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4.

クロです。

……診断の結果は精霊のいたずらでしたね。まあ、でも精霊がいたずらする原因は私の心らしくて。


つまりはもっと心を安定させろという事らしいのだけど。


私は気分屋だからなー。

日によって気分って変わるからどうしようもない。


……。時間が解決してくれるだろう。


それよりも。なんというか、凄い所だった。思わず遠い目をする。


おじいちゃんは優しかった。凄い優しかった。


でも、周りはカオス。ヤバイね。

こんなのが毎日とかストレスで禿げるんじゃない?てぐらいにヤバイ。


というかプチ戦争が常に隣で起きているのに平然としているというか。


まあ、この中で毎日仕事してたらメンタル強くなるのは当然なんだろうけど。


なんというか…こう……。

……。言いたいこと分かる?


なんか思ってたのと違う感が半端ない。


いや、なんかさ、魔法があるなら書類整理とか魔法なのかな?サインとかも魔法なんだろうなって思ってたんだよ。


そこは手作業だったけれども。

ほら、ものすっごい忙しそうだったじゃん?

そこに魔法使う?!てところで使ってたからさ、もっと効率良くやろうよって言いたくなるよね。


鍛錬とかの一種なのかなって思ったから何も言わなかったけど。


…なんかツッコミ属性付きそう。



診断を終えて、城を出る。お昼をたべに行くらしい。

今日は外食なのか。美味しければなんでもいいけどね。


ちりん、ちりん。と鳴る鈴にげんなりしながら歩く今日このごろ。


──あ、ちょっとリード引っ張らないで!

首輪が首に食い込む!


精霊はいたずら好きだけど、理由なしに悪質ないたずらはしない。

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