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セリアンスロピィ・ファンタジー  作者: 癒雨助
梅雨霧戦争編
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20話 戦いの前の一時

「アルス隊長、今回の戦争でハルジオン王国に増援を出したメリットってあるんですか?」

 リュンヌが聞いた。



「流石、王様の息子さんだな良いとこに気づくな、だがメリットの方が多いんだぞー。

 まずハルジオン王国に増援を送らなかった場合、アジサイ王国が勝ち戦力が上がってしまう。

 そうなるとまた戦争になった時に、コスモス王国が負ける可能性もある…。

 増援を送ることで戦力を上げるのを阻止するどころか、戦力を下げることができるだろう。

 そしてハルジオン王国と同盟を組むことによって助け合うことができ、獣人族の時代の流れを変えられる気がすると俺は思う。」



 話を聞いたリュンヌは、少し考えてから喋った。


「1つ目のメリットって増援を、出さざるを得なかったんじゃないでしょうか…?

 2つ目に関してはメリットって言えるほどじゃない気がするんですが…。」



 リュンヌの言葉にアルスは納得してしまった。

『そ、そうとも考えられるな…。』



 そこにバランが歩いてきた。


「バラン兄〜!!」

 アレイユとリュンヌは手を振った。



「リュンヌとアレイユ、まさか2人と一緒の任務につけるのがこんなに早く来るとは思わなかったよ。」


 バランは2人の頭をポンポンしながら言った。



「すごいだろ〜!」


「もうバラン兄に追いついてやったぜ。」


アレイユは自慢気に言い、リュンヌも自慢気に喋った。



「2人ともティーグルさんの言うことをちゃんと聞くんだぞ。」

 アレイユとリュンヌは大きく頷いた。



「バラン君少し話が。」

 アルスはバランを連れて部屋の隅へと言った。



 その横でキャンディスとフォリスが会話していた。


「凄い人達ばかりで緊張しちゃうな〜。」



「そうですねー、私も会ったことない人が多くて。」



「そういえばフォリスさん、チタさんと一緒の任務ですね!」


 フォリスは頬を少し赤くなった。



 すると後ろからフォリスの肩をトントンとチタが叩き、人差し指を立てた。

 フォリスが振り向くと、ほっぺに人差し指が当たった。


「フォリス今日も可愛いな!」



「もうチタ皆がいるとこでイタズラしないでよー。」

 フォリスがさっきよりも頬を赤くしながら言った。



「そんなに照れるなよ、こっちまで恥ずかしくなるだろー?」

 チタが笑いながら言った。



「チタは王都に入るんでしょ?気を付けてね。」



「フォリスも気を付けろよ!」


 お互い笑顔で話し終わると、チタは第2部隊隊員と部屋を出た。



「よ〜し、お前達準備をして14時に第3部隊隊舎に集合して王都南門に向かうぞ。」


 バランと話していたアルスが戻って来て話した。



「了解!」

 アレイユ達は返事をして部屋を出た。

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