41話 光り輝くふたり
チタは左側で二本の短剣を構えて、右手で持った短剣を右側に薙ぎはらった。
「双神・雷神と風神の纏!」
右手の短剣は、薙ぎはらった勢いで風を纏い。左手の短剣は、摩擦の勢いで雷を纏った。
2人は同時に走り出した。
チタがジャンプし両手で短剣を振り降ろす、バランはガードしそのまま振り払った。
すると雷と風の一部が凍り、黄色に輝く氷と黄緑色に輝く氷が、その場に出来て浮いていた。
チタとバランの剣技と剣技がぶつかり合い空中には、黄色と黄緑色に光り輝く氷がたくさん浮いていた。
「ふぅーふぅー……。」
チタが傷を抑えながら呼吸を整えた。
「はぁーはぁー……。」
バランも呼吸を整えた。
そして2人は勢い良く走り出して叫んだ。
「バラァーーーーーァアン!!!」
「チタァアーーーーーァア!!!」
バランは大剣を大きく上から振り下ろし、チタはジャンプし二本短剣をクロスさせて上から振り下ろした。
2人の剣がぶつかると、2人は壁まで吹き飛ばされて倒れた。
そして空中に浮いていた氷が、粉々に砕け散って舞い上がり、闘技場には黄色と黄緑色の光る氷の欠片が、幻想的に降り注いだ。
観客達はみんな、その光景に言葉を失って見続けた。
チタとバランはどっちも倒れたまま、起き上がれず時間が過ぎていった。
すると壁に手を付きながらバランが立ち上がった。
それを見た騎士団長が歩いてきて、声を上げた。
「レパール・チタvsレオ・バランの決勝戦。
勝者、レオ・バラン!!」
闘技場が歓声に包まれるなか、バランはチタの所にゆっくりと歩いて行た。
「チタの想い届いたよ、これからもよろしく親友!」
チタも目を覚まして、バランと支え合いながら、ゆっくりと立ち上がった。
すると会場中が立ち上がり、バランとチタに向けて大きな拍手と歓声が沸き上がった。
そして2人は光る氷の欠片に照らされながら、救護スペースへと、支え合いながら歩いて行った。
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それから1週間後の王城騎士団王室にて。
「副騎士団長選定トーナメントの結果から、第1部隊隊長レオ・バランを副騎士団長に任命する!」
国王が声を上げた。
王室中が拍手をして、バランは舞台に上がるとお辞儀した。
「そして第1部隊副隊長のコード・ウルフードを、第1部隊隊長に任命する!」
騎士団長が声を上げた。
「第1部隊副隊長は後々選抜して任命する。」
騎士団長が言った。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
次回「魔界異変編」になります!
あのキャラが登場しまーす!
その前にまた登場人物まとめます!
少し、諸事情により投稿空いてしまうので
ごめんなさい。




