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セリアンスロピィ・ファンタジー  作者: 癒雨助
騎士団入隊編
1/131

1話 アレイユとリュンヌ

初投稿です!

読んで頂けるとありがたいです!

宜しくお願いします!

「お〜い! リュンヌ早く行こうぜ!」

 オレンジ色の短髪少年アレイユの、ワクワクした明るい声が家中に響いた。



「そろそろ時間か、アレイユ忘れ物ないか?」

 水色の短髪少年リュンヌが、意地悪そうに聞く。



「今日からコスモス騎士団に入る俺が、忘れ物なんかするわけねぇーよ!」



「テーブルの上に置いていた、これは何かな?」

 リュンヌが布で包まれたお弁当を見せた。



「あ〜!! 俺の弁当…。」

 アレイユは頬を少し膨らませて、リュンヌの手から奪い取る。



「も〜お兄ちゃん達遅れちゃうよー!」

 キッチンの方から少女が声を上げながら歩いてくる。



「アレイユ早く弁当しまえ。」


「お、おう!」

 慌てながらカバンに弁当を詰めた。



 アレイユとリュンヌは声を揃えた。

「いってきま〜す!!」



「アレイユ兄、リュンヌ兄いってらっしゃ〜い!」

 薄いピンク色したロングヘアーの少女は、笑顔で大きく手を振った。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 アレイユとリュンヌは王城にある大きな一室、騎士団王室にいた。


「これよりコスモス王国コスモス騎士団の、入隊式を始める!」

 長い茶髪の髪と髭の騎士団長のたくましい声が、部屋に響いた。



 次々に騎士団長に名前を読み上げられ所属部隊が決まって行く。

 アレイユとリュンヌはソワソワしながら、自分の名前が呼ばれるのを待っていた。



「レオ・アレイユ第3部隊!レオ・リュンヌ第3部隊!」



 アレイユとリュンヌは顔を見合わせると、お互いに明るい表情では無く少し暗い表情をしていた。

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