表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

せい、よくしこうていし

性、欲思考停止【仮】

作者: RYUITI

軋む音、強く揺れる白いベッド。

対となるのはゆっくりと動く身体。


身体を駆けるように速くなる指使い、

少しだけ洩れる嬌声。


女は、

白い息をはーっと吐いて、

赤みの灯った頬のままゆっくりと睡魔に誘われて深く眠りに落ちる。


今眠りについた女の名前は鳩葉根サチ。

少し前に異常者の判定を受けて以来、

表に戻ることもなく自らのネイチャーで作り出した空間の中で静かに生きている。


鳩葉根サチのネイチャーは性的興奮と欲求が引き金となって発現した。

誰にも見られる事は無く、

誰かが入って来ることもない遮断された自分だけの部屋。


当人はこの力を使ってもう異常者を四人も倒しているというのに、

一向に醒めない性的欲求に呆れ、

深く溜め息を洩らして、

部屋にあるモニターから外の世界にいる次の標的の異常者を監視する。

次の相手はどうやら私と同じ女性らしい。


相手を確認した所で、

上下水色の下着に履き替えて相手の隙をモニターから伺う。


いつも通り、相手の後ろを取って縛れば私の勝ちだという思いを頭の中一杯に巡らせる。



対象者の女の子が脱衣所へ向かったのを確認した後、

私は表に出ようとした。


出ようとしたけれど、

今に襲ってくる強烈な眠気とゾクりと震える感覚に少しだけ、

面倒な事を覚えながら、

どうせ一時的なものだろうと思って、

対して気にも留めずに表側へと侵入して、

女の子の後ろを取った。



取ったハズだったのに。


対象の女の子はこっちを向いて笑っていた。


女の子の右手には銀色のハサミが握られていて、



そのまま――私の視界一杯にハサミが迫ってくる



ギチリと音がなった後、



静かに、赤い滴が落ちた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ