3話 美少女キャンディス
「キャンディス!!」
アレイユとリュンヌは、声を揃えて言った。
「まさか2人が第3部隊に来るなんてね〜!」
金髪ショートヘアーの可愛い少女が声を上げた。
「おー、君達キャンディスと知り合いなのか?」
隊長が声を挟んだ。
アレイユはキャンディスの肩に腕を掛けた。
「俺達が小さい頃一緒に遊んでたんだ、幼馴染みたいなもんかな?」
「あ〜れ〜!?私は、アレイユと遊んだ記憶ないかも〜リュンヌ君と遊んだ記憶は、大切に覚えてるけど〜!」
意地悪気にアレイユに言い腕を払いのけると、リュンヌの所に寄って行った。
「あんまりアレイユをからかうなよ。」
リュンヌが呟いた。
「おい!キャンディスなんで俺と遊んだ記憶がないんだよ、そして俺だけ呼び捨てかよ!」
「あらあら、相変わらずか弱いアレイユは口だけだね〜。」
アレイユを見つめながら、顔を近づけた。
「あの頃の俺とは違うからな、近いって!おっとっ!」
キャンディスの肩を押そうとした時、足が絡まり肩を押そうとした手は、キャンディスの胸に当たった。
「ほう〜私の胸を触るとは、昔のアレイユと違うわね!!」
言い終わる前に強烈なビンタをした。
『痛ってえーけど…柔らかかった…。」
アレイユは心の中で思った。
「さて仲の良い君達に早速だけど任務に行ってもらおうかな、最初だし俺が同行したいんだけど、このあと用事があるからな〜。
ってことでフォリスに任せた!これ任務の書類ね!」
フォリスに書類を渡すと隊舎から出て行った。