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第四六四話、連合艦隊、ソロモン諸島へ出撃


 九十一潜水隊がシドニー近海へ潜入した頃、連合艦隊主力も動き出していた。

 ニューブリテン島を離れた連合艦隊は、ソロモン諸島の間を突っ切り、サンクリストバル島のゲートと、異世界帝国艦隊主力との決戦のために突き進む。


 その陣容は以下の通り。



●連合艦隊直率:指揮官:山本 五十六大将

 

※連合艦隊旗艦(航空戦艦):「敷島」

         (戦艦):「安芸」「甲斐」

 第二十八戦隊(特殊巡洋艦):「那珂」「鬼怒」「由良」

 第三十五戦隊(防空巡洋艦):「天龍」「龍田」


 第十六航空戦隊(空母):「黒鷹」「紅鷹」

 甲型海氷戦隊甲:「海豹1」「海豹2」「海豹3」


・第二防空戦隊(軽巡洋艦):「能代」

 第三十六駆逐隊:「北風」「夏風」「早風」「冬風」

 第六十四駆逐隊:「清月」「大月」「葉月」「山月」

 第六十五駆逐隊:「浦月」「紅雲」「春雲」「八重雲」



●第一艦隊:指揮官:原 忠一中将


 第一戦隊(戦艦):「遠江」「播磨」

 第三戦隊(戦艦):「土佐」「天城」「紀伊」「尾張」

 第四戦隊(戦艦):「長門」「陸奥」「薩摩」「飛騨」

 第五戦隊(戦艦):「肥前」「周防」「相模」「越後」


 甲型海氷戦隊乙:「海豹4」「海豹5」「海豹6」


 第十三戦隊(重巡洋艦):「阿蘇」「笠置」「身延」「葛城」

 第十四戦隊(重巡洋艦):「高雄」「愛宕」「摩耶」

 第十八戦隊(重巡洋艦):「大雪」「姫神」「五葉」「三峰」

 第三十四戦隊(軽巡洋艦):「久慈」「天塩」「小矢部」「雲出」


・第三水雷戦隊:(軽巡洋艦)「揖斐」

 第十一駆逐隊 :「朝霜」「早霜」「清霜」

 第十二駆逐隊 :「高潮」「秋潮」「春潮」「若潮」

 第十五駆逐隊 :「朝靄」「夕靄」「雨靄」「薄靄」

 第十九駆逐隊 :「霜風」「沖津風」「初秋」「早春」



●第一機動艦隊:指揮官:小沢治三郎中将


 第六戦隊(戦艦):「伊勢」「日向」

 第七戦隊(戦艦):「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」


 第一航空戦隊(空母):「大鶴」「紅鶴」「赤城」「祥鳳」

 第二航空戦隊(空母):「大鳳」「黒龍」「鎧龍」「嵐龍」

 第三航空戦隊(空母):「翠鷹」「蒼鷹」「白鷹」

 第五航空戦隊(空母):「翔鶴」「瑞鶴」「飛隼」「瑞鳳」


 第十戦隊(大型巡洋艦):「雲仙」「剱」「乗鞍」「白根」

 第十一戦隊(重巡洋艦):「伊吹」「鞍馬」

 第十五戦隊(重巡洋艦):「妙高」「那智」「足柄」「羽黒」

 第十六戦隊(重巡洋艦):「利根」「筑摩」「鈴谷」「熊野」

 第二十戦隊(軽巡洋艦):「黒部」「遠賀」「成羽」

 第二十一戦隊(防空巡洋艦):「鶴見」「馬淵」「石狩」「十勝」

 第二十二戦隊(防空巡洋艦):「木戸」「岩見」「真野」「宇治」

 第二十四戦隊(防空巡洋艦):「狩野」「秋野」「伊佐津」


・第二水雷戦隊:(軽巡洋艦)「青葉」

 第十駆逐隊  :「秋雲」「夕雲」「風雲」「長波」

 第十六駆逐隊 :「雪風」「初風」「親潮」「天津風」

 第十七駆逐隊 :「磯風」「谷風」「浜風」「浦風」

 第三十一駆逐隊:「巻波」「高波」「大波」「涼波」


・第一防空戦隊:(軽巡洋艦)「大淀」

 第六十一駆逐隊:「秋月」「照月」「涼月」「初月」

 第六十二駆逐隊:「新月」「若月」「霜月」「冬月」

 第六十三駆逐隊:「春月」「宵月」「夏月」「満月」

 第六十六駆逐隊:「青雲」「天雲」「冬雲」「雪雲」



 主力艦隊は、山本五十六連合艦隊司令長官が率いる直率部隊と、戦艦、巡洋艦中心の第一艦隊。そして第一機動艦隊から編成される。


 第一艦隊は、ハワイ沖海戦での損傷戦艦が復活を遂げ、戦線に復帰した。『播磨』『遠江』は51センチ砲に主砲を換装し、攻撃力を増している。唯一の気がかりは、急いで戦線復帰をさせた手前、51センチ砲を使った射撃訓練が不充分なことか。

 巡洋艦は、旧東洋艦隊に所属していたイギリスの重巡洋艦、軽巡洋艦の鹵獲、改修艦が加わり、層が増した。


 また第一機動艦隊から、戦艦戦隊の第五戦隊と、第三水雷戦隊が第一艦隊に編入された。唯一、空母戦力は囮である海氷空母が最低限の防空任務を担う。


 そして第一機動艦隊だが、先に述べた通り、戦艦4隻と一個水雷戦隊が、第一艦隊に引き抜かれ、トータルで見れば水上打撃戦力がダウンした。


 しかし空母戦力はそのままで、大型巡洋艦を含めた巡洋艦戦力の配置は変わらず、防空能力には不安はない。


 以上の艦隊は、サンクリストバル島に向けて、正面から突き進み、異世界帝国艦隊の目を引きつける。


 なお、後方には巨大海氷飛行場『日高見』と、第八艦隊があって、主力部隊の防空支援や、艦隊交戦の援護を行う手はずとなっている。

 日高見には、南東方面艦隊こと、第一航空艦隊、第十一艦隊、別途任務を終えれば第九航空艦隊も参戦する予定だ。


 また、ソロモン諸島北方ルートからは、第二機動艦隊、第一〇艦隊が潜水行動と浮上航行を繰り返しながら移動。主力部隊と合わせて、迂回しつう敵艦隊撃滅に動く。


 連合艦隊の主力戦力を集め、日本海軍は突き進む。波濤を越えて。

 対する異世界帝国軍も、連合艦隊の動きに合わせて、迎撃の態勢を整えていく。まず口火を切るのは、航空戦か。

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