13話 猫剣王
アレイユ達が第3部隊隊舎に戻ると丁度アルスが居て、おにぎり食べていた。
「ボスー戻りました!」
キャンディスが元気よく挨拶した。
「おぉーお前達早かったな! さすがフォリス、任務の報告を聞こうか。」
アルスが明るい表情で尋ねた。
「隊長今回我々はゴブリン2体と武装ゴブリン4体に…。」
アルスは驚きおにぎりを落とし、慌てて口を挟んだ。
「ちょいお前達、武装ゴブリンと出くわしたのか?」
「はい、それに4体もそれに…。」
リュンヌは続きを言うのを躊躇った。
「あんな奴ら雑魚だったぜ!
それよりも、黒い翼の生えたルキフェルってやつと戦って撃退したんだぜー!
あれは魔族のボスクラスだったなー。」
アレイユは自慢げに話した。
「なんだってぇーーーー!!!」
アルスは100%のナイスなリアクションで驚くと、フォリス以外全員笑った。
「隊長ふざけている場合ではないですよ…すぐに上に報告しに行かなくては。」
「あぁー、面倒なことにならないといいが。」
アルスは真剣な表情をして呟いた。
「アレイユ、リュンヌ、キャンディス、フォリスお前達ご苦労だったな!
フォリスは上の報告についてきて欲しいが…。」
「はい、分かりました。」
「ありがとー、助かるよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アルスとフォリスは王城の騎士団長室に居た。
「というわけで第3部隊の報告は以上です。」
アルスとフォリスはお辞儀した。
「ティーグル・アルスよ、少し残ってくれ。」
アルスは頷いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「まさか騎士団長に誘われて、こんな高級レストランでお食事とはありがたいですねー!」
アルスはお酒を飲んでおり、少し酔っ払っていた。
アルスと騎士団長が飲みながら世間話をしていた。
すると服を着た小さな可愛い三毛猫が、机の上に飛び乗り喋った。
「遅くなっちまったぜ!」
と言うと机の上の小さな猫用の椅子に座った。
「これは、これは、猫剣王様!お会いできて光栄です。」
猫剣王は手を出しアルスは人差し指で握手した。
アルスの背後から人影が近づいて来た。
「やっときたか! 国王!」
猫剣王が声を上げた。
「少し遅れてしまってすまない、さてこの会の招き猫は誰かな?」
国王が席に着いた。
「国王! 招き猫って言ってる時点で誰がこのメンバーを集めたか知っているな!」
猫剣王は国王の料理を摘み食いしながら、話しを続けた。
「今回お前達を招集したのは、俺だぜ!
あの件を片付けておきたくてな!」




