15話 休日の1日 その1
「お兄ちゃん朝だよぉ〜起きて〜!」
薄いピンク色のストレートロングヘアーの少女が、アレイユに跨り体を揺すった。
「ひぃーー!!」
アレイユは勢い良く叫びながら起きた。
跨っていた少女はバランスを崩しアレイユに抱き笑顔で喋った。
「おはよう〜アレイユ兄!」
「おはようーヴィエル!」
二人はベッドから降りリビングに向かった。
リビングのテーブルにはご飯が並びリュンヌが座っていた。
「リュンヌ兄起こして来たよー!」
「アレイユ遅いぞ、早く座れ。」
ヴィエルはリュンヌの前に座り、アレイユはヴィエルの隣に座った。
「いっただっきまーす!」
3人は手を合わせて朝ごはんを食べ始めた。
朝ごはんは焼き魚と野菜とピンク色の丸いフルーツがお皿に彩り良く乗っていた。
「父様と母様は?」
アレイユはリュンヌに食べながら聞いた。
「緊急の国家会議だって、バラン兄も一緒に。」
「なんか良くないことでもあったのかな?」
「ねぇねぇ〜お兄ちゃん達〜、今日お買い物に行こうよ〜!」
ヴィエルは目を輝かせながらアレイユの方にもたれかかった。
「おおーいいねぇー!俺も初任務祝いに何か買おうかな?」
アレイユはヴィエルの頭なでながら言った。
「そうだな、今日は暇だしな。」
「ごちそうさまでした!」
3人は手を合わせて声も合わせると、それぞれ出かける用意をした。
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「ふぁ〜〜、いい天気だなぁー!」
アレイユは大きなあくびをした。
「さてどこから行く?」
「あそこの服屋さん行きたぁ〜い!」
ヴィエルはアレイユとリュンヌの手を引いて、服屋さんに入っていた。
「うわぁ〜この服可愛い〜、これも可愛い〜、こっちのも〜!」
目を輝かせて行ったり来たりしていた。
「あ〜らアレイユ、女性服専門のお店でなにしてるのかしら?」
振り返ると白いノースリーブにショートパンツを履いた私服姿のキャンディスがいた。
アレイユが頬赤くして戸惑ってる。
「えっ!? いや…これは…。」
「よう、キャンディス買い物か?」
「あ! リュンヌ君! どうしてここに?怪我はもう大丈夫なの?」
キャンディスは心配そうに聞いた。
「ああ、怪我はほとんど治ってる。」
「お兄ちゃん達かってに居なくなるなんて、ひどいよぉ〜!」
横からヴィエルが歩いてきてキャンディスを見て抱きつきながら言った。
「あ〜! キャンディス〜久しぶり!」
「あー! ヴィエルちゃん久しぶり!」
頭をなでながら言った。
「ヴィエルちゃんのお買い物でこの店に来てたのね。」
「ヴィエルー! 良い服あったか?」
「ん〜と、これとこれとこれとこれ!」
ヴィエルは4着の服をアレイユに見せた。
「げ!! ヴィエル少し多くないか?」
アレイユは財布の中を見ながら言った。
「ヴィエルちゃん全部買ってあげるよ〜!」
キャンディスは微笑みながら言って、ヴィエルと手を繋いでレジに行った。
「キャンディス〜ありがとぉ〜!」
お会計を済まして4人はお店から出た。




