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寂しい彼女

チュパカブラに襲われていたため、更新遅れました。

大丈夫!

チュパカブラは生バナナの生バナナでああしてこうしてやったからもう平気だよ(^_^)v

今回のチュパカブラは手強かったな〜(^ω^)


「はい、そこまでー。二人ともそのままピットに入れ。他の生徒もピットに降りて来い。」


 アリーナ内に桂木先生が放送で声を響き渡らせる。

「よし、行くか。」

 千秋は鎧の首に当てた刀と股間に当てた左手を離し、アリーナ内の端にあるピットへ飛ぶ。

「ふんっ。」

 鎧は鼻を鳴らし、千秋の後ろを滑っていく。




 まるで選手席のような出入り口からグラウンドを囲む壁の中に入る。

 ピット内は広いが、真ん中に置かれている大きな機械以外特に何もない。

 そこには多分全員揃っていた。なぜ多分かというと、千秋は皆の自己紹介を聞いなかったため、何人の戦闘科の生徒がこのクラスに居るのか分からないからだ。

 桂木先生は思ってた通りタバコを吸いながら、立っている。隣には縦一メートル、横二メートル、奥行き三メートルくらいの3Dプリンターのような機械がある。

「二人とも蒼眼を外せ。やり方は装備する時と同じだ。」

 火気厳禁という貼り紙にタバコを押し付け、火を消した。ジュッと焼ける音がする。これにはツッコミを入れるべきなのか否か。

「こっち見てないでさっさとやれ。」

 作戦変更。言わず、見ざる、聞かざる。

 千秋は言われた通りに装備を外そうとする。

(蒼眼を外したい。)

 ・・・しかし、何も起こらなかった。

 隣では、マジメガネが一瞬光に包まれ、次の瞬間には元の専用スーツ姿に戻る。

(そうだった。俺のは特殊だったな。いいよな、思うだけでいいなんて。)

 刀を胸に刺そうとするが、刃渡りが長すぎてまるで切腹するようになった。

 刺した瞬間、マジメガネと同じように光に包まれ元の姿に戻っていた。

 右手には元に戻ったサバイバルナイフが握られている。そこは問題無い。しかし、刃があるところが問題がある。 サバイバルナイフの刃先が、腹寸前まで迫っている事だ。もっと深く刀を刺していたら大惨事だっただろうな。次からはそこも気をつけなくては。

「遅い。私の指示は出された時点で終わってるようにしろ。いいな。」

 そんな無茶な。

「返事は。」

「「「はい!」」」

 ピットに生徒の声が響く。

「よし。それじゃあ、メガネ。蒼眼を装備しろ。」

 よかった、俺じゃなくて。

 マジメガネは指示を聞いた瞬間、装備した。桂木先生の無茶な指示を守ろうとしているのか。

 マジメガネの蒼眼は、さっきの訓練で目に見える武装を全て失ったせいで、ただの分厚い鎧になっている。

「メガネじゃねぇ、江嶋秀明だ!」

「負け犬の名前なんて覚える意味はねえよ。」

 あ、傷えぐるようなこと言ったら。案の定、マジメガネはきれた。今は裏だからな。

「ちっ、てめぇ舐めてん「あ゛あ゛?」、すいませんでした。」

 どんな奴でも一瞬で黙らせる眼を持つ女。それが桂木桜子だ。

「時間掛けたくないからさっさとやるぞ。まず、完敗してボロボロのメガネを準備する。」

 また、傷に塩塗り込むようなことを。

「そもそも、あれは本気じゃなかったから負けても関係ねぇんだよ。」

「ほう、私の授業で手を抜いたのか。」

 鋭い視線がマジメガネを刺す。

「抜いてません!超本気でした!」

 マジメガネもこうなれば安全だな。

「武装は再装備しても治らない。なら、どうする。今頃ピットに入ってきた大阪人。答えろ。」

「ひっ!堪忍やで。少しトイレに行っとっただけでサボってたわけとちゃうんや。それと、うちは美咲みさきや。」

 女の子が立ち上がった。どうやら、ばれないように匍匐ほふく前進で入ってきていたようだ。制服の前部にホコリが付いている。

 その女の子は、身長は皐月ぐらい、長いポニーテイル、少し色黒だ。胸は真加奈級だけど。皐月と並ぶとその差が一番目立つな。

「答えが合ってたら見逃してやろう。」

「えーと、あれや。えーと。・・・そうや。壊れた所にドゥーム金属足せばええんとちゃうか?」

 おどおどしながら必死に考え、答えを出す。

「まあいいだろ。あの大阪人が言った通り足せばいい。それをするのが、こいつだ。」

 バンッと勢いよく3Dプリンターみたいな機械に手を載せた。手が載せられた所には精密機器と書かれている。誰か、あの先生に字の読み方を。

「メガネ、蒼眼を外せ。」

 さっきから装備したり、外したり大変だな。

「お前の蒼眼はメガネだったよな。」

「そうです。」

「貸せ。」

「えっ、あ、はい。」

 メガネを外し手渡す。

「メガネ取っても目がεεにはならないんだな。」

「俺をなんだと思ってるんですか。」

 桂木先生は受け取ったメガネを例の機械の中の台座に載せた。すると、蓋がロックされ、中に銀色の液体が充満した。

「はい、これで数分待つ。」


 ~七分後~


 機械がピーっと音を上げ蓋を開く。

「はい、修理終わり。メガネ、装備してみろ。」

 充満していた液体はなくなっていた。まるで、メガネが吸い取ったようだ。

 機械から取り出したメガネをマジメガネへ投げ渡す。

 マジメガネは落としそうになりながら受け取り、掛けた。そして、蒼眼を装備する。

 光が晴れ、見えた姿は元のガトリングとビーム砲の連装砲が両手に、でかいカノン砲が背中に二門。元の姿だ。

「これはな、蒼眼合金を蒼眼に補給する機械、通称・・・蒼眼自動修復君だ。」

 今、絶対名前忘れて適当に付けただろ。機械の名前すら覚えられないなんて、なんかに呪われてるんじゃないか?

「言い忘れてたけど、お前らの蒼眼の素材は元々はドゥーム金属だが、人によって使えるように加工された物は蒼眼合金って呼ばれる。だから、厳密に言うと蒼眼の素材は蒼眼合金だってことだ。覚えとけよ、テストに出すから。」

 テストに出るという単語に皆反応する。

「馬鹿瀬、お前も少しこれに入れとけ。少しは蒼眼合金も消費されてるだろ。」

「先生、馬鹿瀬じゃなくて一番ヶ瀬です。」

 馬鹿はダメだろ。勝った方の名前も覚えてくれないのね。

 先生にナイフを渡し、機械に入れてもらう。千秋の蒼眼には損傷は無い。敷いて言うなら、羽根を撒き散らしたくらいだ。だから、修復はすぐに終わった。




「よし、次行ってみようか。」

 行くって、どこに?

「今男同士の戦闘だったから、次は女同士にするか。」

 せんとうって、銭湯のことかな。確かに見るなら男同士より女同士の所だな。

「そこのお前とお前、グラウンドに出ろ。三分後に訓練開始だ。」

 実を言うと最初から分かってた。訓練ですよね。呼ばれた女は誰かな・・・って皐月じゃねえか。もう一人は、さっきの大阪人って呼ばれてた少女だ。

 そんなどうでもいい事を考えていたら、少女が手を上げ、ブンブンと動かしながらながら意見した。

「せんせ、うちお腹痛いさかい棄権してもええやろか。」

 馬鹿なのだろう。せめて、お腹痛がるくらいの仕草はしないとサボれないぞ。

「聞こえなかったのか?三分後に訓練開始だ。蒼眼を装備してグラウンドへ出ていろ。」

 鋭い視線が少女を刺す。

「う゛、分かった。やればええんやろ!、やれば!」

 少女は思わず叫ぶ。そんなに嫌なのか。

「なんだ?その口の聞き方は。」

「ひっ、ごめんなさい。」

 千秋には桂木先生の顔が見えなかったからどんなものだったか分からないが、少女の反応を見ればだいたい分かった。

 少女は怯えるようにグラウンドに走っていく。その後ろに皐月が付いて行く。千秋が見ている事に気付くと、二カッと笑顔を輝かせ、「行ってきまーす。」と手を振ってくる。

「訓練終わった奴らは帰っていいから。」

 桂木先生の言葉を聞きながら、皐月に軽く手を振る。

「おい、一番ヶ瀬。俺はこれからここのシャワールームに行くが、お前もどうだ?」

「そうだな。汗も流したいし、俺も一緒に行かせてもらうよ。」

 シャワールームなんてあるんだ。豪華だね。俺が住んでたアパートよりすごいぞ。だってあのアパート風呂無かったし。

 出入り口のシャッターが降りる。どうやら訓練が始まるようだ。見たい気もするがまず汗を洗い流そう。千秋は、マジメガネとピットを後にした。





 グラウンド内の出入り口は全てシャッターが降り、シールドが張られた。

「皐月はん、お手柔らかにたのんます。」

「いやいや、本気で行くよ~。」

「助かるわー・・・ってなんで!?手抜いてくれへんの!?」

「えっ?だって、授業は真面目にやらないと。」

「ごもっともやねんけど。」

 口ごもる美咲を無視し、皐月は蒼眼を装備する。西洋の女騎士姿、でかい対物ライフル・ダネルNTW-20、スカート状のスラスターがひらひらと動く。

「大阪人、早く蒼眼出せ。あと三十秒だぞ。」

 その言葉に美咲は泣きそうな顔になる。

(う゛う゛、やるしかないんか?)

 目を閉じる。

(しゃーない。装備したないけど蒼眼を装備したい。)

 なぜここまで蒼眼の装備を拒んでいたかは、次の瞬間全員分かった。

 美咲を光が包みこむ。

 弾けるように光が消えた。

 そこには、戦国風の鎧を装備している少女が立っていた。その鎧は武田信玄のそれとそっくりだ。しかし、大きく違うところがある。

 胸だ。

 鎧の胸甲の部分が無い胸を強調しようとしている。

 全く無いわけではないが、有るか無いかで聞かれると、無い。皐月と並べられているから余計に寂しく見える。

 観客席からは、なんとも言えない視線が注がれている。


「これだから嫌なんやー!!」


 涙を流しながら心のそこから叫ぶ美咲だった。


べ、べつにあんたのために書いたわけじゃないんだからね!

たまたま、偶然書きたくなったから書いただけなんだから、勘違いしないでよ!

で、どうなの?今回の話は?

べべ、べつにあんたの意見とか感想とか聞きたいわけじゃないからね!

あんたなんかに読んでもらったってなんとも思わないんだから!

まあ、感想くれたら嬉しい、かも・・・。

っ、今のは違くて別に変な意味は!

ああ、もう!ばかーーー!!


※生バナナはすね毛の濃い男です。

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