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撃ち合う彼達

がっつり戦闘シーン書きました!!


あんまり剣や銃に詳しくないのでおかしな所もあると思います。

ごめんなさいm(_ _)m

それと、大阪弁の新キャラ出したんですけど、訛り間違ってるかもです。

ごめんなさいm(_ _)m

最後に、

頑張って書きましたので楽しんで下さい^_^


生バナナ印の林より

 大きな爆発が起こる。

 辺り一帯に煙が立ち込める。


「そこかぁー!」


 頭から足先まで全てを銀色の分厚い鎧に包んだマジメガネのガトリングが火を吹く。顔はヘルムに覆われて見えないが笑っているのだろう。

 煙の中から一体の天使が飛び出した。


「落ちろー!」


 空に居る天使に太いビームを連射する。

 天使は音も無く避け、左手のてのひらを向ける。

 その掌に銀色の光が集まる。


「吹き飛べ。」


 呟くと、銀色の光が放たれた。マジメガネのビームの数十倍の太さを誇る光が地面に当たる。

 大きな爆発が起こる。

 辺り一帯に煙が立ち込める。

 煙の中から一体のマジメガネが装備した鎧が飛び出した。長いから、以下鎧で。

「そうこなくちゃな!」

 鎧は滑るようにホバーで高速移動をしながら、ひたすらガトリングとビーム砲の連装砲を撃ち続ける。

(思ってたより速いな。)

 彼と平行に飛ぶ千秋へ降り注ぐ弾丸とビームは全て翼がはじく。

 千秋も左手でのビーム攻撃を止めない。しかし、千秋の攻撃はさっきのような高出力のビームではなかった。そのせいか、全て鎧に弾かれている。

「効かねえよ、そんな攻撃。それにしても、クソ厄介な羽だな。」

 鎧は高速移動を止めると、背中にある二つのカノン砲がぐるりと回り彼の両肩に固定された。折りたたまれていた砲身も伸び、射撃態勢に入った。

「なら、こいつでどうだぁ!」

 顔は見えないがニヤッと笑っている気がする。

 即座そくざに千秋は空中で止まり、全身を翼でおおった。

 まるでまゆのような姿になった千秋に照準を合わせる。


 ドガアアアアアアアン!


 フィールドの空気が揺れるような轟音と共に千秋を炎と爆発が包んだ。

 しばらくすると、煙を吹き飛んだ。

(翼で受け止めても痛みはない。痛覚までは感じないようになっているのか。)

 翼を広げた千秋が空中に立っていた。

 鎧を見ると動きが止まっている。

「このカノン砲でもダメなのかよ。どうしたものかな!」

 連装砲とカノン砲を再び撃ち始める。

「クソ厄介な銃だな。」

 さっきマジメガネが口にした言葉を真似る。

 弾をけ、はじいて、上段に構えながら鎧へ突っ込んでいく。

「こいつでどうだ?」

 鎧は避けようと後退するが間に合わない。自然と右腕で体を守ろうとしている。

 そのまま振り下ろされた刀は、右腕の連装砲の砲身を根元から切った。

(次、左腕による射撃。左腕を突き出してくるな。)

「っ、こっのぉ!」

 予想通り残った左腕の連装砲を突き出し、撃とうとするが遅い。ぎゃく袈裟けさりで切り上げられ、砲身が根元から無くなった。

(次、カノン砲による射撃。この距離で使うのは自殺行為だが、その他にやれることはないだろ。)

「まだだ!」

 また予想通りにカノン砲を肩に持ってくるが、左の砲身は切られ、右の砲身は左手のクローに握り潰された。

(まだ他に手があるのか?目に見える所は全てつぶしたが。)

「くっ、まだまだぁー!」

 破損はそんした連装砲とカノン砲を切り離し、後方へ滑る。すると、腹部の装甲が開き、中から無数のミサイルが飛び出した。

(武装を捨てたのは身軽にして回避するためか。くそっ。)

 千秋も翼に身を包みながら後方へ飛ぼうとするが、切り離された鎧の武装が爆発し、うまく下がれない。

 また爆発が起こる。

 また辺り一帯に煙が立ち込める。

 また煙の中から天使と鎧が飛び出した。

「ちょっ!お前、馬鹿なのか!あの距離でミサイル撃つなんて。」

 あの距離はミサイルは撃った本人も巻き込まれかねない、それこそ自殺行為だ。

 空中に立つ千秋がキレる。

「ははっ、あの距離で無傷かよ。」

 地上に立つマジメガネが笑う。

 訓練開始から五分が経っていた。

 鎧は、目に見える武装を破損はそん破棄はき。千秋は、至近距離でのミサイルですら無傷。

「もう、降参しろよ。武器無いんだろ。」

 左腕を向ける。

「まだあるんだな。楽しもうぜ!」

 鎧の両肩の装甲が開き、計六発のミサイルが飛び出した。

「その程度のミサイル、撃ち落としてやる。」

 掌に光が集まる。

「やってみやがれぇ!。」

 その言葉に反応するように、ミサイルの中から大量の小型ミサイルが飛び出した。

「マジかよ。」

 体を翻し、急降下する。それに続いてミサイルも降下して行く。地面すれすれで急停止し、地面と平行に飛ぶ。

(これで数を減らせただろ、ってあれぇ!?)

 後ろを見るとミサイルは一つも墜落せず飛んでいる。

(流石に全部受け止める訳にも行かないしな、どうしたものか。)

 急降下も急旋回きゅうせんかいも難なく追いかけてくる。ミサイルと千秋の距離が縮まってきた。

「なら、こうしようか。」

 後ろに掌の光を連射する。しかし、当たらない。なんと、ミサイルが避けているのだ。

(一つ一つが回避行動を取っている。面倒なミサイルだ。正直、これは隠し球として取って置きたかったけど、仕方ない。使うか。)

 千秋は翼を大きく羽ばたかせ、空中に銀色の翼の羽根と銀色の謎の粉を撒き散らす。すると、ミサイルは羽根に吸い寄せられるように飛びつき、爆散した。それ以外のミサイルも千秋にはついて行かず、観客席を覆うシールドに突っ込んで行った。

「本当クソ厄介だな、その羽。フレアにもチャフにもなんのかよ。」

 鎧はミサイルを撃った場所から一歩も動いていない。

「いい加減終わらせてもらうぞ。」

 地上すれすれを鎧に向かい飛ぶ。

「来いよ。」

 今度は右側の腰の装甲が開き、中から刀の柄が飛び出す。

「お前の太刀たちと俺のビーム刀、どっちの切れ味がいいか試そうぜ!」

 飛び出した柄を掴み、上段に構える。ビームが刀身を作り出した。

 千秋は刀を下段に構え、鎧に突っ込んでいく。





 観客席では生徒が騒いでいた。さっきからガトリングの弾やらビーム砲のビームやらが観客席にも流れてくるからだ。シールドが無かったらモザイクだらけになっていただろう。

 皐月は数少ない戦闘科の女子とその光景を、座りながら眺めている。

「ミサキチ、映画みたいで楽しいね!」

 グラウンド内の爆発を見て興奮している皐月。対して、ミサキチと呼ばれた女子は、長いポニーテイルを震わせ、皐月の腕に抱きつき、涙目になっている。

「もう堪忍してや。うち帰りたい。」

 またビームが流れてくる。

「あれ見て見て、こっち飛んでくるよ。」

「ぎゃー!死んでまうー!」

 シールドに当たり、散る。

「シールドあるから大丈夫だよ〜。もう、ミサキチは怖がりだな〜。」

「いや、あんたがずれとるんや。怖がるんが普通やで。」

「私は楽しいけどな〜。あっ、また爆発だ。」

「うっわー。怖くて見てられへんわ。」

 煙の中から二人が飛び出し、千秋が江嶋に何か怒鳴っている。

「あの蒼眼の肩、開くんだ〜。」

「のんきに言っとる場合とちゃうで。ミサイル飛び出してるやん。ああ、怖いわ。」

 ミサイルがミサイルを撃ち出し、千秋が飛び回り逃げている。

「あのミサイルすごいね〜。まだ一個も落ちてないよ。」

「ミサイルが攻撃避けるなんてずるいな。ん?一番ヶ瀬はんの翼からなんや出とるけど、羽根かいな?」

 ミサイルが次々爆発していく。

「千秋ちゃん、こっちに飛んでくるね。」

「急旋回しおった。あれ?ミサイルだけこっち来とらん?」

「本当だね〜。映画館顔負けの3Dだね〜。」

「いや、これはほんまに飛び出すやつや。」


 ドゴォォォォォォォン!


 目の前のシールドに何発ものミサイルが突っ込む。

「あはは。」

 楽しそうに爆発を見ている皐月。

「あは、あははは。ちょっとちびってもうたわ。」

 頬に涙が流れているミサキチ。

「トイレ行く?」

「冗談や!そんくらい怖かったちゅう意味や。ほんまに漏らしとるわけないやろ。・・・ちょっとトイレ行ってくる。」

 ミサキチは少し内股になりながら歩いて行く。きっとかなり危ない状況なのだろう。皐月は訓練に目を戻す。

 煙が晴れ、シールド越しに見えてきたグラウンドの中央では、地上戦が繰り広げられていた。





 すれ違いざまに刀を振るい、火花を散らせる。

 お互いに距離を取り、動きを止めた。その距離、五十メートルくらい。スタート位置に戻ったようだ。

「なかなかやるじゃねえか。女みたいな名前だからもっと弱いかと思ってたぜ。ハエみたいに飛び回りやがって。ハエはハエらしく、クソでも食ってろ。」

 その言葉に千秋が固まる。そして、静かに口を開き、静かに言う。

「今、なんて言った。」

「クソでも食ってろ。」

「そこじゃねえ。名前がなんだって。」

「あ?ああ、女みたいな名前って言ったんだよ。」

 目の色が変わる。本当に変わったわけでは無く、獣のような瞳になったのだ。

「そうか。」

 千秋は地面に足を付ける。そして、右足を引き体を右斜めに向け刀を右脇に取り、剣先を後ろに下げた構えをとる。脇構えだ。

 そこから、右足を更に大きく引き、前傾姿勢を取る。

 千秋が勢いよく走り出す。それに合わせ、鎧は左太もも部の外側の装甲を開かせ、中から大口径マグナムを取り出し、そのまま左手だけで構えた。

(まだあるのか。しかも、あれはS&W M500。)

 S&W M500は世界最強と言われる回転式拳銃だ。それが蒼眼によって作り出しされたとなると、威力は倍増しているのだろう。

 しかし、その銃を確認しても千秋は止まらない。

 狙いは千秋の頭に定められ、指がトリガーに掛かっている。


 ズドォン!


 腹に響く低い轟音。

 マグナム弾が、スローモーションのように顔に近づいてくるのが見える。


 ガキイイイインッ!


 次の瞬間、弾は斬り上げられていた。

 真っ二つになった弾の千秋の顔の右側に付いている仮面に掠り火花を上げる。

「馬鹿な!?」

「よく覚えておけ。」

 残弾四発も全て連射してくるが、反動が大きく命中率は低い。それでも二発は胸と頭への直撃コースだ。

 しかし、千秋には当たらない。


 ガキイイイインッ!


 さっきの一撃で振り上げられた刀を斜めに振り下ろし、まず頭に来る弾を斬り落とす。

「俺はな。」


 ガキイイイインッ!


 そのまま横に薙ぎ払い、胸へ来る弾を斬り落とす。二つになった弾が足元と頭の上を飛んで行った。

 鎧は、弾が切れた銃を投げ捨て、右足を引き体を右斜めに向けビーム刀を右脇に取り、剣先を後ろに下げた構えをとる。いわゆる八相の構えだ。

 対する千秋は再び脇構えで突っ込んでいく。

「名前の事を馬鹿にされるのがな。」

 刀の間合いに入り、両者一斉に刀を振るう。

「大っ嫌いなんだよ!」

 振り上げた刀が鎧の腕を弾き、その手からビーム刀の柄をはじき飛ばす。

 遠くに柄が落ちた。

 千秋は鎧の首に刀を添え、左手を股間に当てる。

「上と下、どっちがいい。」

 いくら分厚い装甲でもこの距離ならやれると思う。

「ははっ、下だけはやめてくれ。」

 鎧が両手を上げた。

「それは降参するという意味か?」

「ああ、参ったよ。」


 ビイイイイイイッ!


 アリーナ内にブザーが鳴り響く。

 訓練の終わりを告げるブザーだ。

 アリーナの大画面に映された残り時間は二秒。

(ずっと逃げ回ってればよかった。)

 今頃、単純な事を思いつきガックリと肩を落とす千秋だった。

次回、マジメガネと友達になります。


感想とか書いてくれてもいいんだからね!

※生バナナ林は男です

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