表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
湖のほとりで〜カタリナ王国物語〜  作者: 望月 まーゆ
22/26

落城


☆22、落城


どんどん激しさを増す帝国軍の攻撃。

防御障壁を貼っているおかげで中までは敵軍も攻めて来れてないのが救いだ。


攻めて来られたら自分の身は、自分で守らないとならない。


街はもうめちゃくちゃだ!


人が居ないか全ての家を洗いざらい捜しては火を放っているーー



そして、とうとう教会にも敵軍が押し寄せて来た。


ガタン、ガタンと人が居ないか捜して周っているーー


息をひそめるソフィア達ーー


敵軍はある程度捜して、諦めたのか火を放って立ち去った・・・


ホッとするソフィア達だが木造の建物はあっという間に燃え上がった。


「大丈夫だーーはあ、はあ、・・・安心しろ。表向きは全焼して燃えているように見せて後ろ側はほぼ無傷になるようにリサに頼んである・・はあ、はあ、」

アーサーの息は明らかに洗い。



ーー城の障壁がもう、保たないーー


敵軍は城全体を覆い尽くす数で今か、今かと障壁の壊れるのを待っている状況だ。



#アーサー様・・・ごめんなさいなの・・・

もう、限界なの。#


ーーそうか。ありがとう、俺の中でゆっくりおやすみ。大好きなエルザーー


#ありがとうございます。その言葉だけで幸せなの。お役に立てずごめんなさいなの。#


「・・はあ、ハア、何言ってやがるお前が居なければとっくに全滅していたよ・・・」



城の障壁が突破された・・・・





雪崩のように次々に敵軍が城に押し寄せる。



国民たちは剣を振るうがそれ以上に敵の数が多過ぎるーー


国民たちは何も出来ずに次々に切り落とされ命を落とすーー



障壁突破から僅か2時間足らずでカタリナ城は落城した・・・




国民の約8割は命を落とした・・・






無情にも城には火を放たれてーー



帝国軍総攻撃開始からこの時3時間ーー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ