魔族の集落。
もはやタイトルにこだわらないことに決めました。
ようやく魔族の集落が見えてきた。ある程度の規模までは発展している。俗に言う「Wi-fi」もとんでいるようで、ビルやらの入口あたりにWi-fiマークがついている。まあ、僕は、スマホとか、パソコンとか、持ってないけど。持ってないけど。
あったほうが便利なのだろうが、如何せん金が無い。その辺の問題はすぐに解決したほうがよさそうだ。
ちなみに、この集落というのは都市を基準に考えたものであり、元居た世界、つまり地球の東京の中心部の新宿と同等程度の発展はしている。これで村とかどんだけ発展してるんだ都市となるレベルで・・・。
宿を探してさまよっていたら、結局夕暮れになってしまった。レストラン的なところを探さなければいけないが、生憎金がない。ちくせう。売れるものといえばしかの肉と道中襲ってきた山賊から巻き上げた宝石・・・宝石うろう。そうしよう。即決。
質屋に入れたら結構な大金になったので生活まで安泰。ラッキーというか、なんというか。
夕食は中々良いレストランを見つけたのでそこでとった。相変わらずこの世界の飯は手抜きが無くおいしいものばかりだ。
今日はちょっとよさげのホテルに宿泊した。ベッドがふかふかすぎてヤバイ。部屋はもちろん二部屋、埃の部屋と僕ら女子勢の部屋だ。僕ら女子勢っていうと何か違和感がすごい気がするが、気のせいだろう。気のせいだと信じたい。
そろそろ一章も終盤です。ちなみに私的な区切りでは魔王城下町に到着したあたりで一章を終わらそうと考えているので、もうすぐです。早く結末が見たいよって人は気長に待っていただくしかないです。申し訳ないです。
ミスなどあれば指摘していただけると幸いです。