わたしも同じですけれど、できないコトはできません。
今さらですけれど、異世界恋愛のタイトルを変えました。すでに79話も公開して、あと数回で終わるのに今さらです……。「☆お願いですからそっとしておいてください!」から「☆お願いですからほっといてください!」に変えました。お読みくださる皆さまからすれば小さな違いだと思うのですけれど、連載を始めてからずうっと「なんか、しっくりこない……」そう思い悩んでおりました。そしてやっと、しっくりくる語句を見つけました! でももう、終わるんですけど(苦笑)。
主人公のマユのペンネームは「ソウ マチ」といいます。そうです。わたしが主人公という設定です。けれどもマユは地味でおとなしくて、わたしとは全然ちがうタイプです。年代も30代(わたしは50代)ですから、そのへんもちがう。当初は自分を主人公にすれば動かしやすいと思って書いていたのですけれど、どんどん違う性格になっていった。
あまりにも地味で「この子、大丈夫なのか?」そう心配していたのですけれど、マユはやってくれました! 第70部分の「マユ、激怒する!」で思いもよらない暴挙に出ます! キャラが暴走し始めると、わたしにはどうしようもできません! 「ウソやろおおおお!?」と言いながら記録係に徹するしかない(涙)。地味でおとなしい人を怒らせると、怖いですね……。
「マユは意外と乱暴な性格だったなぁ……」そう思いながらお風呂に入っていました。お湯をチャプチャプしながらマユのことを考えていると、部屋のブザーが鳴りました。たいへん! お客様だ! お客様とは言うものの、来て下さるのは9割がた宅配便の同じお姉さんです。宅配のお姉さんが来た! わたしはあわててお風呂から出ました。
ソウ:はぁ~い!? どなたですか!?(←お姉さんとわかっているが、一応確認)
返事はありません。いつもと同じです。どうする!? ほっておく? でも再配達に来てもらうのも気の毒だし……。
ソウ:どなたですか~!?
やっぱり返事はありません。お姉さんはいつも無言なのです。もう! あきらめたわたしはバスタオルを巻いて玄関ドアを開けました。ガチャ……、
うわああああああああああああああああああ!! 廊下におじさんの悲鳴が響き渡った!! 廊下にいたのは宅配のお姉さんではなく、郵便局のおじさんでした!! しまった!! 間違えた!!
おじ:うわあああああああ!! ごめんねえええええええええ!!
ソウ:いや、こちらこそ……!
おじ:見てないから見てないから見てないからあああああああああ!!
思いっきり後ろへ顔をそらしていらっしゃるので、見ていないのはわかります。おじさんは首がもげそうな角度で後ろを向いたまま箱を床へ置くと後ろへ飛びのきました。
おじ:サインはいらんからサインはいらんから! ごめんねえええええええええ!!
ソウ:いえいえ、こちらこそ……!
わたしの謝罪は耳に入らないようすで、おじさんはつむじ風のように逃げ去ってゆきました……。驚かせて、ごめんなさい。おじさんが謝る必要なんて、なかったのに……。
頭のすみっこで宅配のお姉さんじゃない可能性もチラリと考えたのですよ。でもバスタオルで隠していれば平気だと思ったのです。わたしは平気でしたけれど、おじさんは平気じゃなかったらしい……。驚かせた上に謝らせてしまって、本当にごめんなさい。おじさんが謝る必要はなかったのですよ……。
ため息をつきながらお風呂へ戻ります。あたたかいお湯につかりながら考える。これは、アレだな。マユのせいだな。マユがとんでもないコトをやらかしたせいで、わたしもやらかしてしまった。まぁ、いいや(←あきらめた)。次から気を付けよう。
反省は次に活かすので、次の話題に移ります。たまにエッセイで「は?」というご感想をいただくので、その対処法というか考え方について書きます。
耳にイタイ厳しいご意見をもらうことがあります。けれども正当なご意見であれば厳しくとも、ちゃんと「〇〇してはどうか?」そう改善案をご提示くださっています。そういうご意見はありがたく参考にします。改善案が書かれておらず、一方的に非難(されたと私は感じる)ご意見に対してです。皆さまも一度くらいはご経験があるかもしれませんし、この先そういうご感想が寄せられるかもしれませんので、これについて書きます。
わたしはまずご感想を寄せてくださったお礼を書きます。そして「どの文章がお気に召さず、どう変更すればお気に召すのか代替案を教えてほしい」そうお願いします。お気に入るように修正するかは別として、まずどうすれば良いとお考えなのかを質問する。お返事をくだされば、その内容を検討する用意はあります。
ところがですね、その質問にお返事が返ってきたことがナイのですよ!! 一方的に投げられて、後は放置プレイ! そういう趣味はありませんから! 放置プレイで喜ぶ癖なんかありませんから!
何度か同じ目に遭遇して導いた仮説は「こういう方は相手の気持ちを察することができない & 読解力がない & 改善策を考えることができない」です。そもそもご感想を読んだ時点で「どこをどう読み間違って、そういう結論になった? そしてヒドイ言葉を書き込んだ?」アタマにいくつもの???が浮かびます。読み間違えるのは誰しもあることとしても、だからと言って心無い言葉を書き込んでいいとは私は思いません。けれどもこういう方は「こう書くと相手が傷つくだろうな」と想像するのが苦手なのでしょう。だから平気で書き込む。
けれども読み間違いもネガティブな語句の書き込みも、仕方のないことです。ですから丁寧に「どの文章がお気に召さず、どう変更すればお気に召すのか代替案を教えてほしい」そうお願いします。けれどもお返事が返ってこないのです。失礼を承知で言わせていただければ言いたいことだけ一方的に投げつけて、改善策を提示することも、対話することもできない方なのだろうな……そう思います。しないのではなく、できない。
そう思ってみると「…………仕方ないかなぁ」と思えます。いろいろとできない方が、なんか言ってきた。それに対して丁寧にお尋ねしても、その方には答える能力がない……。そもそも読解力がないから読み間違えたのだろうし、適切な言葉を選ぶことができないから傷つく書き込みをなさる。そして建設的に改善する策も浮かばない……。仕方ないですよね……。できない方に求めても、できないのですから……。
そういうワケで理不尽だと(あなたが感じる)ご感想を受け取った場合は、「どの文章がお気に召さず、どう変更すればお気に召すのか代替案を教えてほしい」という質問を投げかけるのも一つの方法かもしれません。それで対話ができれば一歩前進しますし、対話ができない場合はそういうコトができない方なんだと、あきらめるという方法もある……かも……しれません。
何かのお役に立てれば幸いです。
どうぞ平和な一日をお過ごしください♪♪