21話 キャンディスの過去
14時55分、コスモス王国王都南門。
「よし各部隊揃ったな、これより南へと進みアジサイ王国を目指す!」
騎士団長が声を上げて走り出した。
それに続き国王、第1部隊、第2部隊、第3部隊と続いて走って行った。
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アジサイ王国の領土に入った辺りから、小雨が降り始めた。
騎士団長はアジサイ王国北領土の、小さな湖のある森に立ち止まった。
「よしB地点に着いたな、ここで日が変わるのを待ち私達は王都に突入する。
第3部隊はA地点に移動し待機せよ!」
その場の全員木の影に入り休憩をとった。
アレイユとキャンディスは同じ木の影に入り会話していた。
「雨結構降って来たね。」
「この雨の中の潜入って難しそうだなー!」
「アレイユって、本当バカねぇ〜!」
「いきなりバカとはどういう事だよ!」
「雨のおかげで音や匂いが消されて、潜入しやすくなるって事だよ〜!」
キャンディスが自慢気に言った。
「なるほどなぁ〜。」
と呟き、少し真剣な表情をして喋った。
「なぁ〜キャンディスこの前の事悪かったな。」
「いつの話よ〜。」
キャンディスが笑いながら聞いた。
「キャンディスのこと小さい頃から知ってるのに、戦争って聞いて俺テンション上がっちゃって、キャンディスのお父さんの事を……。」
アレイユは湖を眺めながら喋った。
「も〜そんな事気にして無いって〜、それにお父さんが亡くなったのは私が赤ちゃんだった時だし。」
キャンディスも湖を眺めながら喋った。
「そんな事じゃない!
キャンディスにとって大事な事だから……ごめんな。」
アレイユはキャンディスの目を見て話した。
キャンディスは一粒の涙で答えた。
『アレイユありがとう。』
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「さてそろそろ時間だな、各隊移動を開始する!」
騎士団長が声を上げた。
騎士団長、国王、第1部隊、第2部隊と走って行き、第3部隊はA地点へと走って行った。
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「バラン殿チタ殿メルキュールの捜索頼むぞ!」
国王がお辞儀をし、それに釣られてバランとチタも深々とお辞儀をした。
「これより作戦開始する!」
騎士団長が声を上げて剣を抜き、剣先をアジサイ王国王都の門へと向けた。
騎士団長と国王・バラン・チタ・第2部隊隊員2名・第1部隊隊員2名ずつに分かれて、アジサイ王国王都へと侵入して行った。




