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まおー様は自重してっ!!  作者: 聖 龍也
第一章(異世界にきちゃいました。ダンジョンを開発しましょう。)
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第23話 ダンジョンマスターとの戦闘?

世界樹のダンジョンマスターはドラゴンさんでした。

 【スカイエンシェントドラゴン】空を飛ぶ数多の龍の中でも最上位に位置するドラゴン。

 目の前にいる青いドラゴンに鑑定をするとそんな説明が出た。

「スカイエンシェントドラゴン?珍しいの?」

後ろにいるシュリに聞いてみると、伝説級のドラゴンだそうな。ゲームではいなかったよな…?

「ふむ、わらわを知らぬとは愚かな小娘だな。」

ドラゴンは俺を睨みながら威圧を放ってくるが、俺には通用しないな。

「常識に疎いものでしてね。それでスカイエンシェントドラゴンさん。できればダンジョンマスターを譲っていただけると楽なんですけどねぇ。」

言葉が通じるなら戦わずとも話し合いでなんとかならないかな?

「ふんっ!人間と羽虫如きが何を言うかっ!」

ドラゴンが叫ぶと世界樹の壁から木の槍が幾つも飛び出てきて、俺に向かって伸びてくる。世界樹そのものも操れるのな。

「はぁっ!」

気合と共に紫電で槍を切り払う。まぁ何もしなくともダメージはないだろうが邪魔になるしな。

「きゃあぁぁぁっ!?」

「なっ!?」

シュリ達から悲鳴があがり、振り向くとレーヌやシュリ達が蔦で体中を縛られ拘束されていた。

しかし何故亀甲縛りで…?

「…。これはお前の趣味か…?」

「縛り方は昔人族に教えてもらったやり方だぞ。なかなかであろう?」

この世界にも亀甲縛りあるのな…。ってか教えたの誰だコラ。

「しかし…。その娘は起伏がないからつまらんの。」

龍は縛られたシュリを見て残念そうに呟く。

「くっ…。このっ!」

シュリは悔しそうに顔を歪め、気を引き千切ろうとしている様だが力が足りないみたいだな。

「さぁこれで邪魔者はいない。小娘よわらわを楽しませてみっ!があぁぁぁ!?」

龍が何か言っている間に懐の飛び込み、飛び上がって顎を殴り上げ俺は宙に舞った。

「ぐっ…。このっ!」

「流石に一撃では倒せないか。ならばっ!」

空中に魔力で足場を作り、ドラゴンの真上から強襲を仕掛ける。

「舐めるなぁぁ!」

ドラゴンは口を開け俺を飲み込もうとするが、魔力の足場を幾つも作り、跳ね回る。

「ほらこっちだ!」

「ぐああぁっ!?」

ドラゴンの頬を思いっきり殴りつけると、ドラゴンは耐え切れずに吹き飛び壁に激突する。

「小娘が…。ただで済むと思うなよ!」

ドラゴンは吼えながら立ち上がるが、それはこっちの台詞だ。

「お前こそただで済むと思うなよ?お前は俺の機嫌を損ねたんだからな。」

「なんだと…?」

ドラゴンが睨みつけてくるので、俺は怒っている理由を叫ぶ。

「シュリの貧乳を弄っていいのは俺だけだっ!」

「アンタは何言ってるのよっ!?」

シュリは拘束されたまま、顔を真っ赤にして叫ぶ。あれ…?何か間違ったか?

「はっ!?思わず本音が出ちゃったわ。」

「それ余計に駄目でしょっ!?」

軽く舌を出してシュリに謝るけど、またビンタされそうだな…。





 「があぁぁっ!小娘共がっ!舐めるなぁぁっ!」

おっと、今は戦闘中だったな…。忘れてた…。

ドラゴンが叫びながら突進してきたので、とりあえず真正面から殴り飛ばした。

「うぐぉっ…。」

ってかドラゴンタフだな。あんまり手加減とか考えずに殴っているけど未だに倒れない。

いい事考えた…。これは俺自身のステータスの検証相手にはもってこいじゃないか?

「さて。じゃあお遊びに付き合ってもらうかな。」

俺は獰猛に笑うと覇気の出力を上げた。

「ひっ!?」

俺の威圧にドラゴンが怯んだ。ドラゴン相手にもちゃんと効くんだな。

そう思っていたらドラゴンは翼を広げて飛ぼうとしていた。

「この化け物めっ!付き合ってられんわっ!」

そう言って逃げようとする。逃がさんぞ?

「逃がすと思ってるのか?」

素早く背後に回りこみ、ドラゴンの尻尾を握って飛び上がれないよう邪魔をする。

「こらっ!放せっ!放さんかっ!?」

ステータスの数値的に普段はリミッターが掛かっていそうなんだよな。意図的に切ってみるか。

そういうわけである程度力を込めてドラゴンを振り回した。

「ぎゃあぁぁぁぁ!?」

地面に壁にとドラゴンを叩きつける。リミッター切ると力が段違いに出るな…。

「そぉれっと!」

ドラゴンを壁に叩きつけ、尻尾を放す。手の皮は…剥けてないってことは防御力も段違いらしいな。

「あぐっ…。ふぇぇ…。」

容赦なく振り回したせいか、ドラゴンはボロ雑巾のようになっていた。

まだ試したいことあるんだけど、これ以上やったら死んじゃうか…。いや待てよ…?

「よし、エクスヒール!」

治癒魔法をドラゴンに掛ける。敵にも効くようだな。

「なっ…!?」

俺が治癒したことを驚いているようだが、本当の地獄はこれからだぞ。

「これでまだ遊べるよね…?」

「ぴぃっ!?」

俺は微笑みながらも冷徹にドラゴンに問いかけた。




 その後魔法やらスキルやら武技を試しまくった。いやぁ良い汗をかいたなぁ。

「あんた何現実逃避してるのよ…。」

拘束されたままのシュリが突っ込みを入れてくる。

「いやだって…。ね…?」

現実逃避していたのには訳がある。それは…。

「ごめんなさい許してくださいあぅあぅがくがくぷるぷる…。」

ドラゴンは人族の女性に変化し俺の前で土下座をして振るえている。最上種のドラゴンじゃなかったっけ…?

とりあえず近づいてみるんだが…。

「ぴゃあぁぁっ!?」

変な叫び声を出して俺から距離をとってまた土下座をして振るえているし…。

やりすぎたか…?

「…。あんたそれどうするのよ…。」

レーヌや他の皆は驚きすぎて固まっているし、シュリは呆れたように突っ込みを入れてくる。

本当にこれどうしようかな…。

ドラゴンにすら弄られるシュリのアレ…。

今後ネタ化しそうだな。

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