第1話
「おいコラお前何さぼってんだよ!この糞ガキが!」
パン!と頬を叩く音が響く。
「うっすいません... 」
僕は、今。
実の父に暴力を受けている
外出もさらには、話す事も怒られる
「おい。今から出かけるからちゃんと薪割っとけよ。」
「はい...」
逃げるしかない!僕は、そう思った。
父は、たった今出かけた。
僕は、ナイフ2本パンを3切れを取りそれを実行した。
そして僕は、ついに家を出た。
僕の家は、森で囲まれており、どこにも逃げる場所は、無い。
外出それが出来ないのは、そういう事だ。
そして、この世界はモンスターという魔物が存在する。
ただ、僕には、ナイフがある。だから、カルムが出ても大丈夫だ。
「ガサガサ」
後ろにある草木からガサガサという音が響く。
「ひっ!」
恐怖で縮こまるが、そこで出てきたのは銀色の鎧を着た騎士だった。
「なんでこんな所に子供が居るんだよ!?ここは、【タイトル】持ちか、【ラギシス】が無いと入れないぞ?」
「【タイトル】ってなんです...」
『ヴヴヴ』
【タイトル】について聞こうとしたとき、カルムのうめき声した。
「おい、少年俺の後ろに隠れてろ。」
「リダネです。分かりました!」
その瞬間、前にいたはず騎士が倒れた。
「は?」
リダネは、その状況が理解出来なかった。
なぜなら、前の騎士が死んでいたからだ。
そして、カルムはリダネに迫ってくる。
もう駄目だ。と思ったその時!
意識が途絶えた。
✱ ✱ ✱
『おい!起きろ!』
「..ん...ん?」
『ふぅ、やっと起きたか。』
謎の声は、リダネを呼んでいた。
そして、謎の声は、安堵の声を漏らした。