草原の先には、武装ゴブリンやデーモンに魔獣が100体以上も集まっていた。


「数が多いな、4つのチームに分けて撃退に取り掛かろう。

 俺とハルジオン騎士団2人のチーム。

 第2部隊とハルジオン騎士団1人のチーム。

 フォリス副隊長とキャンディスとハルジオン騎士団1人のチーム。

 トルチェ副隊長と余り物のチーム。この合同4チームでそれぞれ撃退せよ。」


 バランスの取れた編成をした。



『無感情なのが腹立たしい、余り物って!!』

 アレイユは心の中で叫んだ。



 各々動き出し、魔族達を釣り分散させた。



「皆さん足速いですねー僕噛まれそうですよー。」

 トルチェチームも魔族を釣って、森の奥の方へ走っていた。



「ドジラフィーさん、隊長なんでしょう?もう少し頑張って下さい。」



「あっ!コケちゃいました。アハハ。」

 コケたドジラフィーの後ろから、大きな口の魔獣が、嚙みつこうとしていた。



炎旋エンセン!ドジラフィー大丈夫かよ?」

 アレイユは炎の渦を纏った剣で、魔獣を真っ二つにした。



「仕方ないな此処で戦うか。」

 リュンヌも剣を構えた。

最後まで読んで頂きありがとうございます!


ブックマーク、感想などして頂けると嬉しいです


次回もよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ