エピローグ 待たせたな!
エピローグ 待たせたな!
「待たせたな! 機械紳士! やっと揃ったぜ!」
「フフフフフ……御待たせ過ぎですよ唐揚くん」
「唐揚くんて言うんじゃねえ!」
「ほう……御褒美の唐揚は要らないのですかな?」
「要るに決まってんだろ! 馬鹿野郎! おいらの壱番だかんな!」
「御待たせしました! 靑き衣を纏いて金色の大地に降り立つもの、月虹靑!」
「なんだよ? おいらより先に名乗ってんじゃねえよ! ブルー!」
「具沢山カレー大好き! 月虹鬱金」
「イエローもなんだよ!」
「イエローって呼ぶな! ターメリックだもん!」
「面倒くせんだよ! 大まかに言ったらイエローだろ!」
「違うったら! 違うもん!」
「あはははは……では次はわたしが、緑の大地を汚す者赦すマジ! 月虹深翡翠!」
「ミドもかよ? 次はおいらだかんな! 名乗らせてもらうぜ!」
「紫のベールに包まれし毒の華、月虹紅桔梗!」
「オイラが名乗るって言ってんだろ! パーポー!」
「そんなの知らないわよ! 言ったもん勝ちでしょ!」
「朱に交われば朱くなる頬! 可愛さNo.1! 月虹光明丹朱」
「お姉ちゃん! 先越されちゃったよ?」
「良いの良いの! いきまさか!」
「うん!」
「天のスポットライトを浴びてゴー☆ジャスに輝く参姉妹! 長女ポジション! 月虹黃金K18」
「弐女ポジション! 月虹純銀SV100」
「参女ポジション! プラチナとパラジウム両方大好き欲張り元気娘! 月虹白銀」
「もう! 地団駄踏まずにはいられねえ! 最後になっちまったが、名乗らせてもらうぜ! 世界で壱番いちばん唐揚大好き! 漆色月虹リーダー! 月虹唐揚激辛月の満ち欠け生命の神秘、月虹パワーと鉄の拳で悪を叩いて砕く俺達のパンチラインでノックアウトさ!」
「唐揚くん? わたしのオーダーは月虹石に導かれし4人だった筈なんだがね? それに漆色って謳っている割に9人いるように見えるんだがね?」
「機械紳士! 細けえ事なんか気にすんなって! 色々と繋がりとか腐れ縁とか面倒臭せえやむにやまれねえ事情ってもんがあんだよ! それぐらいさらっと流して察してくれよな! ここに来たって事だけでも拾分だろ! 月虹石に呼ばれたのさ俺達はさ!」
「あははははは……良いでしょう! それでは暁へとご案内致しましょう! 覚悟は御決りと察しました! それでは参りましょう!」
機械紳士のまわりに、プシューと紫の煙が溢れだし、集いし漆色月虹の面々を呑み込んでゆきました。
紫の霧の中に現れた、地獄の門の様な厳つい扉を開き紫の霧と共にしゅるるるるんと吸い込まれ扉はギギギギギッと閉まり消えてゆきました。
いざ、最終決戦へと……。




