第一章終話 騒々しい朝と未来への思いを馳せて…
要望があれば夜の出来事を18禁で別に書くかもしれません。
ただNGがでたらアウト…。
「はぁ…昨日は大変だった…。」
おはようございます。レイ・ミカゲです。
昨夜はクイーンとレーヌに襲われました…。まぁ喰われないだけマシ…、というかある意味喰われたのか…。
その2人は俺の両隣で俺の腕に抱きついて寝ております。
「おはようございますお嬢様。昨夜はお楽しみでしたね。」
2人の寝顔を眺めていると、俺のお腹の上にケイが現れた。
っていうかその台詞は何処で覚えた…。本当にこいつは謎に満ちているな…。
「おはよう。まさかケイに裏切られると思ってなかったわ…。」
ケイが【変身】について2人に言わなければここまで…。いやどの道襲われていた気もするな…。
「いえ、教えたほうが面白っ…。おおっと。都合がいいかと思いまして。」
お前面白そうって言いかけただろ!でもそんなことだろうと思ったよ!
「どの道襲いそうな予感もしましたし。それにお嬢様もいい思いができましたよね?」
うん、全く反論できんな。いつか襲われそうな気もしたし、良過ぎる思い増したしな…。
「はぁ…。まぁいいわ…。それよりアリスとシュリはどうなってるの?」
いつもよりも早い時間に起きてしまったのだが、昨夜早めに休んだ2人が起きてきても不思議ではない。
むしろ今起きて部屋にきたら…。間違いなくやばいな…。
「その点はご心配なく。昨夜の夕食に一服盛りましたので。」
「おぃこら。なんて事してるんだよ…。」
それであの2人すぐ休んだのか…。てっきり訓練で疲れたのかと思ったぞ。
「ご心配なく、副作用や後遺症はない薬ですので。」
いやそう言う問題じゃないんだよ。まぁケイの事だから判って言っているんだろうけどな…。
「はぁ…。ほどほどにね…。」
「はい、ご了承されたのでこれからも楽しませてもらいます。」
ケイが嬉々として答える。ってかお前少しは自重せぃ…。
「では、そろそろ私は退散しますのでお楽しみを…。」
「うん…?お楽しみ…?」
俺の疑問に答える前にケイは姿を消した。なんか嫌な予感がするぞ…?
「ご主人様…♪」
「ふふ…♪おはようございます♪」
「あ…。あぁ…。おはよう…。」
両隣にいる2人はいつの間にか目を覚ましていたようだ。でも様子がおかしいぞ…。
「まだ外は薄暗いので…。お時間大丈夫ですよね…?」
クイーンがそう言うと2人揃って俺の体をさすったり、体を摺り寄せてきた。
「ちょっ…。2人とも落ち着け…。」
「お体のほうは正直なようですね…?」
2人でそんな所をさするんじゃない!握るんじゃない!
「朝のお勤めさせていただきますね…♪」
そう言われ、俺は再び2人に襲われた…。
「はぁ…。まさかこうなるとはなぁ…。」
2人に朝っぱらから襲われた後、俺は元の姿に戻り汗を流すために一人で風呂に入った。
今回は乱入してこないように2人に厳命した上でだ。じゃないと風呂に入る意味が無くなってしまう…。
2人に部屋の掃除を任せておいたから俺はこのまま調理場に行って朝食でも作ろうと思い廊下を歩いてた。
「あ…。ご主人様おはようございます…。」
「…。おはよう…。」
調理場前でアリスとシュリと鉢合わせになった。2人ともなんだか気まずそうにしているな。何かあったか…?
「おはよう2人とも。何かあったの…?」
「昨夜はお世話ができなくてすみませんでした…。」
アリスが申し訳なさそうに答える。シュリは何も言わないがすまなさそうに俯いている。
「ああ、いいのよ。(あれはクイーンとレーヌのせいだし…。)」
「え…?ご主人様今なんて…?」
やばい…。心の中で思った事が少し声に出てしまったらしい。
「いや気にしないで。大丈夫だからね。」
「はい…。それよりも…、ご主人様から何か変な匂いがします…?」
「そう言えばそうね…。今までに嗅いだ事のない匂いだわ…。」
風呂でしっかり洗ったはずだが…。残っていたのかな?
「そっ…。そぉ…?いつもと変わらないと思うけど…。それより早く朝食を作って済ませましょう。」
動揺しつつも誤魔化すように調理場に足を進める。
「う~ん…。何て言うんだろう…。変な匂い…。」
「そうね…。何かしら…?」
2人は首をかしげながら俺の後についてきた。大丈夫だよな…?
「「「「「頂きます。」」」」」
食堂にクイーンとレーヌも来て、5人で朝食を取った。今日の朝食は世界樹の蜂蜜を使ったホットケーキだ。
「ふあぁぁぁ…♪甘くて美味しいですぅ…♪」
「普通の蜂蜜と全然違うのね…。凄く美味しい♪」
アリスは世界樹の蜂蜜の甘さでトリップして、シュリは自分達がこのダンジョンに来る以前の蜂蜜よりも美味しい事に驚いてた。
クイーンとレーヌも美味しそうに食べているし、やっぱり普通の蜂蜜から世界樹の蜂蜜に切り替えだな。
でもこの蜂蜜はアイテムとしての効果も高いので、仲間内でしか食べれないな…。売りに出したらとんでもない事になりそうだ…。
「それだけ美味しいって言ってくれると作った甲斐があるわ。」
料理人ではないけど自分の作ったものが評価されると嬉しいしな。つい笑みがこぼれてしまう。
「ご主人様。あ~んっ♪」
アリスが自分のホットケーキをフォークで刺し、俺に向けてきた。
「ちょっとずるい!ほら食べなさいよ!」
シュリも対抗してホットケーキを俺に突き出してくる。
「ちょっと2人とも落ち着きなさい…。」
アリスとシュリがにらみ合っているので何とか宥めようとするんだが…。
「あらあら…。では2人の争いが済むまでご主人様は私達が…♪」
「はい♪お世話しますね♪」
いつの間にか俺の隣に来たクイーンとレーヌが俺の両腕を取り、ホットケーキを食べさせようとしてきた。
「「ちょっとお母さん!?」」
うん…。いつのまにか2人で俺を取り合う構図から4人で俺を取り合う構図に変わったよ…。
「ちょっと待つのじゃ!わらわもそれ食べたいぞ!」
寝坊して遅れてきたラースが食堂に飛び込み、乱入してきた。
「はぁ…。今日も平和だな…。」
呆れつつも賑やかな朝に俺はいつまでも彼女らが平和で過ごしてくれるよう願った。
夜だけでは終わりませんでした(笑
この話で第一章は終わります。
この後登場人物の紹介と、用語集を挟んで第二章へ突入します。




