地下室
これはなんの面白みもない試し書きのようなものです。
よほど興味がなければ読まずに時間を有効活用したほうがよろしいかと。
「……ん…?」
眠ってたのか…?
まて、私は何をしていた?
記憶がない
たしか…
友人と一緒に旅行に来ていて…
だめだぜんぜん思い出せない。
「ここ…どこだ…?」
ここがどこなのか
どんな状況なのかもわからない
わかるのは
友人とははぐれたみたいだってこととここは地下室らしいってことだけだ
「おーい、誰かいないのかー?」
…返事は返ってこない
誰もいないのか
「なんだ…?…これ…」
机の上になにか置いてある
これは…何かの鍵…?
「扉の鍵…なわけないし…なにに使うんだ…?」
というかなぜ私はこれほどまで冷静でいられるんだ?
まぁそんなことはどうでもいいか、冷静に判断できるのは良いことだ
「とりあえず、この鍵をどこに使うのか特定しないと、」
部屋にあるものは
証明、古びた机と椅子、暖炉、扉への階段、扉、時計、懐中電灯…懐中電灯は携帯しておこう
「時計はあっても午前か午後かわからないしそもそも今日は何日なんだ…」
そういえばこの前読んだ本に仕掛けとして時計が使われていたような…少し詳しく調べてみることにしよう
「これは…鍵穴じゃないか」
思ったより簡単に見つかったな、と思ったがどうやらこの鍵じゃないらしい、残念だ
「じゃあいったいどこの鍵なんだ…この部屋、不衛生そうだし早めに出たいんだが…もう少し部屋を詳しく調べてみるか…」
まずは机と椅子だ、ただの机と椅子に見えるが裏に何かあるかもしれない、と思ったが特になにもないようだ
次は…階段の裏のスペース…
なにかあるな…これは…
水と食料か、長く居ても安心だと?
とりあえず水はもらっておこう、
「そして…これは…」
大きな箱?鍵穴がある
しかしどうやらこの鍵穴も違うみたいだ
次は…いよいよ暖炉の中か…できれば調べたくないが…
懐中電灯を使って中をよく見る。
なにか小さい箱があった、
「もうこれしかなさそうだし…たぶんこの箱の鍵だよな…」
期待を込めてそう言った
よし、この箱の鍵だったようだ、中には…
「鍵か…」
この部屋に私を閉じ込めたものは謎解きというより鍵が好きらしい
鍵がかかったものは階段の裏の箱と時計か…
階段の裏の箱に鍵を使ってみた、どうやらこの箱の鍵らしい
「また鍵か…それと…水か」
なぜここで水なのかはわからないが…
と、たぶんこの鍵は時計の鍵だよな…
やっぱり
「これも鍵か…そろそろ扉の鍵が出てもおかしくないよな…」
私は扉にこれを使ってみた、なんと扉の鍵があいた!これで自由だ!
「よし!」
扉を開け一歩踏み出す
あれ…?
なぜだ?
なぜ私は…
倒れている…?
あぁ、まず最初からおかしかったんだ…
こんな簡単に部屋を出られるわけがない…
こいつらの遊びの道具だったわけだ…
不様だ…
いや、私には、ちょうどいい最期かもな…
「…ハハ……」
この試し書きが初投稿になります。
趣味程度の活動になると思います。
なんとなく、書くのが楽しかったので。
それと、急展開すぎるのでもう少し長くかけるように練習したいですね。