表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

44/56

留置所

 本当に! ナメられては困る! お困りだ! 俺はぷんぷんと怒り心頭に発しながら、格子から外を見上げた。


「まぁ落ち着け。こうなっては仕方あるまい」

「だけどヘルト……!」


 簡単に言えば、俺達は逮捕された。

 現在留置所という訳だ。


 街の人たちからは「ありがとうよアヴィス!」「ありがとう!」「ありがとう!アヴィス!」と感謝されたものの。

 ミリニオ教信者をボコボコにした挙げ句その店は爆破。

 中にいた数名の信者客を巻き添えにしてしまったらしい。


「キルスコア稼ぎまくり!」


 と俺達は檻の中でハイタッチ。

 こう見えてヘルトもミナチの実で食堂の店主にした事で「ミリニオ教きらい」になり、これまでの旅路での所業で「だいきらい」になっているらしい。

「見つけたら殺そうな」と俺によく言った。

 こいつ俺と前世同じらしくてエグい。


「しかしどうする? 脱走するにはそれなりの労力がいる」

「俺にまかせろ」

「どうするつもり」


 ヘルトは壁に頭突きをかました。

 すると、壁はどんがらがっしゃーん、と崩壊。


 ほーん。さすが破壊神じゃん。


「ここからどうするの?」

「エリクサーの効果は?」


 さっきも言った通り、〈拒絶〉と〈等価〉が使えない。


「〈不平等〉は?」

「使える」


 ぬっと、服を突き破って腕が現れる。

 おそらく俺が神すぎて粗悪なエリクサーが聞かなかったのだ。


「じゃあそれを使い、警察を無力化しろ」

「了解!」


 うおおおおお! 犯罪者になります!


「何事だ!」

「なっ……何故動けるキサマ!」

「聞いてないからねェ!」


 ちなみに警官の鑑定曰く俺の今の戦闘力これらしい。


 ────────────────

 シャム・アヴィス  16歳

 ライク:クラフト

 第二段階:拒絶

 第三段階:等価

 第四段階:不平等

 戦闘力:2,5000

 状態異常:能力使用不能(あと3時間)

 ────────────────


 んで、警官の戦闘力は平均8万らしいね。

 あー勝てね。勝てね。 勝てねーっす。ワリ。勝てね。

 戦闘力に差があるので~? 勝てねーっす。


「諦めねぇ?」

「創造神が弱音を吐くな」

「そうは言うけどよ。無理だぜ? 神とかなんとか言うけど俺ただの転生者だし。お前の暴力でどうにかなんねぇの?」


 ちなみにこれはヘルトの戦闘力。


 ────────────────

 ヘルト  19歳

 ライク:なし

 戦闘力:9,8000

 ────────────────


 じゃあ全部こいつでいいじゃんって話になるよね。

 そもそも腕が増えて敵対者がちょっと弱くなったからなんだってんだ。俺の戦闘力は2万ですよ。警察の戦闘力は8万ですよ。こいつの戦闘力9万じゃん。ほぼ10万ですよ。

 なんでこいつライクもなしに筋力だけで10万近い戦闘力保持してんの? 毎日鍛えてるから? でもこいつギャンブルで全財産失うんだぞ? 馬鹿なんだぞ?

 なんかずりーって。

 俺みんなにうっすら馬鹿にされてんのに。

 お前めっちゃ強いじゃん。


「嫉妬パンチ!」

「どうした」


 腹筋固くて普通に拳が腫れてきて鬱。


 なんやねんこいつ。もう俺要らないじゃん。

そういうところだよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ