表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

4.警報

申し訳ありません。書き終わっていないものを投稿してしまったようなので、編集し直しました。次からは気をつけます。

 「アルファ、チェックリストを出してくれ。」

 アルシア3号はアルファという人工知能を搭載している。一部の船は船内のあらゆる設備を管理する権限を持ち、人間のように話す人工知能を搭載するが、アルシア3号はそうなっていない。


 アルシア3号の場合、本社の決まりでコンピューターは信頼性の高い旧式のものを使っていて、アルファも管理できるのは必要最低限のもののみ、話す声も無機質な電子音声といった具合である。


 確かにアルファは他の人工知能に比べて扱いにくいところはあったものの、アルシア3号の乗員たちは、アルファを気に入り、頼りにしていた。 


 アルファは画面にチェックリストを表示させる。これに書かれている通りに操作をすれば問題は解決するはずだ。


 「13番エンジンオフ。異常なし。」

 

 「航行ニ支障ハアリマセン。」


 これ以上被害が出ないように故障したエンジンを停止させ、残りのエンジンで航行を続ける。


 しかし、今度は別の警報が鳴り始めた。自動操縦が解除されたのだ。先程のただやかましいだけの警報とは違い、ぞっとするような音だった。


 なぜか電気系統のトラブルが多発する。


 その後はもう滅茶苦茶だった。様々な警報が鳴り響き、どこから手をつけたら良いのかわからなかった。


 幸い、アルファが操作の手順を表示してくれたので、なんとか正常に戻すことができた。 


 しかし、どうも自動操縦の調子が悪い。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ