42話 夜路子来!
新しくなった副騎士団長バランも様になり、ウルフードも第1部隊隊長として様になって、アレイユ達も日々の任務をこなしていき、季節は変わり冬になった。
「最近、魔族元気だよな〜毎回毎回任務は、魔族撃退ばっかりだな!」
「だよね〜冬に向けて冬眠の準備かな?」
「魔族は冬眠しないでしょ!」
アレイユとキャンディスが第3部隊隊舎で、ごろごろ、だらだら話をしていた。
「ここ最近の魔族の活動は異常だよー。」
アルスとたくさんの書類を持ったフォリスが、歩いてきた。
「さて!お前達また任務だよー。」
アルスがフォリスの持っている書類の、1番上を取り揺らしながら見せた。
「コスモス王国、ハルジオン王国合同魔族撃退任務?面白そうだな。」
リュンヌが揺れている書類の文を読んだ。
「面白そうでしょーう?フォリスあとは、任せた!」
アルスは書類をフォリスの持っている書類の上に置いて、歩いて行った。
「ちょっと隊長!聞いてませんけど!!あとこの書類アルス隊長のでしょ!」
フォリスは1番上の書類だけを掴み、あとの書類をアルスに投げつけた。
「おわっー!」
アルスは書類の山に埋もれた。
「仕方ないですね、今回の任務はえーと……。
コスモス王国の精鋭とハルジオン王国の精鋭で、ハルジオン王国領土内で目撃された魔族の群れを、協力して撃退せよ!ですって。」
「面白そうじゃん!」
アレイユは立ち上がると、飛び跳ねたりして体を動かした。
「あっ!そうそう集合は今日の13時に東門だって。」
アルスが書類をまとめながら呟いた。
「えーーー!あと2時間しかないじゃないですか。」
3人は同時に声を上げた。
「って事で全員急いで用意するように、解散!
あっ、アレイユはちょっと残ってー」
アレイユが不思議そうに首を傾げた。
アルスは手招きして、耳元でボソッと呟いた。
「今回の任務、アレイユの半獣化の禁止を解く事にしようー、そして半獣化する時にトラをイメージして見てくれ。」
「どうしてトラを?」
「いーから、いーから一回やってみな。」
話し終わると、アレイユも走って用意しに行った。
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アレイユ達が東門に着くと、9人の精鋭達が集まっていた。
「まず自己紹介から、今回の指揮官の第1部隊隊長の
コード・ウルフード。」
『この人感情無っ!!』
その場の全員が思った。
「俺はチタ兄貴の弟子の、第2部隊副隊長のヌー・ヌーだ夜路子来!」
長い黒髪のオールバックにピアスを付けた、低い強面の声に戦闘服も改造している青年が喋った。
「ヌー・ヌーて同じやないカーイ!ヌーさんカッコつけたつもりでしょうが夜路子来って、夜の道路、子供来るなって優しいっすね。
あっドーモー、第2部隊副隊長代理的な役目をしてるリュッシュです夜路死来。」
ピンク色の短髪に明るい声で早口な、常にニコニコしている少年が話した。
すると横から跳び蹴りを食らい吹っ飛んでいった。
『あーこの2人って、影の部隊に居た個性の強いチタさんの部下だっ!!』
アレイユ達はそう思った。
「私は第4部隊副隊長の、トルチェと申します。」
ショートヘアーのパッツンで、翠色の髪の美人な女性が喋った。
『流石フォリネさんの部下だ。』
アレイユ達は、ホッとした。




